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2009年度美術館(本館)展覧会スケジュール
ヴィデオを待ちながら ―― 映像、60年代から今日へ
Waiting for Video: Works From the 1960s To Today
2009年3月31日(火)-6月7日(日)
休館日:月曜日[2009年5月4日は開館]、5月7日(木)
ヴィト・アコンチ 
《センターズ》 1971年 
Courtesy Electronic Arts Intermix (EAI), New York.
ヴィト・アコンチ 《センターズ》 1971年  Courtesy Electronic Arts Intermix (EAI), New York.

1960年代から現在までに制作された、国内外のアーティストによる映像作品を紹介します。絵画、彫刻といった既存のメディアを再考する機運が高まった60年代末、多くのアーティストがヴィデオやフィルムを用い、芸術の拡張をめざします。当時の実験的な試みと現代のアーティストの試みとを関連づけながら、60~70年代の映像表現が持つ今日的可能性を、約50点の作品によって明らかにします。

主な出品作家:ヴィト・アコンチ、フランシス・アリス、ブルース・ナウマン、野村仁、ポール・ファイファー、ロバート・スミッソンなど。

ゴーギャン展
Paul Gauguin
共催:NHK、NHKプロモーション
2009年7月3日(金)-9月23日(水)
休館日:月曜日[2009年7月20日、8月17日、8月24日、9月21日は開館]、
7月21日(火)
*金曜日に加え、土曜日も20:00まで開館します
ポール・ゴーギャン
《我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか》

1897-98年 ボストン美術館
ポール・ゴーギャン
《我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか》
1897-98年 ボストン美術館

Tompkins Collection-Arthur Gordon Tompkins Fund, 36.270 
Photograph © 2009 Museum of Fine Arts, Boston. All rights reserved.


ポール・ゴーギャン(1848-1903)の日本初公開となる最重要作品《我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか》を含む本展覧会は、この大作を中心に、国内外に所蔵される約50点のゴーギャン作品を展示、多面的で複雑なこの画家の仕事のエッセンスを今日的な視点から改めてとらえ直そうとするものです。

展覧会ホームページ:http://gauguin2009.jp

河口龍夫展 言葉・時間・生命
Kawaguchi Tatsuo   Language, Time, Life
2009年10月14日(水)-12月13日(日)
休館日:月曜日[2009年11月23日は開館]、11月24日(火)
河口龍夫 
《関係―種子、土、水、空気》 
1986-89年
河口龍夫 
《関係―種子、土、水、空気》 
1986-89年

河口龍夫(1940- )は1960年代から今日に至るまで、さまざまな素材を用いながら、物質と物質、あるいは物質と人間との間の、目に見えない関係を浮かび上がらせるという一貫した姿勢によって制作を続けてきました。これまでの主要作に新作を加えた本展は、関係がとり結ぶ「時間」や「生命」などについて私たちの想像力をかき立てることでしょう。

ウィリアム・ケントリッジ ―― 歩きながら歴史を考える
そしてドローイングは動き始めた……
William Kentridge — What We See & What We Know
Thinking About History While Walking, and Thus the Drawings Began to Move...
共催:京都国立近代美術館
2010年1月2日(土)-2月14日(日)
休館日:月曜日[2010年1月11日は開館]、1月12日(火)
ウィリアム・ケントリッジ 
《ステレオスコープ》のためのドローイング 
1999年 作家蔵 

© the artist
ウィリアム・ケントリッジ 
《ステレオスコープ》のためのドローイング 
1999年 作家蔵 
© the artist

ウィリアム・ケントリッジ(1955- )は1980年代末から映画用35㎜カメラを用い、木炭とパステルで描いたドローイングのコマ撮りアニメーションを制作してきました。本展は南アフリカの歴史を扱った初期のソーホー・エクスタインの連作からショスタコーヴィチのオペラ『鼻』を題材にした最新作まで19点の映像作品と、36点の素描、63点の版画によりその活動の全貌を紹介する日本で初めての展覧会となります。

