開催予定の展示

  • 2017.9.26 - 12.10
  • 展示企画

生誕100年 ジャン=ピエール・メルヴィル、暗黒映画の美

Jean-Pierre Melville, cinéaste du noir

概要

会場:
東京国立近代美術館フィルムセンター 展示室(企画展)
会期:
2017年9月26日(火)-12月10日(日)
開館時間:
11:00am-6:30pm
(入室は6:00pmまで)
休室日:
月曜日は休室です
観覧料:
一般250円(200円)/大学生・シニア130円(60円)/高校生以下及び18歳未満、障害者(付添者は原則1名まで)、MOMATパスポートをお持ちの方、キャンパスメンバーズは無料
*料金は常設の「NFCコレクションでみる 日本映画の歴史」の入場料を含みます。
*( )内は20名以上の団体料金です。
*学生、シニア(65歳以上)、障害者、キャンパスメンバーズの方はそれぞれ入室の際、証明できるものをご提示ください。
*フィルムセンターの上映企画をご覧になった方は当日に限り、半券のご提示により団体料金が適用されます。
*2017年11月3日(金・祝)は、「文化の日」のため展示を無料でご覧いただけます。
主催:
東京国立近代美術館フィルムセンター、ノクテュルヌ・プロデュクシオン
協力:
在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本、KADOKAWA、マーメイド・フィルム、PFF(ぴあフィルムフェスティバル)
協賛:
エルメスジャポン株式会社

 

↑PDF版でもご覧いただけます

監督ジャン=ピエール・メルヴィル、その名はフランス映画の歴史の中でも特別な輝きを放っています。少年期からアメリカ映画に傾倒、助監督修業を経ずにまったくの自主製作で長篇デビュー作『海の沈黙』(1949年)を送り出したメルヴィルは、ジャン・コクトーの依頼による『恐るべき子供たち』の映画化(1950年)などで頭角を現し、そのインディペンデント魂は若きヌーヴェル・ヴァーグの監督たちから敬愛されました。

やがて優れた暗黒映画の作り手として認められ、『いぬ』(1962年)、『ギャング』(1966年)、『サムライ』(1967年)、『仁義』(1970年)といった硬質の犯罪映画、そして対独レジスタンス経験に根差した戦争大作『影の軍隊』(1969年)などはフランス映画に一時代を築きます。とりわけジャン=ポール・ベルモンド、アラン・ドロンという二大スターは、メルヴィル作品とともに新境地を開いたといっても過言ではありません。善悪を合わせ持った複雑な人間像を描き出し、男たちの絆と裏切りをドラマに塗り込めたメルヴィルは、日本を含む現代のアジア映画にも強い影響を与えています。

メルヴィルが生誕100年を迎えるこの2017年、フィルムセンターは、ドキュメンタリー『コードネームはメルヴィル』(2008年)の監督オリヴィエ・ボレール氏が長年収集してきた資料を中心にその孤高の生涯と業績を振り返ります。PFFや角川シネマ新宿での代表作の上映、アンスティチュ・フランセ東京での上映やイベントと併せ、メルヴィルの“黒”の世界に触れてみてください。

 

『恐るべき子供たち』オリジナルポスター(1950年)

『賭博師ボブ』オリジナルポスター(1955年)

『影の軍隊』日本版ポスター(1970年)

『サムライ』日本版ポスター(1968年)

『仁義』日本版ポスター(1970年)

『いぬ』(1962年) 撮影中のメルヴィル(右)とセルジュ・レジアニ         ©Interpress

『恐るべき子供たち』(1950年) ニコル・ステファーヌとエドゥアール・デルミット     ©André Dino

『海の沈黙』(1949年) 撮影中のスナップ               ©Gaumont

出品リスト

※詳細は後日ホームページなどでお知らせいたします。

展覧会の構成

1 展覧会によせて

 

2 経歴、そして『海の沈黙』と『恐るべき子供たち』

 

 a   メルヴィルになるまで

 b 『海の沈黙』

 c 『恐るべき子供たち』

 

3 「ハーフトーン」の3作品

 

 a 『この手紙を読むときは』

 b 『賭博師ボブ』

 c 『マンハッタンの二人の男』

 

4 ベルモンド三部作

 

 a 『モラン神父』

 b 『いぬ』

 c 『フェルショー家の長男』

 

5 『ギャング』

 

6 『サムライ』

 

7 『影の軍隊』

 

8 『仁義』と『リスボン特急』

 

 a 『仁義』

 b 『リスボン特急』

 c   メルヴィルの遺したもの

 

9 メルヴィルと日本

 

イベント

トークイベント

※申込不要、参加無料(展示室内で開催のトークは、観覧券が必要です)。
※当日の企画上映チケットの半券をご提示いただくと、割引が適用されます。
※詳細は後日ホームページなどでお知らせいたします。

 

ノワール映画の系譜ーフランスから香港へ

 

日程:9月30日(土)

講師:野崎歓氏(東京大学文学部教授)

 

 


 

メルヴィル再発見ー生誕100年を迎えて

 

 

日程:11月4日(土)

講師:オリヴィエ・ボレール氏(本展企画者、記録映画『コードネームはメルヴィル』監督)

 

 


 メルヴィル映画の思い出とその影響

 

日程:12月2日(土)

講師:小林政広氏(映画監督)

 

 


関連上映企画

 

第39回PFF(ぴあフィルムフェスティバル) 何度でも!メルヴィル

 

会期:9月16日(土)~9月29日(金) 『ギャング』ほか5作品を上映

会場:東京国立近代美術館フィルムセンター

*詳細は第39回PFFをご参照ください。

 

ジャン=ピエール・メルヴィル生誕百年 関連上映・シンポジウム

 

会期:11月4日(土)~11月5日(日)

会場:アンスティチュ・フランセ東京(飯田橋) 

主催:アンスティチュ・フランセ日本

*詳細は後日上映プログラム、ホームページなどでお知らせいたします。

 

ジャン=ピエール・メルヴィル特集

 

会期:11月11日(土)~11月17日(金) 『いぬ』『影の軍隊』『仁義』ほか代表作を上映

※チラシ・ポスター上では「11月15日(水)~11月21日(火)となっておりますが、正しい会期は上記の通りです。ご諒承ください。

会場:角川シネマ新宿 

提供:アンスティチュ・フランセ日本、マーメイドフィルム

配給:コピアポア・フィルム

*詳細は後日上映プログラム、ホームページなどでお知らせいたします。