年間スケジュール(2019年)

2019年度美術館展覧会スケジュール


◆美術館(本館)では常時3つの展覧会を開催しています。
*展示替え期間は除きます。

展覧会の名称、日程、内容等は変更されることがあります。ご了承ください。

企画展ギャラリー

福沢一郎展 このどうしようもない世界を笑いとばせ

福沢一郎《煽動者》1931年
一般財団法人福沢一郎記念美術財団蔵

2019年3月12日[火]- 5月26日[日]
*休館日:月曜日(3月25日、4月1日、4月29日、5月6日は開館)、5月7日[火]

展覧会詳細

福沢一郎(1898-1992)は、昭和戦前期から戦後まで日本の洋画界を牽引した画家です。戦前にはフランスのシュルレアリスム(超現実主義)を日本に紹介するとともに、社会批評のメッセージを象徴的に表現して、前衛美術運動のリーダーとなりました。戦時中は弾圧を受けますが、戦後はふたたび社会批評的な視点から人間群像の大作に取り組み、晩年には文化勲章を受章しました。
これまで日本の近代美術史においては、福沢はシュルレアリスムの紹介者としての側面から語られることがほとんどでした。しかし本展では、彼がひとりの画家として、生涯を通じて社会とどのように向き合ったかという点に着目します。この観点から、謎めいた画面の中に諷刺をこめた初期作品や、戦後美術の起点としてしばしば語られる代表作《敗戦群像》(1948年)、東西の地獄のイメージを借りながら社会批評を行おうとした連作など約100点を展示します。
多彩でありながらも一貫した問題意識に基づいて制作されたこれらの作品を通じて、知的なユーモアとともに人間を鋭く見つめた彼の画業の今日的意義をあらためて考える機会となれば幸いです。

 

 

高畑勲展─日本のアニメーションに遺したもの

2019年7月2日[火]- 10月6日[日]
*休館日:月曜日(7月15日、8月12日、9月16日、9月23日は開館)、
7月16日[火]、8月13日[火]、9月17日[火]、9月24日[火]

展覧会詳細  特設サイト

常に今日的なテーマを模索し、それにふさわしい新しい表現方法を徹底して追求した革新者・高畑勲(1935-2018)。その創造の軌跡は、戦後の日本のアニメーションの礎を築くとともに、他の制作者にも大きな影響を与えました。
本展覧会では、絵を描かない高畑の「演出」というポイントに注目し、多数の未公開資料も紹介しながら、
その多面的な作品世界の秘密に迫ります。

 

 

窓展:窓をめぐるアートと建築の旅

2019年11月1日[金]- 2020年2月2日[日]
*休館日:月曜日(11月4日、1月13日は開館)、11月5日[火]、年末年始
(12月28日[土]-2020年1月1日[水・祝])、1月14日[火]

展覧会詳細

わたしたちのくらしにとって窓はほんとうに身近なもの。それは光や風を室内に取り入れながら、寒さや暑さからわたしたちを守ってくれます。また、室内にいるわたしたちに外の世界の新鮮な眺めをもたらしてくれます。
「窓学」を主宰する一般財団法人 窓研究所とタッグを組んで行われるこの展覧会では、アンリ・マティスの絵画からカッティングエッジな現代美術、また美術の枠を飛び出して世界の窓の歴史まで、さまざまな切り口で窓についてご紹介します。美術家たちが愛し、描いた窓辺の情景や、日常生活に活かせる窓の知識などが、ジャンルを横断して会場に並びます。
展示室を後にしたとき、いつもの窓がちょっと違って見える―― そんな機会になればと願っています。

 

 

ピーター・ドイグ展

《ガストホーフ・ツァ・ムルデンタールシュペレ》2000-02年 シカゴ美術館蔵
©Peter Doig. All rights reserved, DACS & JASPAR 2019 C2966

2020年2月26日[水]- 6月14日[日]
*休館日:月曜日(3月30日、5月4日は開館)、5月7日[木]

展覧会詳細  特設サイト

ピーター・ドイグ(1959-)は、ロマンティックかつミステリアスな風景を描く画家です。今日、世界で最も重要なアーティストのひとりと言われています。
彼は、ゴーギャン、ゴッホ、マティス、ムンクといった近代画家の作品の構図やモチーフ、映画のワンシーンや広告グラフィック、自らが暮らしたカナダやトリニダード・トバゴの風景など、多様なイメージを組み合わせて絵画を制作してきました。
私たちが彼の作品に不思議と魅せられるのは、どこかで見たことのあるようなイメージを用いながらも、全く見たことのない世界を見せてくれるからだと言えるでしょう。
本展は、ピーター・ドイグの初期作から最新作までを紹介する待望の日本初個展です。絵画から広がる想像の旅へみなさんをお連れします。

