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年間カレンダー
2010年度美術館(本館)展覧会スケジュール
生誕120年 小野竹喬展
Ono Chikkyo — 120 Years After His Birth
共催:毎日新聞社、NHK、NHKプロモーション
2010年3月2日(火)-4月11日(日)
*休館日:月曜日[3月22日、3月29日は開館]、3月23日(火)

温雅な風景画で多くの人々に親しまれた小野竹喬(1889-1979)。彼は、若い頃には国画創作協会の一員として西洋近代絵画へ人一倍の関心を寄せ、やがて、南画や大和絵を研究して自身の画風を確立してゆきました。生誕120年を記念して開催するこの展覧会では、《奥の細道句抄絵》(1976年)等の代表作119点及びスケッチ52点によって、その創作の軌跡を追います。

■巡回 
大阪市立美術館:2009年11月3日(火・祝)-12月20日(日)【終了】
笠岡市立竹喬美術館:2010年1月3日(日)-2月14日(日)【終了】
建築はどこにあるの? 7つのインスタレーション
Where is Architecture?
Seven Installations by Japanese Architects
2010年4月29日(木)-8月8日(日)
*休館日:月曜日[5月3日、7月19日は開館]、5月6日(木)、7月20日(火)

伊東豊雄(1941- )、鈴木了二(1944- )、内藤廣(1950 - )、アトリエ・ワン(塚本由晴:1965- /貝島桃代:1969- )、菊地宏(1972- )、中村竜治(1972- )、中山英之(1972- )による新作インスタレーション。多面体による空間、「空間」が生滅する場、動物にも見えるあずまやなど。

伊東豊雄 《オスロ市ダイクマン中央図書館コンペティション応募案》 2008-2009年
(参考イメージ)  画像: Kuramochi + Oguma
伊東豊雄 《オスロ市ダイクマン中央図書館コンペティション応募案》 2008-2009年
(参考イメージ)  画像: Kuramochi + Oguma
上村松園展
Uemura Shoen
共催:日本経済新聞社
2010年9月7日(火)-10月17日(日)
*休館日:月曜日[9月20日、10月11日は開館]、9月21日(火)、10月12日(火)
上村松園 《母子》 1934年
東京国立近代美術館
上村松園 《母子》 1934年
東京国立近代美術館

市井の人々や歴史、謡曲などに登場する人物を描いた上村松園(1875-1949)。画中の人物に強い思いを込めるとともにそこから徹底的に距離を置くことで、時に厳しささえ漂う、気品に満ちた作品を生涯にわたり制作しました。この展覧会では、《焔》(1918年)をはじめとする代表作約100点によって松園芸術の本質を改めて探ります。

■巡回 
京都国立近代美術館:2010年11月2日(火)-12月12日(日)
麻生三郎展
Aso Saburo
共催:京都国立近代美術館
2010年11月9日(火)-12月19日(日)
*休館日:月曜日
麻生三郎 《赤い空》 1956年
東京国立近代美術館
麻生三郎 《赤い空》 1956年
東京国立近代美術館

麻生三郎(1913-2000)は、戦中期に「新人画会」の一員として困難な状況下で個としての表現を貫き、戦後は人間の存在の核心に迫る表現を切りひらきました。対象を凝視し、空間との濃密なせめぎあいを生み出す彼の絵画は、時代と社会に向き合った彼自身の苦闘の跡であり、現代絵画にも多くの示唆を与えてくれるでしょう。油彩と素描約130点により、その画業を振り返ります。

■巡回
京都国立近代美術館:2011年1月5日(水)-2月20日(日)
愛知県美術館:2011年4月29日(金・祝)-6月12日(日)
「日本画」の前衛 1938-1949
The Avant-Garde of Nihonga: 1938-1949
共催:京都国立近代美術館
2011年1月8日(土)-2月13日(日)
*休館日:月曜日[2011年1月10日は開館]、1月11日(火)

1920年代から30年代にかけ、「日本画」の世界でも、既存の表現に反旗をひるがえそうとする動きが興りました。バウハウスやシュルレアリスムなどの新思潮さえ取り込みつつ展開したその革新運動は、日本画ではじめて具体化された「前衛」意識だったと言えます。歴程美術協会(1938年結成)を中心に、パンリアル美術協会結成までの前衛的作品を、未公開作品を含め紹介します。