■巡回
京都国立近代美術館: 2009年9月4日(金)~10月18日(日)
広島市現代美術館: 2010年3月13日(土)~5月9日(日)
生誕120年 小野竹喬展
Ono Chikkyo ― 120 Years After His Birth
共催:毎日新聞社、NHK、NHKプロモーション
2010年3月2日(火)-4月11日(日)
休館日:月曜日[2010年3月22日、3月29日は開館]、3月23日(火)
小野竹喬 《池》 1967年 
東京国立近代美術館
小野竹喬 《池》 1967年
東京国立近代美術館

温雅な風景画で多くの人々に親しまれた小野竹喬(1889-1979)。彼は、若い頃には国画創作協会の一員として西洋近代絵画に人一倍の関心を寄せ、やがて、南画や大和絵を研究して自身の画風を確立してゆきました。生誕120年を記念して開催するこの展覧会では、《奥の細道句抄絵》(1976)等の代表作約100点及びスケッチにより、その創作の軌跡を追います。

■巡回 
大阪市立美術館: 2009年11月3日(火・祝)~12月20日(日)
笠岡市立竹喬美術館: 2010年1月3日(日)~2月14日(日)
木に潜むもの
What Lurks in Wood
2009年3月14日(土)-6月7日(日)
休館日:月曜日[2009年5月4日は開館]、5月7日(木)

日本では古くより木に超自然的な性質を見出し、仏像などの制作に用いてきました。明治に入りこうした制作は影を潜めますが、その後もたびたび、木に単なる材以上の性質を見出し、それを造形に結びつける試みが行われてきました。インスタレーションを含む約8点でご紹介します。

出品作家:橋本平八、遠藤利克、岡村桂三郎、小谷元彦

橋本平八 《幼児表情》 1931年 
東京国立近代美術館 
撮影:坂本写真研究所
橋本平八 《幼児表情》 1931年 
東京国立近代美術館 
撮影:坂本写真研究所
*コレクションを中心とした小企画です
寝るひと・立つひと・もたれるひと
Lying, Standing and Leaning
2009年6月13日(土)-9月23日(水)
休館日:月曜日[2009年7月20日、8月17日、8月24日、9月21日は開館]、
7月21日(火)
*7月3日(金)以降、金曜日に加え、土曜日も20:00まで開館します

萬鉄五郎(1885-1927)の《裸体美人》は不思議な作品です。草原に寝ているはずの裸婦が、視覚的なしかけにより、まるで立っているようにも見えるからです。人間が立つ、あるいは大地に横たわる。これは私たち人間にとって、そして絵画にとって、どのような意味を持つのでしょうか。萬の代表作を手がかりに、さまざまな時代の作品によって探ります。

萬鉄五郎 《裸体美人》 1912年 
重要文化財 
東京国立近代美術館
萬鉄五郎 《裸体美人》 1912年 
重要文化財 
東京国立近代美術館
*コレクションを中心とした小企画です
権鎮圭
Kwon Jinkyu
2009年10月10日(土)-12月6日(日)
休館日:月曜日[2009年10月12日、11月23日は開館]、
10月13日(火)、11月24日(火)
権鎮圭 《春葉尼》 1967-68年 
東京国立近代美術館
権鎮圭 《春葉尼》 1967-68年 
東京国立近代美術館

1949-53年武蔵野美術学校(現在の武蔵野美術大学)彫刻科に学んだ権鎮圭(1922-1973)は、1959年に韓国に帰国後は、とりわけ深々とした内面性をたたえた人物像などによって注目されつつも、1973年、「人生は空、破滅」のひとことを遺して世を去りました。韓国近代彫刻の先駆者と評されている権鎮圭の日本では初めての回顧展を開催します。

■同時開催 
武蔵野美術大学美術資料図書館: 
2009年10月19日(月)~12月5日(土)