 

 

ギャラリー4

イメージコレクター・杉浦非水展

hisui

杉浦非水《銀座三越 四月十日開店》1930年 東京国立近代美術館蔵

前期:2019年2月9日[土]-4月7日[日]
後期:2019年4月10日[水]-5月26日[日
休館日:月曜日(2月11日、3月25日、4月1日、4月29日、5月6日は開館)、
2月12日[火]、4月9日[火]、5月7日[火]

展覧会詳細

 

日本のグラフィックデザインの創成期に、重要な役割を果たした図案家の杉浦非水。当館ではご遺族から一括寄贈された非水のポスター、絵はがき、原画など700点以上を収蔵しています。本展では三越のためのポスターや、数多く手がけた表紙デザインの仕事、原画やスケッチなど、19年ぶりに当館の非水コレクションを一堂に展示します。さらに非水が手元に残した海外の雑誌やスクラップブック、16mmフィルムなど、貴重な旧蔵資料も初公開します。図案の創作にいたるまでの「イメージの収集家」としての側面に焦点をあて、杉浦非水の活動を改めて紹介します。

 

*作品保護のため、会期中、大幅な展示替を行います。

 

杉浦非水が集めた雑誌の切り抜きや絵はがき 年代不詳
東京国立近代美術館蔵




杉浦非水によるスクラップブック 年代不詳
東京国立近代美術館蔵




解放され行く人間性 女性アーティストによる作品を中心に コレクションによる小企画

丸木俊(赤松俊子)《解放され行く人間性》 1947年
東京国立近代美術館蔵

2019年6月18日[火]- 10月20日[日]
*休館日:月曜日(7月15日、8月12日、9月16日、9月23日、10月14日は開館)、
7月16日[火]、8月13日[火]、9月17日[火]、9月24日[火]、10月15日[火]

展覧会詳細

当館は昨年度、「解放され行く人間性」と題された作品を購入しました。丸木 俊という女性アーティストが描いた、堂々とした裸婦像です。この小企画は、そ の作品とそのタイトルにインスパイアされて生まれました。
最初の小さな部屋には、まず、20世紀初頭および1950年代の男性画家による女性像 を展示しています。また、同じ部屋には戦後から50年代にかけての女性アーティストも作品を展示しています。その後、60年代から70年代にかけての抽象美術、女性の役割にフォーカスをあてた70年代の映像作品、身体の「美しさ」を再考する80年代の写真などが続きます。ほとんどが女性アーティストによ る作品ですが、ところどころに、セクシャリティを問う男性アーティストによる 作品も展示しています。

 

 

 

MOMATコレクション

 2019年11月1日[金]- 2020年2月2日[日]
*休館日:月曜日(11月4日、1月13日は開館)、11月5日[火]、年末年始
(12月28日[土]-2020年1月1日[水・祝])、1月14日[火]

展覧会詳細

所蔵品ギャラリー

所蔵作品展 MOMATコレクション 

「MOMATコレクション」は、日本画、洋画、版画、彫刻、写真、映像など13,000点を超える所蔵作品から、会期ごとに約200点を展示する国内最大級のコレクション展示です。20世紀以降の日本美術の流れをたどることができる国内唯一の展示であり、会期ごとに作品を入れ替えたり、小特集の開催などで、常に新しい楽しみ方を提案しています。

広い展示空間で快適に作品をご覧いただけるよう、皇居から東京駅方面をのぞむ「眺めのよい部屋」など、ゆったりした休憩スペースとともに、様々な椅子もご用意しています。

 

【展示期間】

2019年1月29日[火]-5月26日[日]
休館日:月曜日(2月11日、3月25日、4月1日、4月29日、5月6日は開館)、
2月12日[火]、5月7日[火]

2019年6月4日[火]-10月20日[日]
*休館日:月曜日(7月15日、8月12日、9月16日、9月23日、10月14日は開館)、
7月16日[火]、8月13日[火]、9月17日[火]、9月24日[火]、10月15日[火]

2019年11月1日[金]-2020年2月2日[日]
*休館日:月曜日(11月4日、1月13日は開館)、11月5日[火]、年末年始
(12月28日[土]-2020年1月1日[水・祝])、1月14日[火]

 

 

*上記以外の期間は展示替等のため休館します。