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年間カレンダー
2008年度美術館(本館)展覧会スケジュール
生誕100年 東山魁夷展
Kaii Higashiyama: A Retrospective
共催:日本経済新聞社
2008年3月29日(土)-5月18日(日)
*月曜日休館(2008年3月31日、4月28日、5月5日は開館)
*木・金・土曜日は20:00まで開館
東山魁夷 《道》 1950年 
東京国立近代美術館
東山魁夷 《道》 1950年
東京国立近代美術館

東山魁夷(1908-1999)は自らの内面を自然の風景に深く託した心象風景で高い評価を得るとともに、多くの人々から親しまれました。生誕100年を記念したこの展覧会では、初期から戦後まもなくの《残照》、《道》、そして後年の唐招提寺御影堂障壁画の《濤声》、《揚州薫風》などに至る代表作およびスケッチ等、全154点で東山魁夷の芸術の本質に迫ります。

*この期間、ギャラリー4も東山魁夷展会場となります
<巡回>
長野県信濃美術館 東山魁夷館:
2008年7月12日(土)-8月31日(日)
カルロ・ザウリ展 イタリア現代陶芸の巨匠
CARLO ZAULI: A RETROSPECTIVE
共催:京都国立近代美術館、ファエンツァ市、エミリア・ロマーニャ州、カルロ・ザウリ美術館、日本経済新聞社
2008年6月17日(火)-8月3日(日)
*月曜日休館(2008年7月21日は開館、7月22日休館)
カルロ・ザウリ 《翼のある形態》 
1976年 カルロ・ザウリ美術館
カルロ・ザウリ 《翼のある形態》  1976年 カルロ・ザウリ美術館

現代陶芸の偉大な改革者の一人として国際的にも高く評価され、日本にも大きな影響を与えてきたイタリアの巨匠、カルロ・ザウリ(1926-2002)の没後初めての回顧展を、ザウリが制作していた地、ファエンツァ市との国際交流展として開催します。ザウリは、土の可能性を徹底的に追求したダイナミックな陶による彫刻作品を生み出すかたわら、繊細で緻密な建築壁面の制作やタイルのデザインでもその才能を発揮しました。本展では、1951年から約40年間の活動の軌跡を辿ります。

<巡回>
京都国立近代美術館[2007年10月2日(火)-11月11日(日)]、
岐阜県現代陶芸美術館[2008年4月19日(土)-6月1日(日)]からの巡回


山口県立萩美術館・浦上記念館:
2008年8月26日(火)-10月26日(日)
現代美術への視点6 エモーショナル・ドローイング
A Perspective on Contemporary Art 6: Emotional Drawing
共催:京都国立近代美術館、国際交流基金
2008年8月26日(火)-10月13日(月)
*月曜日休館(2008年9月15日と10月13日は開館、9月16日休館)
アヴィシュ・ケブレザデ 《裏庭》 2005年 
Courtesy of Ebrahim Melamed Collection / Honart Museum, Tehran 
© the artist
アヴィシュ・ケブレザデ 《裏庭》 2005年 
Courtesy of Ebrahim Melamed Collection / Honart Museum, Tehran 
© the artist

ドローイング特有の脆弱さに寄り添うことで、制作者の情動が引き出されているかのような作品を紹介します。ナリニ・マラニ、レイコイケムラ、奈良美智、マニュエル・オカンポ、アヴィシュ・ケブレザデ、ウゴ・ウントロ、ミトゥ・セン、辻直之、アマル・ケナウィ、坂上チユキなど、アジア・中東出身の16組を紹介。インスタレーションやアニメーションも展示。

<巡回>
京都国立近代美術館:2008年11月18日(火)-12月21日(日)
沖縄・プリズム 1872-2008
Okinawa Prismed 1872-2008
2008年10月31日(金)-12月21日(日)
*月曜日休館(2008年11月3日と24日は開館、11月4日と25日休館)
伊志嶺隆 
《「光と影の島」より 西表島・白浜》 1986年 個人蔵
伊志嶺隆 
《「光と影の島」より 西表島・白浜》 1986年 個人蔵

豊かな自然や伝統文化、あるいはその困難に満ちた歴史や政治的状況から、様々な出自の作家を創作へと駆り立ててきた沖縄。この展覧会は、こうした沖縄の場所性と視覚表現との関わりを、明治期から現代までを通して検証するものです。絵画、版画、工芸、写真、映画など250点を超える表現から見えてくる多様な沖縄のイメージの中に、政治、社会、文化にまたがる今日的な問いが鋭く立ち上がってくることでしょう。

