展覧会

会期終了 企画展

プロジェクト・フォー・サバイバル:1970年以降の現代美術再訪 プロジェクティブ[意志的・投企的]な実践の再発見に向けて

会期

会場

東京国立近代美術館

共通の理念や統合的な「大きな物語」を喪失した1970年代以降の美術状況において、個人の生存に関わるレベルで、世界との関わりや他者との関係の構築に取り組む「投企的(プロジェクティブ)」な実践に注目し、7つの「プロジェクト」を紹介した。作家たちの強い意志と歴史認識に裏づけられた確固とした投企(プロジェクト)を検証することで、彼らの実践の中に新たなパラダイム構築の可能性を探った。

開催概要

会場

東京国立近代美術館

会期

1996年12月3日‒1997年1月12日(28日間)

入場者総数

3,710人(1日平均133人)

カタログ

29.5×20.7cm (96) p.

カタログ掲載論文
  • はじめに:出品作品への若干の脚注 / 河本信治投企(プロジェクト)について / ヴィレム・フルッサー
  • [文化]と[自然]もしくは……自然は極めて滑稽なものになってしまった。 / フリードリヒ・ヴォルフラム・ホイバッハ
  • チルドレンズ・パヴィリオン:ジェフ・ウォールとのコラボレーション / ダン・グラハム
  • [革命の女たち]について / アン・シーモア
  • ポリスカー(POLISCAR) / クシュトフ・ウディチコ
  • シャー・アルマジャーニ《サッコとヴァンゼッティの読書室》の展示:「ユナイテッド・カラー・オブ・ベネトン」の戦略的成功 / ジャン=クリストフ・アマン
  • エイズとベネトン / ジャン=クリストフ・アマン
  • 世界通貨ベネトン:一つの反論(フランクフルト近代美術館のベネトン・ルームに対する抗議) / エヴァ・フォン・プラーテン
展覧会評
  • [美術]「プロジェクト・フォー・サバイバル」展 70年以降の制作を展示 現代美術の可能性探る / (菅) 読売新聞(夕) 1997年1月6日
  • [Art] Dipping your head in a bowl of water until the end of the uni-verse comes / Julia Cassim, The Japan Times, December 29, 1996
出品点数

48点

出品作家 / 人数

宮島達男 クシュトフ・ウディチコ アンゼルム・キーファー ダン・グレアム ロータ・バウムガルテン フランクフルト近代美術館(MMK) マルセル・ブロータース / 7人

共催

京都国立近代美術館

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