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Exhibition 展覧会情報
鏑木清方《墨田河舟遊》1914年
鏑木清方《墨田河舟遊》1914年

所蔵作品展 「近代日本の美術」

Modern Japanese Art from the Museum Collection
2007.8.18-10.21
会場

東京国立近代美術館 所蔵品ギャラリー(4-2F)

会期

2007年8月18日(土)~10月21日(日)
前期:2007年8月18日(土)~9月9日(日)
後期:2007年9月11日(火)~10月21日(日)

休館日

8月20日(月)、8月27日(月)、9月3日(月)、9月10日(月)、9月25日(火)、10月1日(月)、10月15日(月)

観覧料

一般 420円(210円) 大学生130円(70円) 高校生70円(40円)
中学生以下、65歳以上および障害者(付添者は原則1名まで)の方は無料です。それぞれ入館の際、生徒手帳、健康保険証、運転免許証、障害者手帳等をご提示ください。
( )内は20名以上の団体料金。いずれも消費税込。
*本展の観覧料で、当日に限り、「崩壊感覚」展(2F、ギャラリー4)もご覧いただけます。
*お得な観覧券「MOMATパスポート」
でご観覧いただけます。

無料観覧日

9月2日(日)、10月7日(日)
*所蔵作品展および「崩壊感覚」展のみ

主催 

東京国立近代美術館

所蔵作品展(4-2F)のご案内

 およそ2600平方メートルからなる所蔵品ギャラリーで開催される所蔵作品展「近代日本の美術」。絵画・彫刻・水彩・素描・版画・写真など、約9,500点あるコレクションから、毎回180~250点の作品を選び、20世紀初頭から現代に至る日本の近代美術の流れが概観できるよう展示しています。
ゆっくりと全体をご覧いただいて約1時間。コレクションと向かい合うひとときをどうぞお楽しみください。

◆展示替:年間4~5回程度大きく作品を入れ替えています(会期によっては、さらに日本画および戦争画を中心とした一部展示替があります)。
◆コーナー展示:特集コーナー(4F)、写真コーナー(3F)、版画[水彩・素描]コーナー(3F)では、毎回さまざまな切り口で、特集展示を行っています。

★展示構成はこちらをご覧ください。

古きよき東京からモダン都市東京へ-東京に向けた様々なまなざし!

 隅田川の舟遊びを楽しむ江戸後期の情景を細やかな風俗描写を交えて描いた鏑木清方の《墨田河舟遊》、未だ自然豊かな東京を描いた石井柏亭《草上の小憩》や中川一政《板橋風景》などが展示される一方で、震災後の復興を成し遂げ、急速にモダン都市へと変貌する東京に焦点をあてた「モダン都市TOKYO」の特集も見逃せません。どうぞ、合わせてぜひご覧ください。

鏑木清方《墨田河舟遊》1914年 右隻
鏑木清方《墨田河舟遊》1914年 右隻
ジュリアン・オピーの新作《日本八景》が2Fロビーに!

 イギリスを代表するアーティスト、ジュリアン・オピー(1958- )が当館2Fのお濠を臨むスペースを念頭に制作した新作《日本八景》。このたびその作品が、本人立会いのもと6月25日に設置されました。
 緩やかに展開する7面の液晶モニターが、ガラスを介して2Fのテラスに対面し、窓外の現実の風景とも共鳴し合うという構想のもとに制作された作品です。
 各々の風景が、つねに変化し続ける様を、どうぞじっくりご覧ください。

作品設置後「日本八景」の前に立つオピー氏

2007年6月25日
作品設置後「日本八景」の前に立つオピー氏

2007年6月25日
《「日本八景」より 国道三百号線からみる本栖湖の富士山》2007年
《「日本八景」より 国道三百号線からみる本栖湖の富士山》2007年
寄託作品の原田直次郎の《騎龍観音》が新しく重要文化財に指定されました!

