スクールプログラム 中央区立中央小学校

12月に入り、着込んだ姿のお客様も増えていらっしゃいました。
風は冷たいけれどよく晴れた9日に来館したのは、中央小学校5年生のみなさん。

校内展覧会で自分たちの作品を紹介する「こども学芸員」の参考も兼ねて、MOMATでの鑑賞に取り組みました。

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この日のテーマは、展覧会に向けて「作品を紹介しよう!」
「まずはよく見る!」「どんな人が作ったのかな?」「どんなふうにつくったのかな?」の3つの視点で、藤田嗣治、岡本太郎、アントニー・ゴームリーの作品を鑑賞しました。

 

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岡本太郎の《燃える人》は、作品を見つけた瞬間から、子どもたちのつぶやきが止まりません!

まずは見つけたことを一つ一つ確認していきます。
たくさんの目玉(オレンジ色のイクラみたいなのもある)、宇宙人のような人影、さまざまな色を使って光沢がある蛇のようなうねうね、顔と体がある船のようなもの(その頭には剣が刺さっているみたい)。

発見したものや爆発や炎のイメージから、宇宙人の侵略や、何か不幸なことが出来事が起きたのではないかと想像した子もいました。

第五福竜丸が水爆実験の被害を受けたという事件に影響を受けて描かれたこの作品の本質を鋭く見抜いたみなさん。
一人一人の発見やイメージがつながると、いつのまにか作品の深部へ近づいているのが、ギャラリートークのおもしろいところです。

ちなみに、藤田嗣治とアントニー・ゴームリーの作品は、事前授業で使用した教材「アートカード」で覚えていてくれたようで、美術館では本物との違いに驚きました!

(研究補佐員H)