■巡回 
韓国国立現代美術館(徳寿宮美術館): 
2009年12月22日(火)~2010年2月2月28日(日)
早川良雄 ――“顔”と“形状”――
Hayakawa Yoshio: "The Face" and "The Form"
2010年1月2日(土)-2月14日(日)
休館日:月曜日[2010年1月11日は開館]、1月12日(火)
早川良雄 
《第5回東京国際版画ビエンナーレ(英語版)》 1966年 
大阪市立近代美術館建設準備室
早川良雄 
《第5回東京国際版画ビエンナーレ(英語版)》 1966年 
大阪市立近代美術館建設準備室

早川良雄(1917-2009)は、1951年日本宣伝美術会創設のメンバーとなり、日本調モダンのデザインを展開させるなど、戦後のグラフィック界を強力に牽引してきました。1980年代以降に特徴的な題材となり、豊かな色彩と感情表現の描写による“顔”のシリーズの原画を中心に、代表的なポスター・デザインや“形状”シリーズ等によって多年の活動を回顧します。

水浴考
On Bathing
2010年2月20日(土)-4月11日(日)
休館日:月曜日[2010年3月22日、3月29日は開館]、3月23日(火)

西洋美術において脈々と連なる水浴図の系譜。女性の裸体表現と深く結びついたこの伝統的な主題は、しかし、水と身体との接触という感覚を通して、性と暴力、生と死といったテーマとも繋がりながら、時代とともに新たな意味をまとってきました。日本の近代美術における受容と変奏という側面も含め、水浴モチーフの広がりを探ります。

塩田千春 《Bathroom》(スチル) 
1999年 東京国立近代美術館
塩田千春 《Bathroom》(スチル) 
1999年 東京国立近代美術館
*コレクションを中心とした小企画です
所蔵作品展「近代日本の美術」
Modern Japanese Art from the Museum Collection

所蔵品ギャラリー(4F-2F)で開催される所蔵作品展「近代日本の美術」では、関連する海外の作品を交えながら、20世紀初頭から今日までの日本の美術の流れを概観できるよう展示しています。約9800点におよぶコレクションの中から、重要文化財数点を含む約170~220点を選び、時代ごとに章分けして構成しています。年4~5回大きな展示替があるほか、会期ごとに新鮮な切り口で特集展示を行い、多様な角度から所蔵作品に光をあてています。

◆会期および特集展示
2009年3月14日(土)~6月7日(日)
休館日:月曜日[2009年5月4日は開館]、5月7日(木)
4F特集:北脇昇――思考のプロセス

6月13日(土)~9月23日(水・祝)
休館日:月曜日[7月20日、8月17日、8月24日、9月21日は開館]、7月21日(火) *7月3日(金)以降、金曜日に加え、土曜日も20:00まで開館
4F特集:坂本繁二郎

10月3日(土)~12月13日(日)
休館日:月曜日[10月12日と11月23日は開館]、10月13日(火)、11月24日(火)
4F特集:油彩技法から見た近代日本絵画

12月19日(土)~2010年2月14日(日)
休館日:月曜日[2010年1月11日は開館]、年末年始[12月28日(月)~2010年1月1日(金)]、1月12日(火)
4F特集:小林和作

2010年2月20日(土)~4月11日(日)
休館日:月曜日[2010年3月22日と3月29日は開館]、3月23日(火)
4F特集:須田国太郎
テーマで歩こう(4-2F):庭――画家の小宇宙

岸田劉生 
≪道路と土手と塀(切通之写生)≫ 1915年 
重要文化財
岸田劉生 
≪道路と土手と塀(切通之写生)≫ 1915年 
重要文化財
高村光太郎 
≪手≫ 1918年頃 
撮影:坂本写真研究所
高村光太郎 
≪手≫ 1918年頃 
撮影:坂本写真研究所
パウル・クレー 
≪花ひらく木をめぐる
抽象≫ 1925年
パウル・クレー 
≪花ひらく木をめぐる
抽象≫ 1925年
*上記以外の期間は展示替等のため休館します
*所蔵作品展のご案内に使用している3点の作品は、常に会場に展示されているとは限りません。各会期のページで、作品リストをご参照ください。
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