年間スケジュール(2018年)

2018年度美術館展覧会スケジュール


◆美術館(本館)では常時3つの展覧会を開催しています。
*展示替え期間は除きます。

展覧会の名称、日程、内容等は変更されることがあります。ご了承ください。

企画展ギャラリー

生誕150年 横山大観展

2018年4月13日[金]- 5月27日[日]
*休館日:月曜日(4月30日は開館)

展覧会詳細 特設サイト

カタログ目録情報

横山大観(1868-1958)は、1500点を超える富士の絵を残したことや、40メートル超えの水墨画の画巻《生々流転》を描いたことで知られる、近代日本画壇のトップです。その生誕150年を記念する大回顧展です。
「絵は何処までも心で描かねばならぬ」「絵は人なり」。こうした言葉からは大真面目な人物像が印象付けられますが、一方で、おおいなる冒険心と遊び心を併せ持っていたのが大観でした。絵では人をびっくりさせようと創意をこらし、不断の努力で表現を開拓しました。
本展では、そんな大観像を浮かび上がらせるため、大観の若かりし頃にも注目しつつ、約90点の作品を厳選して紹介します。一度は見ておきたい代表作はもちろんのこと、新出の作品も並ぶ本展で、大観の新たな魅力を発見してください。

 

*作品保護のため、会期中、展示替を行います。

 

 

ゴードン・マッタ=クラーク展

2018年6月19日[火]- 9月17日[月・祝]
*休館日:月曜日(7月16日、9月17日は開館)、7月17日[火]

展覧会詳細

カタログ目録情報

アメリカのアーティスト、ゴードン・マッタ=クラーク(1943-78)のアジア初となる大回顧展。大学で建築を学んだマッタ=クラークは、美術へと活動の舞台を移すと、1970年代にニューヨークを中心に活躍しました。35歳で病死するまでの短い活動にも関わらず、今なお多くのアーティストに影響を与え続けています。
マッタ=クラークは、取り壊し前の建物の床や壁の一部を取り去り、ありふれた日常をまったく新しい空間と時間へと変容させる「建物切断(building cuts)」のプロジェクトで当時の美術界に衝撃を与えます。また、美術・音楽・ダンスなどのためのスペース「112」の運営やアーティストによるレストラン「FOOD」の経営に関ったり、グラフィティなどのストリート・カルチャーにいち早く注目したりと、時代の空気を鋭敏に読み取りながら新しいアーティスト像を提示しました。
彫刻、写真、映像、ドローイングなどから、1970年代を代表するこのアーティストの全貌にせまります。

 

 

アジアにめざめたら:アートが変わる、世界が変わる 1960-1990年代

2018年10月10日[水]- 12月24日[月・休]
*休館日:月曜日(12月24日は開館)

展覧会詳細

日本・韓国・シンガポールの国立美術館による共同企画。1960年代から90年代の激動のアジアで誕生した実験的な美術の動向を、国の枠組みを超えて比較・検討する初の試みです。
同時期のアジアは、冷戦によるイデオロギーの対立とヴェトナム戦争の勃発、ナショナリズムの高揚と近代化の急速な進展、さらに相次ぐ民主化運動のうねりなどによって社会が激しく変化した時期にあたります。この激動の時代を背景として、アジア各地の若い世代の作家たちは、それぞれが生きるローカルな問題に目を向けるようになり、美術の批評としての機能を取り戻すことで、現実変革を志向する先鋭的な活動を展開しました。都市の日常生活を批判的に捉え直すリアリズムや、西洋由来の「美術」という制度を問い直すコンセプチュアルな作品、さらに民衆との連携を掲げて「伝統文化」を巧みに利用した作品など、社会と深く結びついた多様な仕事が生まれました。
本展は、このような60年代から90年代のラディカルな芸術家の活動を、東北アジア、東南アジア、南アジアを対象に抽出し、その共通点と差異をトランスナショナルな枠組みの中で考察します。

 

 

福沢一郎展 このどうしようもない世界を笑いとばせ

2019年3月12日[火]- 5月26日[日]
*休館日:月曜日(3月25日、4月1日、4月29日、5月6日は開館)、5月7日[火]

福沢一郎(1898-1992)は、昭和の戦前から戦後にかけて前衛美術運動の中心的役割を果たした画家です。1930年代にはフランスのシュルレアリスム(超現実主義)を日本に紹介するとともに、社会批評のメッセージを象徴的に表現した作品を次々と発表しました。戦時中は弾圧を受けますが、戦後はふたたび社会批評的な視点から人間群像の大作に取り組み、晩年には文化勲章を受章しました。
福沢は、対社会的な視点を貫きながらも、硬直したイデオロギーを主張するのではなく、ときに古典絵画を引用しながら問題を普遍化させ、ときに知的なユーモアをまじえて自由に描きました。本展は代表作《牛》(1936年)をはじめとする約90点の作品によって、彼の取り組みを今日的視点から再評価し、そして美術と社会との関係について考えようとするものです。

 

 

