会場
東京国立近代美術館本館 所蔵品ギャラリー(4-2F)
2007年10月27日(土)~12月24日(月)
前期:2007年10月27日(土)~11月18日(日)
後期:2007年11月20日(火)~12月24日(月・振休)
一般 420円(210円) 大学生130円(70円) 高校生70円(40円)
中学生以下、65歳以上および障害者とその付添者(原則1名)の方は無料。
*それぞれ入館の際、学生証、運転免許証等の年齢の分かるもの、障害者手帳等をご提示ください。
* ( )内は20名以上の団体料金。いずれも消費税込。
*本展の観覧料で、当日に限り、「天空の美術」展(2F、ギャラリー4)もご覧いただけます。
*お得な観覧券「MOMATパスポート」
でご観覧いただけます。
所蔵作品展および、「天空の美術」展のみ
11月3日(土・文化の日)、11月4日(日)、12月2日(日)
所蔵作品展(4-2F)のご案内
およそ2600平方メートルからなる所蔵品ギャラリーで開催される所蔵作品展「近代日本の美術」。絵画・彫刻・水彩・素描・版画・写真など、約9,500点あるコレクションから、毎回180~250点の作品を選び、20世紀初頭から現代に至る日本の近代美術の流れが概観できるよう展示しています。ゆっくりと全体をご覧いただいて約1時間。コレクションと向かい合うひとときをどうぞお楽しみください。
◆展示替:年間4~5回程度大きく作品を入れ替えています(会期によっては、さらに日本画および戦争画を中心とした一部展示替があります)。
◆コーナー展示:特集コーナー(4F)、写真コーナー(3F)、版画[水彩・素描]コーナー(3F)では、毎回さまざまな切り口で、特集展示を行っています。
★展示構成はこちらをご覧ください。
音声ガイドのご案内-コレクションをもっと身近に、もっと楽しく!
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所蔵作品展「近代日本の美術」では、毎回30作品以上の解説を聴きながら、所蔵品ギャラリーを巡ることができます。作品のいろいろな面が見えてくる、そんな発見がいっぱいの音声ガイドです。ぜひご利用ください。 ■1F受付にて貸出・返却 ■ご利用料金:300円
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所蔵作品展で下村観山《木の間の秋》が久々の展示!
下村観山《木の間の秋》1907年
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写実的描写と大和絵や琳派の表現法を融合させた下村観山《木の間の秋》が、所蔵作品展で久しぶりに展示されます。
この2曲1双屏風は、前年から転居していた茨城県五浦(いづら)の何げない杉の雑木林に取材し、自然観察や写実的な表現を基礎にしながら描かれたものです。木立の裁ち落とし(クローズアップ)や樹木の幹の並列的な配置、樹木の濃淡が生む深い奥行きなど、構図や表現に伝統的な手法や西洋絵画研究の成果が発揮された意欲作です。
黄金に輝く光から浮かびあがる木立には、秋の風情が漂い、甘美な叙情性と華やかな装飾性が感じられます。ぜひこの機会にご覧ください。
展示中の重要文化財指定作品
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●原田直次郎《騎龍観音》1890年 油彩・キャンバス 寄託作品(護國寺蔵) 龍に乗った楊柳(ようりゅう)観音が舞い降りるさまを大画面に描いた作品。油彩技術を駆使し、迫真的な写実画法を日本の伝統的な画題に適用した意欲作です。
*今年新たに重文指定を受けた作品です。
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原田直次郎《騎龍観音》1890年 寄託作品(護國寺蔵)
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●萬鉄五郎《裸体美人》1912年 油彩・キャンバス 八木正治氏寄贈
東京美術学校の卒業制作。ゴッホの影響を受けた強烈な色彩と筆致による表現は、当時の指導教官たちを困惑させたと伝えられます。表現の自由、個性の尊重が叫ばれた大正時代のさきがけとなる記念碑的作品といえます。
●岸田劉生《道路と土手と塀(切通之写生)》1915年
油彩・キャンバス
劉生が当時住んでいた代々木付近を描いた風景画。密度の高い画面作りと、見る者に迫るような特異な空間把握によって、大正時代の「写実」絵画の中でも傑出した独自性を持つ作品です。
●中村彝《エロシェンコ氏の像》1920年 油彩・キャンバス
大里一太郎氏寄贈
当時、日本を訪れていた盲目のロシア詩人エロシェンコを描いた肖像画。ルノワールの影響の見られる柔らかい光の表現の中に、モデルの深い精神性を浮かび上がらせた作品です。
萬鉄五郎《裸体美人》1912年
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岸田劉生《道路と土手と塀(切通之写生)》1915年
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中村彝《エロシェンコ氏の像》1920年
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各コーナーの見どころ
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◆4F特集コーナー