山岡良文 《シュパンヌング》 1938年 個人蔵
山岡良文 《シュパンヌング》 1938年 個人蔵
【巡回】
京都国立近代美術館:2010年9月3日(金)-10月17日(日)
広島県立美術館:2011年2月22日(火)-3月27日(日)
生誕100年 岡本太郎展
Okamoto Taro
共催:川崎市岡本太郎美術館、NHK、NHKプロモーション
2011年3月8日(火)-5月8日(日)
*休館日:月曜日[2011年3月21日、3月28日、4月4日、5月2日は開館]、3月22日(火)

近年、巨大壁画《明日の神話》が公開されるなど再評価もめざましい芸術家、岡本太郎(1911-1996)。「今日の芸術は、うまくあってはいけない。きれいであってはならない。ここちよくあってはならない」と語った彼の生涯は、旧套的な価値観との対決に貫かれていました。本展では彼の対決のあゆみを「対極主義」「縄文」「消費社会」など、さまざまな角度から再検証し、その今日的な意義を探ります。

岡本太郎 《燃える人》 1955年 東京国立近代美術館
岡本太郎 《燃える人》 1955年 東京国立近代美術館
水浴考
On Bathing
2010年2月20日(土)-4月11日(日)
*休館日:月曜日[2010年3月22日、3月29日は開館]、3月23日(火)

西洋美術において脈々と連なる水浴図の系譜。女性の裸体表現と深く結びついたこの伝統的な主題は、しかし、水と身体との接触という感覚を通して、性と暴力、生と死といったテーマとも繋がりながら、時代とともに新たな意味をまとってきました。日本の近代美術における受容と変奏という側面も含め、水浴モチーフの広がりを探ります。

*コレクションを中心とした小企画です
いみありげなしみ
Meaningful Stain
2010年4月20日(火)-8月8日(日)
*休館日:月曜日[5月3日、7月19日は開館]、5月6日(木)、7月20日(火)

絵を描きたいなら、しみで汚れた壁を眺めなさい。そこには樹木や顔など無数のものが見えるだろう — これはレオナルド・ダ・ヴィンチの言葉です。この言葉は、しみが人間の意図を超えたものであること、しかし人間はそこに意味ある形を見ようとすることを教えています。榎倉康二(1942-1995)他の作品により、美術作品における「しみ」というテーマについて考えます。

榎倉康二 《二つのしみ》 1972年
東京国立近代美術館
榎倉康二 《二つのしみ》 1972年
東京国立近代美術館
*コレクションを中心とした小企画です
手探りのドローイング
Drawing in the Dark
2010年8月14日(土)-10月17日(日)
*休館日:月曜日[9月20日、10月11日は開館]、9月21日(火)、10月12日(火)

指を使った吉田克朗(1943-1999)。植物をフロッタージュ(こすり出し)したアブラハム・ダヴィット・クリスティアン(1952- )。闇に灯る蝋燭を描いた小林正人(1957- )。彼らの作品からは、ドローイングの特徴のひとつである触覚性がよく感じられます。今回は、視覚と触覚の関係を探るために、薄闇の中で作品を見る機会を特別に設ける予定です。約30点を展示。

吉田克朗
《版画集「触“テーブルの上で”」より 
触“テーブルの上で”V》 1994年
東京国立近代美術館
吉田克朗
《版画集「触“テーブルの上で”」より 
触“テーブルの上で”V》 1994年
東京国立近代美術館
*コレクションを中心とした小企画です
鈴木清写真展 百の階梯、千の来歴
Suzuki Kiyoshi: Hundred Steps and Thousand Stories
2010年10月29日(金)-12月19日(日)
*休館日:月曜日
鈴木清 《「天幕の街より」》 1982年
個人蔵
鈴木清 《「天幕の街より」》 1982年
個人蔵

緻密に編み込まれた“書物”としての写真集づくりで、今日世界的に注目される写真家鈴木清(1943-2000)。自らの出自や同時代の社会、旅の時間や文学作品などをモチーフに、眼の前の現実と夢や記憶が自在に交錯する、重層的な作品世界を、初期作品〈流れの歌〉(1972年)や代表作〈天幕の街〉(1982年)、〈修羅の圏〉(1994年)などを中心に紹介します。

