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Exhibition 展覧会情報

所蔵作品展 近代日本の美術

Modern Japanese Art from the Museum Collection
2007.3.10-5.27
会場

東京国立近代美術館本館 所蔵品ギャラリー(4-2F)

会期

2007年3月10日(土)~5月27日(日)
前期:2007年3月10日(土)~4月15日(日)
後期:2007年4月17日(火)~5月27日(日)

休館日

月曜日、ただし3月26日(月)、4月2日(月)、4月30日(月)は開館

観覧料

一般 420円(210円) 大学生130円(70円) 高校生70円(40円)
中学生以下、65歳以上および障害者(付添者は原則1名まで)の方は無料です。
それぞれ入館の際、生徒手帳、健康保険証、運転免許証、障害者手帳等をご提示ください。
( )内は20名以上の団体料金。いずれも消費税込。
*本展の観覧料で、当日に限り、「リアルのためのフィクション」(2F、ギャラリー4)もご覧いただけます。

無料観覧日

*所蔵作品展および「リアルのためのフィクション」のみ

4月1日(日)、4月29日(日・昭和の日)、5月6日(日)、5月18日(金・国際博物館の日)

主催

東京国立近代美術館

所蔵作品展(4-2F)のご案内

 およそ2600平方メートルからなる所蔵品ギャラリーで開催される「所蔵作品展 近代日本の美術」。絵画・彫刻・水彩・素描・版画・写真など、約9,300点あるコレクションから、毎回180~250点の作品を選び、20世紀初頭から現代に至る日本の近代美術の流れが概観できるよう展示しています。 ゆっくりと全体をご覧いただいて約1時間。コレクションと向かい合うひとときをどうぞお楽しみください。
◆展示替:年間4~5回程度大きく作品を入れ替えています(会期によっては、さらに日本画および戦争画を中心とした一部展示替があります)。
◆コーナー展示:特集コーナー(4F)、写真コーナー(3F)、版画[水彩・素描]コーナー(3F)では、毎回さまざまな切り口で、特集展示を行っています。

「所蔵作品展 近代日本の美術」で、音声ガイドがスタートしました!

音声ガイドはじめました!

*学芸員が力を合わせて書き下ろしました。
*わかりやすく、作品の見どころや、秘められたメッセージ、作家の言葉などをご紹介します。もちろん最新の研究の成果も盛り込んでいます。

今まで気づかなかった作品のいろいろな面が見えてくる、そんな発見がいっぱいの音声ガイドです。ぜひご利用ください。

貸出・返却:1階受付
ご利用料金:300円+保証金700円(保証金は機器返却時にお返しします)

今年も桜の季節がやってまいりました!

 当館では毎年この時期に、桜を描いた名品を展示しています。4Fには菊池芳文《小雨ふる吉野》(1914年)、川合玉堂《行く春》(1916年、重要文化財)、富岡鉄斎《花桜人武士図》(1920年、前期のみ展示)、3Fには跡見玉枝《桜花図巻》(1934年)、松林桂月《春宵花影図》(1939年)、2Fには児玉靖枝《ambient light-sakura》(2002年)が並びます。千鳥ヶ淵の桜とあわせて、ぜひご覧ください。

菊池芳文《小雨ふる吉野》1914年 左隻
菊池芳文《小雨ふる吉野》1914年 左隻
展示中の重要文化財指定作品

●萬鉄五郎《裸体美人》1912年 油彩・キャンバス   八木正治氏寄贈
 東京美術学校の卒業制作。ゴッホの影響を受けた強烈な色彩と筆致による表現は、当時の指導教官たちを困惑させたと伝えられます。表現の自由、個性の尊重が叫ばれた大正時代のさきがけとなる記念碑的作品といえます。
●岸田劉生《道路と土手と塀(切通之写生)》1915年 油彩・キャンバス
 劉生が当時住んでいた代々木付近を描いた風景画。密度の高い画面作りと、見る者に迫るような特異な空間把握によって、大正時代の「写実」絵画の中でも傑出した独自性を持つ作品です。

萬鉄五郎
《裸体美人》
1912年
萬鉄五郎
《裸体美人》
1912年
岸田劉生
《道路と土手と塀(切通之写生)》
1915年
岸田劉生
《道路と土手と塀(切通之写生)》
1915年