文京区音羽(所在地は大塚)の護國寺が所蔵し、当館に寄託されている原田直次郎(1863-1899)の《騎龍観音》(1890年)。このたび、6月8日付けで新たに重要文化財に指定されました。4Fに展示されますので、ぜひご覧ください。

展示中の重要文化財指定作品

●原田直次郎《騎龍観音》1890年 
油彩・キャンバス 寄託作品(護國寺蔵)
龍に乗った楊柳(ようりゅう)観音が舞い降りるさまを大画面に描いた作品。伝統的な仏画にあたるものではありませんが、油彩技術を駆使し、迫真的な写実画法を日本の伝統的な画題に適用した意欲作です。
 その主題や生々しい描写をめぐって、発表当時、大きな議論を巻き起こしました。

●萬鉄五郎《裸体美人》1912年 
油彩・キャンバス 八木正治氏寄贈
 東京美術学校の卒業制作。ゴッホの影響を受けた強烈な色彩と筆致による表現は、当時の指導教官たちを困惑させたと伝えられます。表現の自由、個性の尊重が叫ばれた大正時代のさきがけとなる記念碑的作品といえます。

●岸田劉生《道路と土手と塀(切通之写生)》1915年 油彩・キャンバス
 劉生が当時住んでいた代々木付近を描いた風景画。密度の高い画面作りと、見る者に迫るような特異な空間把握によって、大正時代の「写実」絵画の中でも傑出した独自性を持つ作品です。

●中村彝《エロシェンコ氏の像》1920年 
油彩・キャンバス 大里一太郎氏寄贈
 当時、日本を訪れていた盲目のロシア詩人エロシェンコを描いた肖像画。ルノワールの影響の見られる柔らかい光の表現の中に、モデルの深い精神性を浮かび上がらせた作品です。

各コーナーの見どころ
4F特集コーナー:

モダン都市TOKYO─昭和初期の風景の変容

関東大震災からの復興の過程で東京は近代的な都市へと変貌していきます。デパート、洋装、地下鉄、鉄橋、飛行船など、東京の風景を変えたモダンな記号を、同時代のポスター、版画、彫刻のなかに探ります。

藤牧義夫《赤陽》1934年
藤牧義夫《赤陽》1934年
3F版画コーナー 

特集:池田満寿夫

 軽やかなエロスとユーモアとともに躍動する線描によって世界的に評価された池田満寿夫(1934-97)。60年代の仕事を中心にその魅力に迫ります。

3F写真コーナー

特集:伊藤義彦

 連続して撮影したコマ写真を並べてプリントすることで一枚の作品をつくる〈KAGE〉、〈SHIKAKU〉などのシリーズや、日本画の「異時同図」の画法をヒントにした「パトローネ」のシリーズなど、写真に現れる時間や空間に、ユニークなアプローチを試みる伊藤義彦(1951年生まれ)の作品を特集します。

前期、後期の作品の入れ替えについて

下記以外の作品は会期中通してご覧いただけます。ただし、予告なしに展示内容が変更になる場合もありますので、詳細は出品リストでご確認ください。

◆前期 [2007年8月18日(土)~9月9日(日)]
野田九浦《辻説法》1907年
徳岡神泉《芥子》1924年 徳岡房子氏寄贈
徳岡神泉《椿》1922年頃 徳岡政子氏寄贈
平福百穂《堅田の一休》1929年
小山栄達《謙信公》1930年
藤田嗣治《哈爾哈河畔之戦闘》1941年 無期限貸与
中村研一《プリンス・オブ・ウェルズの轟沈》1944年 無期限貸与

◆後期 [2007年9月11日(火)~10月21日(日)]
高島北海《峭壁摩天・断層夾波》1915年
富岡鉄斎《蓬莱仙境図》1924年 坂本光浄氏寄贈
小川芋銭《荒園清秋》1928年
島田墨仙《藤田東湖と橋本左内》1938年
宮本三郎《山下、パーシバル両司令官会見図》1942年 無期限貸与
山口蓬春《香港島最後の総攻撃図》1942年 無期限貸与
中村研一《北九州上空野辺軍曹機の体当りB29二機を撃墜す》1945年 無期限貸与
安田靫彦《伏見の茶亭》1956年