栄木正敏のセラミック・デザイン ― リズム&ウェーブ
Ceramic Design of Sakaegi Masatoshi
- Rhythm and Waves
2011年1月8日(土)-2月13日(日)
*休館日:月曜日[2011年1月10日は開館]、1月11日(火)
栄木正敏《CLAY WAVE》1989年
愛知県立芸術大学
栄木正敏《CLAY WAVE》1989年
愛知県立芸術大学

セラミック・デザイナーの栄木正敏(1944‐ )は、型成形の技術を駆使し、スケッチから製品完成までのすべての工程を一貫して手がけることで、使い手と自身の発想を縦横無尽に結びつけ、クオリティーの高いプロダクトを生み出してきました。本展では、日常の器を中心に、作ること、使うことのなかに広がる栄木のデザイン思考を探ります。

空虚の形態学
Morphology of Emptiness
2011年2月22日(火)-5月8日(日)
*休館日:月曜日[2011年3月21日、3月28日、4月4日、5月2日は開館]、3月22日(火)

図と地の関係で、地に対して図が前面にせり出すのではなく、反対に図の部分が空虚になるような表現。あるいは充実した量塊よりも内部の空洞に注意を喚起する立体など、いわばポジではなくネガの造形と呼べるものがあるのではないでしょうか。その不思議な魅力を、絵画、版画、写真、彫刻それぞれのジャンルの作例を通して検討します。

村岡三郎
《負のテーブル — 関節
(クレーター)》 1998年
東京国立近代美術館
村岡三郎
《負のテーブル — 関節
(クレーター)》 1998年
東京国立近代美術館
*コレクションを中心とした小企画です
所蔵作品展 近代日本の美術
Modern Japanese Art from the Museum Collection

所蔵品ギャラリー(4F-2F)で開催される所蔵作品展 「近代日本の美術」では、関連する海外の作品を交えながら、20世紀初頭から今日までの日本の美術の流れを概観できるように展示しています。約10,000点におよぶコレクションの中から約170~220点を選び、時代ごとに章分けして構成しています。年4~5回大きな展示替があるほか、会期ごとに新鮮な切り口で特集展示を行い、多様な角度から所蔵作品に光をあてています。

◆展示期間および特集展示
2月20日(土)~4月11日(日)
4F特集: 須田国太郎
テーマで歩こう(4F-2F): 庭 — 作家の小宇宙
*休館日:月曜日[3月22日、3月29日は開館]、3月23日(火)

4月20日(火)~8月8日(日)
4F特集: 南 薫造
*休館日:月曜日[5月3日、7月19日は開館]、5月6日(木)、7月20日(火)

8月14日(土)~10月17日(日)
4F特集: 石膏原型のオリジナリティー
*休館日:月曜日[9月20日、10月11日は開館]、9月21日(火)、10月12日(火)

10月23日(土)~12月19日(日)
4F特集: 長谷川利行
*休館日:月曜日

12月25日(土)~2011年2月13日(日)
4F特集: 神仏を表す
*休館日:月曜日[2011年1月10日は開館]、1月11日(火)、年末年始[12月27日(月)~2011年1月1日(土)]

2011年2月22日(火)~5月8日(日)
4F特集: 草土社の作家にとっての〈草〉と〈土〉
テーマで歩こう(4F-2F): マチエール(画肌)の魅力
*休館日:月曜日[2011年3月21日、3月28日、4月4日、5月2日は開館]、3月22日(火)

岸田劉生
≪道路と土手と塀(切通之写生)≫ 1915年
重要文化財
岸田劉生
≪道路と土手と塀(切通之写生)≫ 1915年
重要文化財
高村光太郎
≪手≫ 1918年頃
撮影:坂本写真研究所
高村光太郎
≪手≫ 1918年頃
撮影:坂本写真研究所
パウル・クレー
≪花ひらく木をめぐる抽象≫ 1925年
パウル・クレー
≪花ひらく木をめぐる抽象≫ 1925年
*上記以外の期間は展示替等のため休館します
*所蔵作品展のご案内に使用している3点の作品は、常に会場に展示されているとは限りません。各会期のページで、作品リストをご参照ください。
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