●川合玉堂《行く春》1916年 紙本彩色
 雄大な自然と、そこに暮らす人々の生活の姿とを、細やかな観察眼と確かな筆致で描き出した玉堂。この作品は秩父、長瀞に取材したもので、穀物をひく水車舟のある渓谷に桜が舞い散る情景を、パノラマ的に描き出しています。
●中村彝《エロシェンコ氏の像》1920年 油彩・キャンバス 大里一太郎氏寄贈
 当時、日本を訪れていた盲目のロシア詩人エロシェンコを描いた肖像画。ルノワールの影響の見られる柔らかい光の表現の中に、モデルの深い精神性を浮かび上がらせた作品です。

中村彝
《エロシェンコ氏の像》
1920年
中村彝
《エロシェンコ氏の像》
1920年
前期、後期の作品の入れ替えについて

 下記以外の作品は会期中通してご覧いただけます。ただし、予告なしに展示内容が変更になる場合もありますので、詳細は 出品リストでご確認ください。

◆前期 [2007年3月10日(土)~4月15日(日)]
富岡鉄斎《花桜人武士図(はなはさくらひとはぶしず)》1920年 坂本光浄氏寄贈
鏑木清方《木場の春雨》1926年 寄託作品
近藤浩一路《雨余晩駅》1929年 作者寄贈
下村観山《筍図》1930年 寄託作品
藤田嗣治《武漢進撃》1938-40年 戦争記録画・無期限貸与
伊原宇三郎《特攻隊内地基地を進発す(一)》1944年 戦争記録画・無期限貸与
岩田専太郎《小休止》1944年 戦争記録画・無期限貸与

◆後期 [2007年4月17日(火)~5月27日(日)]
横山大観《瀑布図》大正初期 寄託作品
川端龍子《慈悲光礼讃(朝・夕)》1918年
富岡鉄斎《教祖渡海図》 1921年
村上華岳《空山清高之図》1934年頃
藤田嗣治《南昌飛行場の焼打》1938-39年 戦争記録画・無期限貸与
白石隆一《入城前》1944年 戦争記録画・無期限貸与

各コーナーの見どころ
4F特集コーナー

群集の孤独
1920-40年代の人間像

 ふるさとを離れ、仕事を求めて都会にやって来た人々。彼らはたちまち無数の人間の渦に巻き込まれ、やがて「群集」という名の群れの一員となって行きます。この特集は、人々が集まる「駅」、群集こそが主人公であると信じられていた「社会主義運動」、戦争で国を追われた「亡命者の群れ」など、いくつかのテーマで、大正から昭和にかけての群集のイメージをご紹介します。

望月春朗
《同士山忠の思い出》
1931年
望月春朗
《同士山忠の思い出》
1931年
3F版画コーナー 

特集:畦地梅太郎

 山をこよなく愛し、そこで生活する人間の姿をユーモラスに描き出した版画家畦地梅太郎の仕事を特集します。

3F写真コーナー

特集:土田ヒロミ「自閉空間」 

 高度成長期の東京にあって、土着的な下町文化や生活がしたたかに息づく浅草を、自閉した空間と見立て、そこに地方出身者として東京に生きる自己の葛藤を重ねた「自閉空間」。1971年第8回太陽賞を受賞し写真家土田ヒロミの出発点となった連作です。

2Fギャラリー4  「リアルのためのフィクション」

 2Fギャラリー4で開催の小企画展「リアルのためのフィクション」の詳細については、こちらをご覧ください。→「リアルのためのフィクション

展示中の新収蔵作品

平成16年度~18年度に購入・受贈した作品で今回展示されるものは次の通りです。

◆絵画
柳瀬正夢《門司港》1919年(平成16年度購入)
ジャン・デュビュッフェ《草の茂る壁際》1956年(平成18年度購入)
児玉靖枝《ambient light-sakura》2002年(平成18年度購入)
児玉靖枝《ambient light-sakura》2002年(平成18年度購入)
児玉靖枝《ambient light-sakura》2002年(平成18年度購入)
児玉靖枝《ambient light-sakura》2002年(平成18年度購入)
速水御舟《浅春》1918年(平成17年度購入)