高梨豊 光のフィールドノート
Yutaka Takanashi: Field Notes of Light
2009年1月20日(火)-3月8日(日)
*月曜日休館
高梨豊 
《「囲市(かこいまち)」より 池袋》
2006年 作家蔵
© Y.TAKANASHI
高梨豊 
《「囲市(かこいまち)」より 池袋》
2006年 作家蔵
© Y.TAKANASHI

写真家高梨豊(1935- )。50年近いキャリアの中で、「都市」はつねにその関心の中心にありました。カメラを換え、足どりを変え、ときに時間の堆積を垂直にたどる。一作ごとに方法論を転換しながら、重ねられてきた仕事は、それ自体が重層的な構造を持つ、都市的な作品群と言えるかも知れません。代表作〈東京人〉(1966)、〈町〉(1977)から最新作まで、そこに浮かびあがる都市の様相を、現在形でたどります。

1F特設ギャラリー  
特別公開  横山大観《生々流転》 (重要文化財)
Masterpiece from the Collection [1F]
Taikan Yokoyama, Metempsychosis (Important Cultural Property)
2009年1月20日(火)-3月8日(日)
*月曜日休館

1F特設ギャラリーにて、当館所蔵の重要文化財、横山大観(1868-1958)の《生々流転》を特別公開いたします。この作品は、大気中の水蒸気からできた一粒の水滴が川をなし海へ注ぎ、やがて龍となり天へ昇るという水の一生を、40メートルにもおよぶ長い画面に墨で描いた画巻です。壮大なスケールを持つ《生々流転》の魅力をご堪能ください。

*コレクションによる特集展示です
ヴィデオを待ちながら――映像、60年代から今日へ
Waiting for Video: Works From the 1960s To Today
2009年3月31日(火)-6月7日(日)
*月曜日休館(2009年5月4日は開館し、5月7日休館)
ヴィト・アコンチ 
《センターズ》 1971年 
Courtesy Electronic Arts Intermix (EAI), New York.
ヴィト・アコンチ 《センターズ》 1971年  Courtesy Electronic Arts Intermix (EAI), New York.

1960年代から現在までに制作された、国内外のアーティストによる映像作品を紹介します。絵画、彫刻といった既存のメディアを再考する機運が高まった60年代末、多くのアーティストがヴィデオやフィルムを用い、芸術の拡張をめざします。当時の実験的な試みと現代のアーティストの試みとを関連づけながら、60~70年代の映像表現が持つ今日的可能性を、約50点の作品によって明らかにします。

主な出品作家:ヴィト・アコンチ、フランシス・アリス、ブルース・ナウマン、野村仁、ポール・ファイファー、ロバート・スミッソンなど。

ゴーギャン展
Paul Gauguin
共催:NHK、NHKプロモーション
2009年7月3日(金)-9月23日(水)
*月曜日休館(2009年7月20日、8月17日、8月24日、9月21日は開館し、
7月21日休館)
*金・土曜日は20:00まで開館

ポール・ゴーギャン(1848-1903)の最高傑作、ボストン美術館所蔵の《我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか》(1897-98)を中核に据え、国内外に所蔵されるゴーギャン作品約50点によって構成されます。

詳細は展覧会ホームページ:http://gauguin2009.jp

建築がうまれるとき ペーター・メルクリと青木淳
Architectural Creation Peter Märkli and Jun Aoki
2008年6月3日(火)-8月3日(日)
*月曜日休館(2008年7月21日は開館、7月22日休館)
ペーター・メルクリ 「ドローイング」 制作年不詳  © the artist
ペーター・メルクリ 「ドローイング」 制作年不詳  © the artist

スイスのペーター・メルクリ(英語読みはピーター・マークリ、1953- )と日本の青木淳(1956- )。このふたりの建築家には、絵画や彫刻に対して強い関心を持っているという共通点があります。本展は、そんな彼らがつくるドローイングやスタディ模型などを多数展示することで、建築家のうちにあるアイデアがかたちをとっていく際のゆらめきを捉えようとするものです。

壁と大地の際で
Between the Wall and the Ground
2008年8月9日(土)-10月13日(月)
*月曜日休館(2008年9月15日と10月13日は開館、9月16日休館)

私たちの眼前に垂直に立ち上がる壁。私たちの足下に水平に広がる大地。世界を認識する基盤となるこの二つの「平面」は、絵画・写真・版画といった「平面」の上に、どのように表現されてきたのでしょうか。当館のコレクションを中心に、ジャン・デュビュッフェ、佐伯祐三、松江泰治などの作品を、「壁」と「大地」という視点から読み解きます。

*コレクションを中心とした小企画です
小松誠―デザイン+ユーモア―
MAKOTO KOMATSU EXHIBITION ―designhumour
2008年10月28日(火)-12月21日(日)
*月曜日休館(2008年11月3日と24日は開館、11月4日と25日休館)
小松誠