特集:梅原龍三郎
鮮やかな色彩対比と奔放な筆遣いにより、情感豊かで力動感に富む油絵で独自の画境を築いた梅原龍三郎(1888~1986)を特集します。初期から戦後まで十数点の代表作とパレットを展示いたします。
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梅原龍三郎《北京秋天》1942年
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◆3F版画コーナー
特集:ジャン(ハンス)・アルプ ポ-トフォリオ『夢ともくろみ』
彫刻、レリーフ、絵画など多彩な表現で、自然から得た着想を軽やかな形に変換したジャン(ハンス)・アルプ(1886‐1966)。その造形のエッセンスが凝縮された版画集『夢ともくろみ』(1951-52年、全28点)を展示します。
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◆3F写真コーナー
特集:榎倉康二
「空間」や「物質」、そしてそれらに出会う「身体」の関係性に注目した作品で知られる美術家榎倉康二(1942-1995)。その写真作品を特集します。たがいに干渉しあう事物のあり方を、レンズを通じてとらえたそれらの作品には、榎倉の仕事のエッセンスが現れています。
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◆コレクションによる小企画「天空の美術」展(2Fギャラリー4)を開催
10月27日から12月24日まで、2Fギャラリー4で「天空の美術」展を開催します。
ひとは古くから、天空の世界に刺激を受けてきました。
とりわけ美術家たちは古くから、この世を超えた世界へのあこがれを託したり、
かたちも重さもない空の高さや星の光をいかに表すか追求したりと、さまざまな
かたちで表現を行ってきました。
この展覧会では、20世紀初頭から今日までの、空や星、雲をテーマにした
絵画・写真・オブジェ約40点を集め、ご紹介します。
□2Fギャラリー4で開催の小企画展「天空の美術」の展覧会概要、休館日、観覧料などの詳細はこちらをご覧ください。→、「天空の美術」
作品の入れ替えについて
下記以外の作品は会期中通してご覧いただけます。ただし、予告なしに展示内容が変更になる場合もありますので、詳細は出品リストでご確認ください。
詳細は出品リストでご確認ください。
◆10月27日(土)~11月4日(日)まで展示
岸田劉生《麗子六歳之像(毛糸の肩掛したる麗子)》1919年 岩波茂雄氏旧蔵、岩波雄二郎遺贈
◆11月6日(火)~12月24日(月・振休)まで展示
岸田劉生《麗子肖像(麗子五歳之像)》1918年
◆前期 [2007年10月27日(土)~11月18日(日)]
菱田春草《秋木立》1909年
速水御舟《茶碗と果実》1921年 沢田昭彦氏寄贈
岸田劉生《四季の花果図 橙柿図(秋)》1924年
《四季の花果図 大根・慈姑・蜜柑(冬)》1924年
鏑木清方《明治風俗十二ヶ月(九月~十一月)》1935年
村上華岳《秋谿図》1935年
川合玉堂《彩雨》1940年
福田豊四郎《英領ボルネオを衝く》1942年頃 無期限貸与
鶴田吾郎《スタンレー山脈の高砂義勇隊》1944年 無期限貸与
高沢圭一《桂林攻略》1945年 無期限貸与
◆後期 [2007年11月20日(火)~12月24日(月・振休)]
今村紫紅《笛》1900年頃
山内多門《金剛連峰》1927年 岩橋英遠氏寄贈
小茂田青樹《寒林》1927年
近藤浩一路《犬山夜漁》1928年 作者寄贈
村上華岳《海鳥暮景之図》1935年
小林古径《双鳩》1937年 小渕辰丙氏寄贈
藤田嗣治《十二月八日の真珠湾》1942年 無期限貸与
中山巍《神兵奮戦之図(落下傘部隊パレンバン精油所攻撃)》1942年 無期限貸与
清水登之《工兵隊架橋作業》1944年頃 無期限貸与
新収蔵作品
平成17年度~19年度に購入・受贈した作品で今回展示されるものは次の通りです。
◆絵画
小林古径《双鳩》1937年(平成17年度小渕辰丙氏寄贈)
小茂田青樹《寒林》1927年(平成19年度購入)
小山田二郎《食卓》1955年(平成19年度購入)
小林正人《Unnamed #7》1997年(平成18年度購入)
◆彫刻
オーギュスト・ロダン《トルソー》不詳年 (平成19年度岩波茂雄氏旧蔵、岩波雄二郎氏遺贈)
ジュリアン・オピー《「日本八景」より 国道百三十六号線から見る雨の松崎港》
2007年(平成19年度購入)
ジュリアン・オピー《「日本八景」より 真鶴半島の上の月》2007年(平成19年度購入)ジュリアン・オピー《「日本八景」より 国道三百号線からみる本栖湖の富士山》2007年(平成19年度購入)
ジュリアン・オピー《「日本八景」より 国道五十二号線から南部橋をのぞむ》2007年(平成19年度購入)
◆水彩
岸田劉生《イブを待つアダム》1912年(平成18年度鈴木良衛氏遺贈)
岸田劉生《麗子六歳之像(毛糸の肩掛したる麗子)》1919年 岩波茂雄氏旧蔵、岩波雄二郎遺贈
展示構成
4階から始まり、2階まで時代順にフロアを下っていく構成になっています。
4F
I-1 明治・大正期の美術 文展開設前後
I-2 明治・大正期の美術 大正のヒューマニズム
II-1 昭和戦前期の美術 都市のなかの芸術家
3F
II-2 昭和戦前期の美術 日本画・洋画の成熟
III 戦時と「戦後」の美術
IV 1950-60年代の美術
2F
V 現代美術-1970年代以降
※この所蔵作品展の会場風景は以前のものであり、現在の展示とは異なります。