東京国立近代美術館
所蔵作品展

写真と美術の対話

Dialogue between Photography and Art from the Museum Collection

■会期 2000年8月8日(火)─9月23日(土)
■開館時間 午前10時30分から午後6時(入館は5時30分まで)
■休館日 日曜日・月曜日
■主催 東京国立近代美術館
■会場 東京国立近代美術館フィルムセンター展示室(7階)
営団銀座線京橋駅[出口1]より徒歩1分
都営浅草線宝町駅[出口A4]より徒歩1分
104-0031中央区京橋3-7-6
■観覧料
一般: 100円( 50円)
高校・大学生: 40円( 20円)
小・中学生: 20円( 10円)
*( )内は20名以上の団体料金、消費税込み
■お問い合わせ tel:03-3272-8600(NTT東日本ハローダイヤル)
http://www.momat.go.jp(東京国立近代美術館ホームページ)

人間の視覚そのものを複製するかのような写真術の発明は、近代を生きる人々の感じ方や考え方に大きな影響をあたえ、ひいてはこの時代の写真家や画家のあいだに実り豊かな交感の場をもたらしました。

すぐれた写真家であるとともにモダンアートの擁護者でもあったスティーグリッツや、美術から出発して、印画紙上の光の造形に新たな表現を見出したモホリ=ナジ、瑛九など、写真はその表現を成熟させていく過程で、つねにさまざまなかたちで美術との交流を持ってきました。また都市化や機械化が進む20世紀の社会環境にふさわしい“新たな眼”としての写真が切り拓く視覚や感性は、絵画や版画など他の視覚表現にもすばやくとり入れられていきます。

この展覧会は、いくつかのキーワードから主に20世紀前半の写真と美術の交流を探る第1章「新しい視覚」、1970年代以降の写真を用いた現代美術作品を紹介する第2章「現代美術のなかの写真」、それぞれの作品の主題や視点のゆるやかな共通性を手がかりに、写真作品と美術作品の“対話”を試みる第3章「写真と美術の対話」の三つの章から構成されます。写真と美術の織り成す表現の諸相のなかで、写真、絵画、版画、素描、彫刻など、約80点の当館所蔵作品の、新たな表情をご覧いただければ幸いです。