開催予定の展覧会

  • 2018.6.19 - 8.26
  • 所蔵作品展

こどもとおとなのアツアツこうげいかん

Crafts Gallery for Kids x Adults: Heat and Pressure

From the museum collection

展覧会について

田嶋悦子 《Cornucopia 02-XI》 2002

田嶋悦子 《Cornucopia 02-XI》 2002年 東京国立近代美術館蔵

二十代堆朱楊成《彫漆硯箱 玄鶴》1944年 東京国立近代美術館蔵

二十代堆朱楊成《彫漆硯箱 玄鶴》1944年 東京国立近代美術館蔵

日常からスペシャルな場まで、気づけば私たちの日々はいつも工芸とともにあります。たとえばお気に入りの湯呑茶わん。立ちのぼる湯気を吹きながらお茶をすすれば人心地がつき、しっくりとなじむ肌合いもくつろぎの時間を演出します。ありふれた情景に置かれたごく身近なもの。しかし、とりたてて疑問も抱かずに親しんできたそれには、なかに注いだお茶の数十倍もの温度をくぐりぬけた過程があります。そして窯(かま)のなかで焼くあいだもその前の成形のときも、圧力に抗し、同時にその力をボディのうちに取り込んでいる。そんなことを感じながら手に取ると、今までよく知っていたはずのものごとがちょっと違って見えるかもしれません。

工芸制作の現場をのぞくと、この温度と力のかかり具合が決め手となっているものが少なくないのに気づきます。ジャパンブルーとも呼ばれる藍染(あいぞめ)の青を染めるには、藍の葉っぱを発酵(はっこう)させたスクモを使うのですが、発酵床の熱は70度以上になることもあるのだとか。また、染料液につける前に布の一部をギュッと押さえておくとさまざまな模様があらわれますが、これは絞り染と呼ばれる染め方で、正倉院宝物にも伝わる古い技法です。一方、軽くて丈夫な白竹のカゴの色ツヤは、煮るか火であぶるかして油を抜き、そのうえ日光にさらして青から変化させた結果。なおも息づくしなやかさが許すギリギリまで押し曲げては組んでいき、パン!と戻ろうとする力でお互いを押さえ込む、それがカゴといういれもの空間を作っているのです。

澄ました顔してそこにある工芸のなんとドラマチックなこと!今回は「熱」と「圧」を切り口として、アツアツなのにクールな工芸観に迫ります。

イベント

※いずれも参加費不要[18歳以上の方(65歳以上・高校生は除く)は要観覧券] 、予約不要。

 

セルフガイド&スタンプラリー【先着順】

セルフガイドを片手にアツアツめぐり。5つのスタンプを集めた方には小さなアツアツをプレゼント。

対象:中学生以下[2,000名]

 

みんなでつくるアツアツ図鑑【先着順】

あなたが見つけたアツアツを絵とメッセージで紹介し、みんなで図鑑を作りましょう。書いていただいた図鑑カードは会期中工芸館で大公開。

対象:中学生以下[2,000名]

 

ジロジロめがね製作工房

タッチ&トークご参加前に「ジロジロめがね」を作ってアツアツ度アップ!

日時:会期中の水・土曜日 13:30~13:55

対象:小学生以下(家族でタッチ&トークにご参加の方)

 

家族でタッチ&トーク

ジロジロめがねを片手に、会場でのアツアツトークのあとは作品にさわってもっとアツアツ!小さなお子さん連れの方もお気軽にご参加ください。

日時:会期中の水・土曜日 14:00~15:00

対象:お子さん(小学校以下)とご一緒のグループ

※「ジロジロめがね製作工房」に参加できなかったお子さん(小学生以下)には、工芸館で用意したジロジロめがねを差し上げます。

 

おとなのタッチ&トーク

人間国宝の作品も登場する「さわってみようコーナー」と会場トークの2部構成。工芸の魅力をさまざまな角度からご堪能ください。

日時:会期中の水・土曜日 14:00~15:00

対象:となたでも!

 

8.ギャラリートーク

作品の解説を聞きながら、工芸館でのんびり過ごしませんか?当館研究員が鑑賞のポイントを分かりやすく解説します。

対象:どなたでも!

 

※日程が決定次第、本ページにてご案内いたします。

 

開催概要

会場:
東京国立近代美術館工芸館
会期:
2018年6月19日(火)-8月26日(日)
開館時間:
10:00 - 17:00
※入館時間は閉館30分前まで
休館日:
月曜日(7月16日は開館)、7月17日[火]
観覧料:
一般250円(200円) 
大学生130円(60円)
※( )内は20名以上の団体料金。いずれも消費税込。

高校生以下および18歳未満、65歳以上、「MOMATパスポート」をお持ちの方、友の会賛助会員(同伴者1名まで)MOMAT支援サークルパートナー企業(同伴者1名まで、シルバー会員は本人のみ)、キャンパスメンバーズ、障害者手帳をお持ちの方とその付添者(1名)は無料。
※それぞれ入館の際、学生証、運転免許証等の年齢の分かるもの、会員証、社員証、障害者手帳をご提示ください。

無料観覧日:
7月1日(日)
8月5日(日)
主催:
東京国立近代美術館

東京国立近代美術館工芸館

〒102-0091
千代田区北の丸公園1-1

アクセス

2018年4月22日(日)
本日の開館は 10:00~17:00
入場は 16:30 まで

本日の予定