《Crinkle Series スーパーバッグ》
1997年 個人蔵
小松誠
《Crinkle Series スーパーバッグ》
1997年 個人蔵

1975年発表のクリンクルシリーズ――紙や布素材のシワを写し取ってカップや紙袋、パッケージ様の器とした作品――で一躍脚光を浴びた小松誠(1943- )は、現代のプロダクト・デザイン界を代表する作家として国際的に高く評価されています。磁器の鋳込み成形によるセラミックを主体にした豊かでユーモアのある作品には、快適な生活への提案が溢れています。

コラージュ――切断と再構築による創造
Collage: Creation by Severance and Reconstruction
2009年1月20日(火)-3月8日(日)
*月曜日休館

もとの文脈からイメージなどを切り離して挿入、組み合わせて新たなイメージを再構築するコラージュという手法は、20世紀初めに美術に意識的に導入されて以来、幅広く採用され、視覚や既成概念等に揺さぶりをかけながら、新たな表現を開拓してきました。この小企画では所蔵作品約30点により、コラージュが切り拓いた多様な表現の一端をお見せします。

クルト・シュヴィッタース
《E.+ E. シュヴィッタースより》
1947年
クルト・シュヴィッタース
《E.+ E. シュヴィッタースより》
1947年
*コレクションによる小企画です
木に潜むもの
What Lurks in Wood
2009年3月14日(土)-6月7日(日)
*月曜日休館(2009年5月4日は開館し、5月7日休館)

日本では古くより木に超自然的な性質を見出し、仏像などの制作に用いてきました。明治に入りこうした制作は影を潜めますが、その後もたびたび、木に単なる材以上の性質を見出し、それを造形に結び付ける試みが行われてきました。このような作品を、橋本平八から現在の作品まで、当館コレクションを中心にご紹介します。

橋本平八 《幼児表情》 1931年 
撮影:坂本写真研究所
橋本平八 《幼児表情》 1931年 
撮影:坂本写真研究所
*コレクションを中心とした小企画です
所蔵作品展「近代日本の美術」
Modern Japanese Art from the Museum Collection

当館(美術館)は、重要文化財11点(そのうち1点は寄託作品)を含む、日本有数の近代美術のコレクションを誇っています。所蔵品ギャラリー(4F-2F)で開催される所蔵作品展「近代日本の美術」では、関連する海外の作品を交えながら、20世紀初頭から今日までの日本の美術の流れを概観できるよう展示しています。約9600点におよぶコレクションの中から、重要文化財数点を含む約180~250点を選び、時代ごとに章分けして構成しています。年4~5回大きな展示替があるほか、会期ごとに新鮮な切り口で特集展示を行い、多様な角度から所蔵作品に光をあてています。

◆展示期間および特集展示
2008年3月29日(土)-5月18日(日)
*月曜日休館(2008年3月31日、4月28日、5月5日は開館)
*木・金・土曜日は20:00まで開館
4F特集:萬鉄五郎

2008年6月3日(火)-8月3日(日)
*月曜日休館(2008年7月21日は開館、7月22日休館)
4F特集:今村紫紅――「絵巻物模写」と「印度旅行スケッチ帳」

2008年8月9日(土)-10月13日(月・祝)
*月曜日休館(2008年9月15日と10月13日は開館、9月16日休館)
4F特集:旅行記としての美術

2008年10月18日(土)-2009年1月12日(月・祝)
*月曜日休館(2008年11月3日、24日、2009年1月12日は開館、
2008年11月4日と25日休館)
*年末年始休館:2008年12月29日(月)-2009年1月1日(木・祝)

4F特集:新宿中村屋につどった人々――大正時代の芸術サロン

2009年1月20日(火)-3月8日(日) *月曜日休館
4F特集:光と墨の水墨画 近藤浩一路の世界

2009年3月14日(土)-6月7日(日)
*月曜日休館(2009年5月4日は開館し、5月7日休館)
4F特集:北脇昇――思考のプロセス

*上記以外の期間は展示替等のため休館します

高村光太郎
 《手》 1918年頃
高村光太郎
《手》 1918年頃
中村 彝 
《エロシェンコ氏の像》 
1920年 重要文化財
中村 彝 
《エロシェンコ氏の像》 
1920年 重要文化財
パウル・クレー 《花ひらく木をめぐる抽象》 1925年
パウル・クレー 《花ひらく木をめぐる抽象》 1925年
*所蔵作品展のご案内に使用している3点の作品は、常に会場に展示されているとは限りません
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The National Museum of Modern Art, Tokyo