年間スケジュール(2008年)

2008年度 工芸館展覧会スケジュール

 

工芸館

【 所蔵作品展 】 近代工芸の名品-花と人形 Flower and Doll from the Museum Collection

松井康成《練上玻瑠光大壺》1999年
東京国立近代美術館

2008年2月26日(火)-5月11日(日)

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近代工芸を創造してきた多くの工芸家たちは、豊かな自然が育む花の美しさや形象を描写し造形化してきました。花を主題に洗練された工芸美を明らかにした工芸の名品約60点を紹介します。併せて、創作や伝統工芸、現代の表現として豊かな発展を遂げてきた人形の造形約30点を特集します。人の形象を主題とした工芸とポスター作品を並べて芸術表現の対照を試みます。

【 所蔵作品展 】 Ⅰヨーロッパの近代工芸とデザイン
―アール・デコを中心に―
Ⅱ 新収蔵作品展 2006-2007 Museum Collection Exhibition
I. European Modern Crafts and Design: Centering on Art Deco
II. New Acquisitions 2006–2007

2008年5月20日(火)-7月6日(日)

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工芸館では、日本の近現代工芸と併せて、ヨーロッパの近代工芸も随時収蔵してきました。本展はそれらの中から代表的な作品約90点を展示し、近代ヨーロッパの工芸とデザインの流れを通観します。また、2006年から2007年にかけて新たに収蔵された作品の中から、比較的まとまって所蔵された石黒宗麿(1893-1968)や三浦小平二(1933‐2006)の陶磁器を中心に、ガラス、染織作品など約35点を紹介します。

所蔵作品展 こども工芸館 Crafts Gallery for Kids from the Museum Collection

芹沢銈介《紬地型絵染のれん 滝》1962年
東京国立近代美術館

2008年7月17日(木)-9月23日(火)

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夏休みの時期、工芸館では、「こども工芸館」を開催します。今回は、工芸作品の装飾模様に注目します。工芸館が所蔵する陶磁、漆工、染織、金工など、日本の近代の優れた工芸作品約100点により、その装飾模様を手がかりとして、工芸の魅力にせまります。会期中には、工芸家によるこどもを対象としたワークショップも予定しています。

【 企画展 】かたちのエッセンス―平松保城のジュエリー
同時開催:【 所蔵作品展 】 近代工芸の名品―陶芸 Yasuki Hiramatsu ― Jewelry: The Essence of Form
Masterpieces of Modern Crafts from the Museum Collection ― Ceramics

平松保城《ブローチ》1978年 
東京国立近代美術館
撮影:斎城卓

2008年10月4日(土)-12月7日(日)

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平松保城(1926‐ )は、日本の彫金の伝統を受け継ぎましたが、それを現代の感覚に即して捉えなおし、金属造形に斬新な解釈を試みた作品を発表してきました。洗練されたなかにも温かみ溢れる造形で、とりわけジュエリーの分野では、戦後日本を代表する作家として国内外で高く評価されています。本展では、その半世紀にわたる歩みを約70点の作品で回顧します。所蔵作品による名品展を併催します。

【 所蔵作品展 】 きものの輝き/漆・木・竹工芸の美 Museum Collection Exhibition
Radiance of Kimono
Beauty of Lacquer, Wood and Bamboo Works

2008年12月20日(土)-2009年2月22日(日)

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戦後、日本人の生活スタイルは大きく様変わりをし、その陰に沈みこみそうになった伝統の姿がありました。その一方で、制作の現場にも自由の風が吹きこんで、個人作家としての取り組みが盛んになりました。そこには現代的な瑞々しい感性と作り手の意欲が充満しています。本展では3室を用いて、きものや着尺、帯など、伝統的な形式に託された艶やかな染織作品の輝きを、後半では、成形や加飾の段階を経て自然本来の姿とは異質に転化された漆、木、そして竹工芸の美を展観します。

木村雨山《一越縮緬地花鳥文訪問着》1934年
東京国立近代美術館

黒田辰秋《螺鈿白蝶縞中次》1974年頃
東京国立近代美術館

【 所蔵作品展 】 近代工芸の名品-花 Modern Japanese Crafts from the Museum Collection:
Flower Design

荒川豊蔵《志野茶垸 銘 氷梅》
1970年
東京国立近代美術館

2009年3月7日(土)-5月10日(日)

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日本の陶磁や染織、漆工、金工、木工等の工芸作品の意匠には、四季折々の自然の豊かな営みを捉え、さまざまな技法と素材を駆使した情感豊かな表現が数多く見られます。本展では、工芸館の春のテーマ展示として定着した、“花”に主題をとった美しい名品の数々をご紹介します。

工芸館「人間国宝・巨匠コーナー」のご案内

藤本能道
《雪白釉釉描加彩竹雀図四角隅切筥》1984年 
東京国立近代美術館

工芸館では、所蔵作品の中からとくに重要無形文化財保持者(人間国宝)や日本芸術院会員をはじめとする、国内外の工芸やデザインを代表する作家の作品を常時紹介する展示コーナーを設けています。陶磁、ガラス、漆工、木工、竹工、染織、人形、金工、デザイン作品など、選りすぐりの名品をお楽しみください。

・展示期間

2008年5月20日(火)~7月6日(日)

2008年7月17日(木)~9月23日(日)

2008年10月4日(土)~12月7日(日)

2008年12月20日(土)~2009年2月22日(日)

2009年3月7日(土)~5月10日(日)

その他

◆美術館(本館)企画展ギャラリー
カルロ・ザウリ展 イタリア現代陶芸の巨匠 CARLO ZAULI: A RETROSPECTIVE

カルロ・ザウリ 《翼のある形態》 1976年
カルロ・ザウリ美術館
PHOTO:MASSIMILIANO FANTINI

共催:京都国立近代美術館、ファエンツァ市、エミリア・ロマーニャ州、カルロ・ザウリ美術館、日本経済新聞社

2008年6月17日(火)-8月3日(日)

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現代陶芸の偉大な改革者の一人として国際的にも高く評価され、日本にも大きな影響を与えてきたイタリア現代陶芸の巨匠、カルロ・ザウリ(1926-2002)の没後初めての回顧展を、ザウリが制作していた地、ファエンツァ市との国際交流展として開催します。ザウリは、土の可能性を徹底的に追求したダイナミックな陶による彫刻作品を生み出すかたわら、繊細で緻密な建築壁面の制作やタイルのデザインでもその才能を発揮しました。本展では、1951年から1991年までの約40年間の活動の軌跡を辿ります。

<巡回>
山口県立萩美術館・浦上記念館:
2008年8月26日(火)-10月26日(日)

◆美術館(本館)ギャラリー4
小松誠―デザイン+ユーモア― MAKOTO KOMATSU EXHIBITION ―design+humour―

小松誠
《Crinkle Series スーパーバッグ》
1997年 個人蔵

2008年10月28日(火)-12月21日(日)

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1975年発表のクリンクルシリーズ―紙や布素材のシワを写し取ってカップや紙袋、パッケージ様の器とした作品―で一躍脚光を浴びた小松誠(1943- )は、現代のプロダクト・デザイン界を代表する作家として国際的に高く評価されています。磁器の鋳込み成形によるセラミックを主体にした豊かでユーモアのある作品には、快適な生活への提案が溢れています。