《誰かが私のポスターを破った》1943年 寄託作品
会場
東京国立近代美術館本館 ギャラリー4(2F) 会期
2008年1月2日(水)~3月20日(木) 開館時間
10:00-17:00 (金曜日は10:00-20:00) 休館日
月曜日、ただし1月14日(月)、2月11日(月)は開館、翌日休館 観覧料
一般 420円(210円) 大学生130円(70円) 高校生70円(40円) ◆無料観覧日
1月2日(水)、1月6日(日)、2月3日(日)、3月2日(日) ◆主催
東京国立近代美術館 国吉康雄(1889‐1953)は、1906(明治39)年、17歳でひとりアメリカに渡り、以後ほとんど日本に帰ることなくアメリカで活動した画家です。当館では、国吉が亡くなった翌54年の遺作展に続き、2004年に50年ぶりとなる回顧展を行い、大きな反響を得ました。今回の小企画は、この回顧展をきっかけに所蔵家よりご寄託いただいた作品を中心に、当館のコレクションも加え、そのエッセンスを約20点の作品により改めてご紹介するものです。
国吉の作品は、大きく三つの時期に分けることができます。初期の作品は、どこかユーモラスな、大きな頭と目を持つ人物が特徴です。1930年代に入ると画風は一変し、大恐慌下のアメリカ社会に生きる物憂げな女性像が登場します。第二次世界大戦をはさむ時期から晩年にかけては、仮面をかぶった道化師や廃墟のイメージが現れ、ふたつの祖国のはざまで揺れ動く国吉の心情をうかがわせます。
国吉康雄 Yasuo KUNIYOSHI (1889-1953)
岡山市の生まれ。1906年英語習得の目的で渡米。シアトル、ロサンゼルスで肉体労働に従事したが、1910年画家になることを決意、ニューヨークに出た。1916年アート・ステューデンツ・リーグに入り、K.H.ミラーらに学びながら、1917年1回独立美術協会展に出品。1922年ダニエル画廊で最初の個展。はじめは夢幻的な作品を描いていたが、1925年、1928年の2度の渡欧後は、国吉特有のメランコリックな女性像が制作の中心になった。1929年ニューヨーク近代美術館主催の「19人の現存アメリカ作家展」に選ばれた。1931年一時帰国。1933年には母校アート・ステューデンツ・リーグの教師に迎えられた。1948年ホイットニー美術館で大回顧展。1952年にはヴェネチア・ビエンナーレのアメリカ代表に選ばれた。2004年東京国立近代美術館、富山県立近代美術館、愛知県美術館で個展。 展示風景
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