ギャラリー4

瀧口修造と彼が見つめた作家たち コレクションを中心とした小企画

瀧口修造《デカルコマニー》制作年不詳

2018年6月19日[火]- 9月24日[月・祝]
*休館日:月曜日(7月16日、9月17日、9月24日は開館)、7月17日[火]、9月18日[火]

カタログ目録情報

美術評論家・詩人の瀧口修造(1903-1979)は日本にシュルレアリスムを紹介し、また若手作家を理念的に支援し続けたことで知られています。
当館コレクションより、瀧口自身の作品13点に加え、彼が関心を寄せたエルンストやミロなどシュルレアリスムの画家、北脇昇ら戦前の前衛画家、山口勝弘、福島秀子、大辻清司ら実験工房の作家、赤瀬川原平、荒川修作ら戦後の前衛作家などの作品を展示します。

 

 

遠くへ行きたい コレクションによる小企画

北脇昇《クォ・ヴァディス》1949年
東京国立近代美術館蔵

2018年10月6日[土]- 2019年1月20日[日]
*休館日:月曜日(10月8日、12月24日、1月14日は開館)、10月9日[火]、12月25日[火]、年末年始(12月28日[金]-2019年1月1日[火・祝])、1月15日[火]

私たちが、たった今いるところとは違う場所に思いをはせるのは、どのようなときでしょうか。なじみの土地や、そこにいる人を思うとき、あるいは日常から離れた見知らぬ地への憧れや、目の当たりにしている現実から抜け出したいという願望を抱くときであったりもするでしょう。
永六輔が作詞し、50年以上にわたり歌い継がれている「遠くへ行きたい」をヒントに、コレクションの中から約25点の作品を紹介します。

 

 

杉浦非水と図案の時代(仮称)

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杉浦非水《銀座三越 四月十日開店》1930年 東京国立近代美術館蔵

前期:2019年2月9日[土]-4月7日[日]
後期:2019年4月10日[水]-5月26日[日
休室日:月曜日(2月11日、3月25日、4月1日、4月29日、4月30日、5月6日は開館)、2月12日[火]、4月9日[火]、5月7日[火]

 日本におけるグラフィック・デザインの創成期に重要な役割を果たした、図案家の杉浦非水(1876-1965)。工芸研究家の渡辺素舟(1890-1986)とともに、『図案の美学』や『実用図案資料大成』を発行し、昭和10(1935)年に創立された多摩帝国美術学校(現・多摩美術大学)の校長として同校で教鞭を執るなど、図案の教育、図案の普及に努めました。
本展では非水の代表作である三越のためのポスターや、数多く手がけた表紙デザインの仕事など、当館の所蔵作品を中心に、非水の旧蔵資料を初めて公開します。手元で大切に保管されたフランスの挿絵入り新聞『L’Illustration(イリュストラシオン)』やアメリカのグラフ雑誌『LIFE(ライフ)』、自作のスクラップブックなどをあわせて展示することで、図案家であり、同時にイメージの収集家でもあった非水の多彩な活動をご紹介します。

 

*作品保護のため、会期中、展示替を行います。

 

杉浦非水が集めた雑誌の切り抜きや絵はがき 年代不詳
東京国立近代美術館蔵

杉浦非水によるスクラップブック 年代不詳
東京国立近代美術館蔵

所蔵品ギャラリー

所蔵作品展 MOMATコレクション 

「MOMATコレクション」は、日本画、洋画、版画、彫刻、写真、映像など13,000点を超える所蔵作品から、会期ごとに約200点を展示する国内最大級のコレクション展示です。20世紀以降の日本美術の流れをたどることができる国内唯一の展示であり、会期ごとに作品を入れ替えたり、小特集の開催などで、常に新しい楽しみ方を提案しています。

広い展示空間で快適に作品をご覧いただけるよう、皇居から東京駅方面をのぞむ「眺めのよい部屋」など、ゆったりした休憩スペースとともに、様々な椅子もご用意しています。

 

【展示期間および特集展示】

2017年11月14日[火]- 2018年5月27日[日]※ギャラリー4のみ3月21日[水・祝]まで
*休館日:月曜日(2018年1月8日、2月12日、3月26日、4月2日、4月30日は開館)、年末年始(12月28日[木]‐2018年1月1日[月・祝])、1月9日[火]、2月13日[火]

2018年6月5日[火]- 9月24日[月・祝] 
*休館日:月曜日(7月16日、9月17日、9月24日は開館)、7月17日[火]、9月18日[火]

2018年10月6日[土]- 2019年1月20日[日]
*休館日:月曜日(10月8日、12月24日、1月14日は開館)、10月9日[火]、12月25日[火]、年末年始(12月28日[金]‐2019年1月1日[火・祝])、1月15日[火]

2019年1月29日[火]~5月26日[日]
*休館日:月曜日(2月11日、3月25日、4月1日、4月29日、5月6日は開館)、2月12日[火]、5月7日[火]

 

 

*上記以外の期間は展示替等のため休館します。