◆彫刻
菅木志雄《景留斜継》2004年(平成16年度購入)

◆写真
楢橋朝子《half awake and half asleep in the water MEKARI》2004年(平成17年度購入)
楢橋朝子《half awake and half asleep in the water IWASEHAMA 》2004年(平成17年度購入)
楢橋朝子《half awake and half asleep in the water YAMANAKAKO》2004年(平成17年度購入)
楢橋朝子《half awake and half asleep in the water ISO》2005年(平成17年度購入)

4階から始まり、2階まで時代順にフロアを下っていく構成になっています。

4F
I-1 明治・大正期の美術 文展開設前後
I-2 明治・大正期の美術 大正のヒューマニズム
II-1 昭和戦前期の美術 都市のなかの芸術家

3F
II-2 昭和戦前期の美術 日本画・洋画の成熟
III 戦時と「戦後」の美術
IV 1950-60年代の美術

2F
V 現代美術-1970年代以降

※このホームページ内の会場風景はすべて過去の会場風景です。

アーティスト・トーク 第10回は、児玉靖枝さん

日程: 2007年3月30日(金)
時間: 18:30-19:30
場所: 2F所蔵品ギャラリー

アーティスト:児玉靖枝(画家)

 ギャラリー内で作品を前に、作者自身にお話をうかがう好評企画「アーティスト・トーク」。10回目となる3月30日(金)は、画家児玉靖枝(こだま やすえ)さんをお迎えします。
 1993年の《Untitled》および、見上げる、見下ろすなど4種の異なる視角で桜を描いた2002年の近作《ambient light-sakura》を前に、創作の秘密などをうかがいます。
夕刻からの開催になりますので、みなさまぜひ竹橋までお越しください。


*4月17日(火)より、2F所蔵品ギャラリーにて、要約版のヴィデオを上映しています。作品と併せてご覧ください。

児玉靖枝
《Untitled》
1993年
児玉靖枝
《Untitled》
1993年

毎日(休館日を除く)

日程: 2007年3月11日(日)~4月20日(金)
時間: 14:00-15:00
場所: 所蔵品ギャラリー(1Fエントランス集合)
日程: 2007年4月21日(土)
時間: 15:30-16:30
場所: 所蔵品ギャラリー(1Fエントランス集合)

※ 企画展関連イベントのため時間が変更になります

日程: 2007年4月22日(日)~5月11日(金)
時間: 14:00-15:00
場所: 所蔵品ギャラリー(1Fエントランス集合)
日程: 2007年5月12日(土)
時間: 15:30-16:30
場所: 所蔵品ギャラリー(1Fエントランス集合)

※ 企画展関連イベントのため時間が変更になります

日程: 2007年5月13日(日)~5月27日(日)
時間: 14:00-15:00
場所: 所蔵品ギャラリー(1Fエントランス集合)

研究員による所蔵品ガイド(所蔵作品展会期毎に1回)

日程: 2007年3月10日(土)
時間: 14:00-15:00
場所: 所蔵品ギャラリー(1Fエントランス集合)

担当:大谷省吾(当館主任研究員)

毎月第1日曜(無料観覧日)

日程: 2007年4月1日(日)
時間: 11:00-12:00
場所: 4Fエレベーター前集合
日程: 2007年5月6日(日)
時間: 11:00-12:00
場所: 4Fエレベーター前集合

月1~2回
金曜/18:00~ または 土・日曜/11:00~

「1920年前後の抽象と具象:パウル・クレーを中心に」
三輪健仁(当館研究員)

日程: 2007年3月23日(金)
時間: 18:00-19:00
場所: 4Fエレベーター前集合

「1920年前後の抽象と具象:パウル・クレーを中心に」
三輪健仁(当館研究員)

日程: 2007年3月24日(土)
時間: 11:00-12:00
場所: 4Fエレベーター前集合

*3月23日と同内容です

「大正期の日本画 川合玉堂《行く春》を中心に」
鶴見香織(当館主任研究員)

日程: 2007年4月21日(土)
時間: 11:00-12:00

「大正期の日本画 川合玉堂《行く春》を中心に」
鶴見香織(当館主任研究員)

日程: 2007年5月18日(金)
時間: 18:00-19:00

*4月21日と同内容です

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