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年間カレンダー
2007年度美術館(本館)展覧会スケジュール
生誕100年 靉光展
AI-MITSU
共催:毎日新聞社
2007年3月30日(金)-5月27日(日)
*月曜日休館(2007年4月2日と30日は開館)
靉光 《眼のある風景》 1938年 
東京国立近代美術館
靉光 《眼のある風景》 1938年
東京国立近代美術館

戦争へと至る困難な時代の中で、きわめて個性的な作品を残した画家、靉光(本名・石村日郎、1907-1946)。描く対象に鋭く迫り、写実をつきつめ、そしてつき抜けて、比類ない幻想世界を築き上げた彼の作品は、今日においても私たちに強く訴えかけてきます。生誕100年の節目となる本展では代表作を網羅して、その画業を回顧します。

<巡回>
宮城県美術館:2007年6月9日(土)-7月29日(日)
広島県立美術館:2007年8月10日(金)-10月8日(月・祝)
アンリ・カルティエ=ブレッソン 知られざる全貌
"De qui s'agit-il?" Rétrospective de Henri Cartier-Bresson
共催:マグナム・フォト東京支社、アンリ・カルティエ=ブレッソン財団、日本経済新聞社
2007年6月19日(火)-8月12日(日)
*月曜日休館(2007年7月16日は開館し、翌17日休館)
アンリ・カルティエ=ブレッソン
《サン=ラザール駅裏、
パリ、フランス》 1932年 
ⓒHenri Cartier-Bresson / Magnum Photos
アンリ・カルティエ=ブレッソン
《サン=ラザール駅裏、
パリ、フランス》 1932年
ⓒHenri Cartier-Bresson / Magnum Photos

「決定的瞬間」の写真家として知られるアンリ・カルティエ=ブレッソン(1908-2004)。最晩年、自らが構成に関わった本展は、2003年4月パリで開幕、以降ヨーロッパ各地を巡回してきました。初期作から代表作まで、貴重なヴィンテージ・プリントを含む写真作品を中心に、初公開の資料類、そして絵画への深い関心を物語る油彩や素描など、約450点によって、その全貌をたどります。

<巡回>
本展は日本国内での巡回はありません
平山郁夫 祈りの旅路
Ikuo Hirayama: A Retrospective ― Pilgrimage for Peace
共催:読売新聞東京本社
2007年9月4日(火)-10月21日(日)
*月曜日休館(2007年9月17日、24日、10月8日は開館し、9月25日休館)
平山郁夫 《高燿(たかひか)る藤原京の大殿(おおどの)》 1969年 
株式会社ティラド
平山郁夫 《高燿(たかひか)る藤原京の大殿(おおどの)》 1969年
株式会社ティラド

戦後の日本画壇を代表する平山郁夫(1930- )の、60年にわたる画業をたどる回顧展です。広島県生まれの平山郁夫は、玄奘三蔵のインド求法の道やシルクロードを訪ね、風景としての歴史画とも言うべき独自の画風を確立しました。本展は、出世作の《仏教伝来》から、近年の院展出品作を含めた代表作約80点で構成。薬師寺の玄奘三蔵院壁画に関連する作品も展観します。

<巡回>
広島県立美術館:2007年11月2日(金)-12月24日(月・振休)
日本彫刻の近代
Modern Age in Japanese Sculpture
From its Beginnings through the 1960s
共催:日本経済新聞社
2007年11月13日(火)-12月24日(月)
*月曜日休館(2007年12月24日は開館)
荻原守衛 《女》 1910年 
東京国立近代美術館
荻原守衛 《女》 1910年
東京国立近代美術館

仏像や置物など、固有の彫刻の伝統を有するわが国に、西洋の塑像技術が本格的に移入されるのは明治半ばのことです。とりわけ明治末から大正期にかけて、ロダンに共鳴した高村光太郎、荻原守衛らによって優れたブロンズ像が生み出され、また伝統的な木彫表現の革新が図られるなかで、わが国の「近代彫刻」の幕は開けました。本展は、わが国の近代彫刻の歩みを、その黎明期から戦後の1960年代まで、時代を画する約100点の作品によって通覧する試みです。

