年間スケジュール(2017年)

2017年度 工芸館展覧会スケジュール

 

工芸館

所蔵作品展 動物集合

2017年2月28日[火]-5月21日[日]

*休館日:月曜日(3月20日、27日、4月3日、5月1日は開館)、3月21日[火]

展覧会詳細

ツル、カメ、貝、トンボ、オシドリ、犬、タカ、虎、龍、鳳凰などなど、工芸には数え出したらきりがないほどの動物たちが登場します。自然界に生きる動物の形や習性をもとに、素材と技法の特性を生かした造形に挑むなかで、卵殻の小さなかけらは柔らかな毛並みへ、たたいた金属の硬質な輝きはタカの勇猛さへと転じました。作家と動物がより近しくなることで生まれた親しみのこめられた視点は、動物の姿を生き生きと表現し、見る人の共感を呼び起こします。

 

所蔵作品展 こども✕おとな工芸館(仮称)

初代宮川香山《鳩桜花図高浮彫花瓶》1871-82年頃
東京国立近代美術館蔵

2017年7月4日[火]-9月3日[日]

*休館日:月曜日(7月17日は開館)、7月18日[火]

 

あなたの国はどんな国?──工芸は、そんな質問に答えるヒントがいっぱいです。なぜなら工芸は、それぞれの国や地域の特徴を色濃く映し出すものだから。それと同時に、境界を越えた人間に共通する意欲や願いを秘めている点も見逃せません。2020年の東京オリンピックを前に、今からこどもたちと一緒に工芸の魅力を探ってみませんか。工芸館開館40周年企画第一弾。スタンプラリーをはじめ、工芸を楽しみながら学べるイベントも多数ご用意しました。

 

辻 清明展(仮称)

辻清明《信楽大合子 天心》1970年
東京国立近代美術館蔵

2017年9月15日[金]-11月23日[木・祝]

*休館日:月曜日(9月18日、10月9日は開館)、9月19日[火]、10月10日[火]

 

辻清明(1927-2008、名誉都民)は、1955年に東京・多摩に登窯を築いて以降、信楽の土を用いた焼き締め陶を中心に制作した陶芸家です。古美術の蒐集や芸術家との交流を通して、感性のままに制作されたうつわやオブジェなどの作品は、「明る寂び」と呼ばれる独自の世界を構築しました。本展では、辻の代表作とともに、同時代に活躍した工芸家の作品もあわせて紹介し、辻が求めた「明る寂び」の美意識とその独自の世界観を探ります。

※辻清明の「辻」の字のしんにょうは点一つです

所蔵作品展 日本の工芸―自然を愛でる―(仮称)

森口華弘《友禅訪問着 桂垣》1972年
東京国立近代美術館蔵

2017年12月1日[金]-2018年2月18日[日]

*休館日:月曜日(1月8日、2月12日は開館)、年末年始(12月28日[木]-2018年1月1日[月・祝])、1月9日[火]、2月13日[火]

 

自然の移り変わりや風光の美しさに親しみ、暮らしや居住を彩り装いとしてきた日本。工芸では、陶磁と色絵、糸と染め織り、漆と金銀蒔絵など、天然の素材と美しさを描きかたちに表しています。森口華弘の友禅の着物や赤塚自得の蒔絵硯箱、北原千鹿の彫金の箱など、日本人の心が生み出した、近・現代の工芸の名品を特集します。

 

所蔵作品展 近代工芸の名品(仮称)

鈴木長吉《十二の鷹》(部分)1893年
東京国立近代美術館蔵

2018年3月1日[木]-5月13日[日]

*休館日:月曜日(3月26日、4月2日、4月30日は開館)

 

鈴木長吉(1848-1919)《十二の鷹》は、1893年にアメリカで開催されたシカゴ・コロンブス世界博覧会へ出品するため、当時の技術の粋を集めて制作された、明治期を代表する金工品です。このたび3年間にわたる修復を経てお披露目いたします。博覧会後、長らく失われていた鉾垂ほこたれ(鷹の止まり木に使用される装飾布)も復元され、制作当時の鮮やかな色合いが甦りました。本展では、工芸館の名品とともに、約100点を展観します。

人間国宝・巨匠コーナー 

会場風景(これまでの展示より)

会場の一部では、所蔵作品の中から、重要無形文化財保持者(人間国宝)や日本芸術院会員をはじめ、国内外の工芸・デザインを代表する作家の作品を展示するコーナーを設けています。開催中の展覧会のテーマや季節に合わせて、陶磁や漆、染織など、それぞれの素材の魅力や技法の奥深さを感じられる作品を紹介します。

美術館 ギャラリー4 [2F]

マルセル・ブロイヤーの家具: Improvement for good

2017年3月3日[金]-5月7日[日]

*休館日:月曜日(3月20日、27日、4月3日、5月1日は開館)、3月21日[火]

展覧会詳細

 

モダン・デザインが語られる際に、言及されることの多い椅子《クラブチェア B3》。家具デザイナーかつ建築家として知られるマルセル・ブロイヤー(1902-1981)が弱冠23歳で考案したこの椅子は、鉄パイプを使った初めての住居用家具として高く評価されています。本展では、日本人をも魅了してきたブロイヤーの家具デザインの魅力に迫ります。