新収蔵作品

平成17年度~19年度に購入・受贈した作品で今回展示されるものは次の通りです。

◆絵画
ウィレム・デ・クーニング《風景の中の女》1966年(平成17年度購入)

◆彫刻
舟越直木《Monday》2006年(平成18年度購入)
舟越直木《Moon》2006年(平成18年度購入)
ジュリアン・オピー《「日本八景」より 国道百三十六号線から見る雨の松崎港》2007年(平成19年度購入)
ジュリアン・オピー《「日本八景」より 真鶴半島の上の月》2007年(平成19年度購入)
ジュリアン・オピー《「日本八景」より 国道三百号線からみる本栖湖の富士山》2007年(平成19年度購入)
ジュリアン・オピー《「日本八景」より 国道五十二号線から南部橋をのぞむ》2007年(平成19年度購入)

◆写真
宮本隆司《「神戸 1995」より 神戸市中央区 神戸駅前ビル》1995年(平成18年度 作者寄贈)
宮本隆司《「神戸 1995」より 神戸市須磨区》1995年(平成18年度購入)
宮本隆司《「神戸 1995」より 神戸市中央区 住友ゴム神戸工場》1995年(平成18年度購入)
宮本隆司《「神戸 1995」より 神戸市灘区 阪神電鉄新在家駅付近》1995年(平成18年度購入)
宮本隆司《「神戸 1995」より 神戸市中央区三宮 明治生命ビル》1995年(平成18年度 作者寄贈)
宮本隆司《「神戸 1995」より 神戸市中央区三宮》1995年(平成18年度購入)
宮本隆司《「神戸 1995」より 神戸市中央区脇浜町》1995年(平成18年度購入)
宮本隆司《「神戸 1995」より 神戸市長田区》1995年(平成18年度購入)
宮本隆司《「神戸 1995」より 神戸市長田区》1995年(平成18年度購入)

夏のこども向けプログラム

こどもセルフガイド
所蔵品ギャラリーに来場した小中学生に、作品をじっくり見るためのポイントがわかるセルフガイドをプレゼントします。
配布期間:7月14日(土)~9月24日(金)
⇒詳細はこちら

4階から始まり、2階まで時代順にフロアを下っていく構成になっています。

4F
I-1 明治・大正期の美術 文展開設前後
I-2 明治・大正期の美術 大正のヒューマニズム
II-1 昭和戦前期の美術 都市のなかの芸術家
3F
II-2 昭和戦前期の美術 日本画・洋画の成熟
III 戦時と「戦後」の美術
IV 1950-60年代の美術
2F
V 現代美術-1970年代以降

※この所蔵作品展の会場風景は以前のものであり、現在の展示とは異なります。

毎日(休館日を除く)

日程: 2007年8月19日(日)~9月28日(金)
時間: 14:00-15:00
場所: 所蔵品ギャラリー(1Fエントランス集合)
日程: 2007年9月29日(土)
時間: 15:30-16:30
場所: 所蔵品ギャラリー(1Fエントランス集合)

※ 企画展関連イベントのため時間が変更になります

日程: 2007年9月30日(日)~10月21日(日)
時間: 14:00-15:00
場所: 所蔵品ギャラリー(1Fエントランス集合)

会期最初の土曜日は研究員による所蔵品ガイド

日程: 2007年8月18日(土)
時間: 14:00-15:00
場所: 所蔵品ギャラリー(1Fエントランス集合)

担当:蔵屋美香(当館主任研究員)

毎月第1日曜(無料観覧日)

日程: 2007年9月2日(日)
時間: 11:00-12:00
場所: 4Fエレベーター前集合
日程: 2007年10月7日(日)
時間: 11:00-12:00
場所: 4Fエレベーター前集合

月1~2回
金曜/18:00~ または 土・日曜/11:00~

「日本彫刻の近代から現代へ」
大谷省吾(主任研究員)

日程: 2007年9月7日(金)
時間: 18:00-19:00
場所: 所蔵品ギャラリー

※8月26日、10月5日開催のキュレーター・トークについては こちら

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