<巡回>
本展は宮城県美術館、三重県立美術館からの巡回となります
宮城県美術館:2007年8月7日(火)-9月17日(月・祝)
三重県立美術館:2007年9月26日(水)-11月4日(日)
わたしいまめまいしたわ 現代美術にみる自己と他者
Self / Other
2008年1月18日(金)-3月9日(日)
*月曜日休館(2008年2月11日は開館し、翌12日は休館)
キムスージャ 
《針の女 メキシコシティ、カイロ、ラゴス、ロンドン》(部分) 
2000-2001年 東京国立近代美術館 © the artist
キムスージャ
《針の女 メキシコシティ、カイロ、ラゴス、ロンドン》(部分)
2000-2001年 東京国立近代美術館 © the artist

多様な価値観の渦巻く現代の社会において、自分とは異なる「他者」の存在に意識を向け、異なる価値観を受け入れることは、いかにして可能となるでしょう。そもそも、私たちは自分のことを「わかって」いるのでしょうか。ものを見ること、認識すること、その主体を問うこと。そうした行為のひとつひとつを再考し、「私/他者」の新たな関係を切り拓こうとする現代の作品を、国立美術館のコレクションを中心に紹介します。

生誕100年 東山魁夷展
Kaii Higashiyama: A Retrospective
共催:日本経済新聞社
2008年3月29日(土)-5月18日(日)
*月曜日休館(2008年3月31日、4月28日、5月5日は開館)
*木・金・土曜日は20:00まで開館
東山魁夷 《道》 1950年 
東京国立近代美術館
東山魁夷 《道》 1950年
東京国立近代美術館

東山魁夷(1908-1999)は自らの内面を自然の風景に深く託した心象風景で高い評価を得るとともに、多くの人々から親しまれました。生誕100年を記念したこの展覧会では、初期から戦後まもなくの《残照》、《道》、そして後年の唐招提寺御影堂障壁画の《濤声》、《揚州薫風》などに至る代表作およびスケッチ等、全154点で東山魁夷の芸術の本質に迫ります。

*この期間、ギャラリー4も東山魁夷展会場となります
<巡回>
長野県信濃美術館 東山魁夷館:
2008年7月12日(土)-8月31日(日)
リアルのためのフィクション
Fiction for the Real
2007年3月10日(土)-5月27日(日)
*月曜日休館(2007年4月2日と30日は開館)
イケムラレイコ 
《横たわる少女》 1997年
イケムラレイコ
《横たわる少女》 1997年

「リアル」なものの捉えにくい現代社会において、アーティストたちはどのような表現を生み出そうとしてきたのでしょう。東京国立近代美術館、京都国立近代美術館、国立国際美術館のコレクションを中心に、イケムラレイコ、ソフィ・カル、やなぎみわ、塩田千春の作品約15点をご紹介します。

国立美術館のコレクションによる小企画展です
アンリ・ミショー展 ひとのかたち
Henri Michaux / Emerging Figures
2007年6月19日(火)-8月12日(日)
*月曜日休館(2007年7月16日は開館し、翌17日休館)
アンリ・ミショー 《無題》 1972-74年
アンリ・ミショー 《無題》 1972-74年

画家であり、詩人であるアンリ・ミショー(1899-1984)は、20世紀の芸術に独特な位置を占め、多くのアーティストにインスピレーションを与え続けてきました。彼の作品は常に、流れるような運動感を帯び、エネルギーの奔流に満ちています。そして、その中にはいつしか無数の人間の姿が浮かび上がるのです。初期から晩年に至るまでの代表的作品約60点により、その軌跡を追います。

崩壊感覚
The Sense of Collapse
2007年8月18日(土)-10月21日(日)
*月曜日休館(2007年9月17日、24日、10月8日は開館し、9月25日休館)
パウル・クレー 
《破壊と希望》
1916年
パウル・クレー 《破壊と希望》
1916年

