開催中の展覧会

  • 2019.2.9 - 5.26
  • 企画展

イメージコレクター・杉浦非水展

Sugiura Hisui: Image Collector

展覧会について

hisui

杉浦非水《三越呉服店春の新柄陳列会》1914年 東京国立近代美術館蔵

出品作品リスト

日本のグラフィックデザインの創成期に、重要な役割を果たした図案家の杉浦非水。当館ではご遺族から一括寄贈された非水のポスター、絵はがき、原画など700点以上を収蔵しています。本展では三越のためのポスターや、数多く手がけた表紙デザインの仕事、原画やスケッチなど、19年ぶりに当館の非水コレクションを一堂に展示します。

さらに今回は、非水が手元に残した海外の雑誌やスクラップブック、16mmフィルムなど、貴重な旧蔵資料も初公開します。図案の創作にいたるまでの「イメージの収集家」としての側面に焦点をあて、杉浦非水の活動を改めて紹介します。

杉浦非水が集めた雑誌の切り抜きや絵はがき 年代不詳
東京国立近代美術館蔵

杉浦非水によるスクラップブック 年代不詳
東京国立近代美術館蔵

杉浦非水略歴

1876年 愛媛県松山市に生まれる。本名は朝武(つとむ)。
1886年 杉浦家の養子となる。
1897年 5月、上京。
9月、東京美術学校(現・東京藝術大学)日本画選科に入学。
1901年 3月、東京美術学校卒業。
5月、黒田清輝がフランスから帰国、持ち帰った資料を見る。
1902年 4月、黒田の推薦で大阪の三和印刷所図案部主任となる。
1904年 大阪商船株式会社を辞して上京。
岩崎翠子〔本名・翠(1885-1960)、歌人〕と結婚。
1908年 2月、三越呉服店夜間勤務嘱託となる。
1910年 1月、三越呉服店図案部が意匠部から独立し、同部主任となる。
1912年 6月、中澤弘光、山本森之助らと光風会を創立。
1922年 研究および見学のためヨーロッパに留学。
1925年 ポスター研究団体「七人社」創立。
1927年 7月、ポスター研究雑誌『アフィッシュ』創刊。
1929年

10月、帝国美術学校教授工芸科図案科長に就任。

1935年

帝国美術学校を辞任。
多摩帝国美術学校(現・多摩美術大学)創設に参加し、
同校校長および図案科主任教授を兼任。

1965年

8月18日死去。

 

イベント

ギャラリートーク

●2月22日[金]
「杉浦非水の目と思考―旧蔵資料から見る」
長井健氏(愛媛県美術館 学芸グループ担当係長・専門学芸員)
 
●4月19日[金]
「杉浦非水と戦前日本の小型映画」
冨田美香氏(国立映画アーカイブ 主任研究員)
 
※ 各日とも18時から2階ギャラリー4にて、申込不要・参加無料(要観覧券)

開催概要

会場:
東京国立近代美術館 2階 ギャラリー4
会期:
前期:2019年2月9日(土)-4月7日(日)
後期:2019年4月10日(水)-5月26日(日)
*作品保護のため、会期中に展示替えを行ないます。
開館時間:
10:00 - 17:00(金曜・土曜は20:00まで)
※入館時間は閉館30分前まで
休館日:
月曜日(2月11日、3月25日、4月1日、4月29日、5月6日は開館)、2月12日[火]、4月9日[火](※本展のみ)、5月7日[火]
観覧料:
一般500円(400円) 
大学生250円(200円)
*( )内は20名以上の団体料金。いずれも消費税込。
*高校生以下および18歳未満、65歳以上、キャンパスメンバーズ「MOMATパスポート」をお持ちの方、友の会・賛助会会員、MOMAT支援サークルパートナー企業(同伴者1名迄。シルバー会員は本人のみ)、障害者手帳をお持ちの方とその付添者(1名)は無料。
*それぞれ入館の際、学生証、運転免許証等の年齢の分かるもの、会員証、障害者手帳等をご提示ください。
5時から割引(金曜・土曜):
一般 300円  
大学生 150円 
*本展の観覧料で、入館当日に限り、所蔵作品展「MOMATコレクション」(4-2F)もご観覧いただけます。
無料観覧日:
2月24日(日)、3月3日(日)、4月7日(日)、5月5日(日)、5月18日(土)(国際博物館の日)
※ 2月24日(日)は天皇陛下御在位30年を記念して入館無料です。
主催:
東京国立近代美術館
共催:
毎日新聞社
特別協力:
愛媛県美術館
美術館へのアクセス:
東京メトロ東西線竹橋駅 1b出口より徒歩3分
〒102-8322 千代田区北の丸公園3-1
詳しくはアクセスマップをご参照ください。