観る者の郷愁を誘う古代ローマの遺跡、戦争や災害による破局の光景、あるいは時間の経過とともに朽ちていく人間や物質の姿。これら「崩壊するもの」のイメージは、その結果としての「廃墟」とともに、20世紀美術の底に絶えず流れていたといえます。その多様な意味を、過去・現在・未来の時間の相と照らし合わせて検討します。

コレクションによる小企画展です
天空の美術
Skies and Stars: Celestial Images
2007年10月27日(土)-12月24日(月)
*月曜日休館(2007年12月24日も開館)
川田喜久治 
《「ラスト・コスモロジー」より 
20世紀日本最後の金星蝕、東京》
1989年
川田喜久治
《「ラスト・コスモロジー」より 
20世紀日本最後の金星蝕、東京》
1989年

はるかな世界への憧れを託したり、また、かたちも重さもない空や星の光をいかに表すか追求したり――美術家たちはさまざまな方法で、空や星への思いを表現しています。大正時代の関根正二《三星》から現在の作品まで、絵画・写真・オブジェによってこのテーマをご紹介します。

コレクションによる小企画展です
特集 国吉康雄―寄託作品を中心に―
Yasuo Kuniyoshi: Centering on Deposited Works
2008年1月2日(水)-3月20日(木)
*月曜日休館(2008年1月14日と2月11日は開館し、それぞれ翌日休館)
国吉康雄 
《誰かが私のポスターを破った》 
1943年 (寄託作品)
国吉康雄
《誰かが私のポスターを破った》
1943年 (寄託作品)

明治末から戦後にいたる波乱の年月をアメリカで生きた画家、国吉康雄(1889-1953)。ユーモラスな初期の作品から、戦争の時代の不安を漂わせる女性像まで、2004年の回顧展を機に寄託を受けた作品を中心に、当館のコレクションを加え、20点あまりをご紹介します。

コレクションによる小企画展です
所蔵作品展 近代日本の美術
Modern Japanese Art from the Museum Collection

所蔵品ギャラリー(4F-2F)で開催される「所蔵作品展 近代日本の美術」では、関連する海外の作品を交えながら、20世紀初頭から今日までの日本の美術の流れを概観できるよう展示しています。約9500点におよぶコレクションの中から約180~250点を選び、時代ごとに章分けして構成しています。年5回大きな展示替があるほか、会期ごとに新鮮な切り口で特集展示を行い、多様な角度から所蔵作品に光をあてています。

◆展示期間および特集展示
2007年3月10日(土)-5月27日(日)
*月曜日休館(2007年3月26日、4月2日、30日は開館)
4F特集:群集の孤独 1920-40年代の人間像

2007年6月5日(火)-8月12日(日) 
*月曜日休館(2007年7月16日は開館、7月17日休館)
4F特集:劉生と麗子―岸田劉生関係資料より

2007年8月18日(土)-10月21日(日)
*月曜日休館(2007年9月17日、24日、10月8日は開館、9月25日休館)
4F特集:モダン都市 TOKYO

2007年10月27日(土)-12月24日(月・振休)
*月曜日休館(2007年12月24日は開館)
4F特集:梅原龍三郎

2008年1月2日(水)-3月20日(木・祝)
*月曜日休館(2008年1月14日と2月11日は開館、それぞれ翌日休館)
4F特集:明治・大正の点描表現

2008年3月29日(土)-5月18日(日)
*月曜日休館(2008年3月31日、4月28日、5月5日は開館)
*木・金・土曜日は20:00まで開館

4F特集:萬鉄五郎

*上記以外の期間は展示替え等のため休館します

川上涼花 《鉄路》 1912年
川上涼花 《鉄路》 1912年
岸田劉生 《麗子肖像(麗子五歳之像)》 1918年
岸田劉生 《麗子肖像(麗子五歳之像)》 1918年
高村光太郎
 《手》 1918年頃
高村光太郎
《手》 1918年頃
*所蔵作品展のご案内に使用している3点の作品は、常に会場に展示されているとは限りません
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The National Museum of Modern Art, Tokyo