年間スケジュール(2020年)

2020年度美術館展覧会スケジュール


◆美術館(本館)では常時3つの展覧会を開催しています。
*展示替え期間は除きます。

展覧会の名称、日程、内容等は変更されることがあります。ご了承ください。

企画展ギャラリー

ピーター・ドイグ展

ピーター・ドイグ《ガストホーフ・ツァ・ムルデンタールシュペレ》2000-02年 
シカゴ美術館蔵
©Peter Doig. The Art Institute of Chicago, Gift of Nancy Lauter McDougal and Alfred L. McDougal, 2003. 433.
All rights reserved, DACS & JASPAR 2019 C3006

2020年2月26日[水]- 6月14日[日]
*休館日:月曜日(3月30日、5月4日は開館)、5月7日[木]

展覧会詳細  特設サイト

現代アートのフロントランナーとして世界的な活躍を続けるピーター・ドイグ(1959-)の、待望の日本初個展です。90年代初頭からドイグは、新しい傾向の具象絵画を描く代表的な作家として、イギリスはもとより世界で高く評価されてきました。これまでテート(ロンドン、2008年)、バイエラー財団(バーゼル/リーエン、2015年)など、世界の有名美術館で個展を開催してきました。
ゴッホやゴーギャンなどの近代画家、アメリカの抽象表現主義など絵画の歴史を引き受けながら、映画のワンシーン、広告、写真、自身の経験といったさまざまな要素を重ねあわせて絵画を描いています。その結果、どこかで見たことのあるようなものの、決してみたことのない風景が創造されています。本展では、初期作から最新作まで、選りすぐりの作品を紹介しつつ、その制作手法に迫ります。

 

 

隈研吾展(仮称)

隈研吾《V&A Dundee》2018 ©Hufton+Crow

2020年7月17日[金]- 10月25日[日]
*休館日:月曜日(7月27日、8月3日、8月10日、8月31日、9月21日は開館)、
8月11日[火]、9月23日[水]

2020年東京オリンピック・パラリンピックのメイン会場となる《国立競技場》の設計に参画するなど、現代日本を代表する建築家のひとり、隈研吾(1954-)の大規模な個展です。2018年に開館した《V&Aダンディー》(スコットランド)が米TIME誌の「2019年世界で最も素晴らしい場所100」に選ばれたことに象徴されるように、彼の建築は、人が集まる場所として、世界中の人々を魅了しています。
本展はそんな隈の建築の特徴を、模型や写真によって紹介するだけでなく、先端的な技術を用いたいくつもの映像によって実感できるようにします。展覧会オリジナルとなるこれらの映像の制作には、瀧本幹也など国内外のアーティストが参加。また、識者の協力を得て、隈ならではの東京の未来像を提案する一室が設けられる予定です。

 

 

眠りの理由 国立美術館コレクションによる展覧会(仮称)

フランシスコ・ホセ・デ・ゴヤ・イ・ルシエンテス『ロス・カプリーチョス』:理性の眠りは怪物を生む
1799年 国立西洋美術館蔵

2020年11月25日[水]- 2021年2月23日[火・祝]
*休館日:月曜日(1月11日は開館)、年末年始
(12月28日[月]-2021年1月1日[金・祝])、1月12日[火]

東京国立近代美術館、国立西洋美術館、国立新美術館、国立映画アーカイブ、京都国立近代美術館、国立国際美術館の6館からなる独立行政法人国立美術館は、美術振興の中心的拠点としてそれぞれの館の特色にあわせた、個性豊かで多彩な活動を展開しています。国立美術館では、その豊かなコレクションの一端を紹介する展覧会として、これまでに「陰影礼讃」(2010年)、「No Museum, No Life?――これからの美術館事典」(2015年)を共同で開催してきました。3回目となる本展のテーマは、「眠り」です。
睡眠は、生命活動を維持するために欠かせないものです。また、睡眠によって呼び起こされる夢は、超現実的な世界を見せたり、無意識的な願望を映し出したりすることから、多くの芸術家を刺激し、創作へと駆り立ててきました。
本展は、眠っている人の姿を描いた作品から、夢の情景を具現化したような作品、あるいは眠りというテーマをより広い意味で考えさせる現代美術など、様々な地域や時代、ジャンルから選りすぐった約120点によって構成されます。心身の休息ということにとどまらない「眠りの理由」を探り、眠りの持つイメージを更新することを目指します。

 

*作品保護のため、会期中、展示替を行います。

 

 

あやしい絵(仮称)

2021年3月23日[火]- 5月16日[日]
*休館日:月曜日(3月29日、5月3日は開館)、5月6日[木]

明治期、あらゆる分野において西洋から知識、技術などがもたらされるなか、美術も西洋からの刺激を受けて、新たな時代にふさわしいものへと変化していきました。
このような状況のもとで生み出されたさまざまな作品の中には、退廃的、妖艶、グロテスク、エロティックといった「単なる美しいもの」とは異なる表現がありました。これらは、美術界で賛否両論を巻き起こしつつ、激動する社会を生きる人々の欲望や不安を映し出したものとして、文学などを通して大衆にも広まっていきました。
本展では幕末から昭和初期に制作された絵画、版画、雑誌や書籍の挿図などからこうした表現を紹介します。

 

*作品保護のため、会期中、展示替を行います。

 

 

ギャラリー4

北脇昇:一粒の種に宇宙を視る コレクションによる小企画

北脇昇《周易解理図(乾坤)》1941年 東京国立近代美術館蔵

2020年2月11日[火・祝]- 6月14日[日]
休館日:月曜日(2月24日、3月30日、5月4日は開館)、
2月25日[火]、5月7日[木]

カエデの種子が飛行機に、木の枝が遠吠えする犬に変容する、不思議なイメージ。京都で活躍した前衛画家、北脇昇(1901-1951)は、身近な植物などから想像力をふくらませて、独自の幻想的な絵を描きました。しかしながら彼の活躍した1930年代から40年代は、日本は戦中・戦後の激動の時代。そうした状況の中で次第に彼は、混迷する世界の背後にひそむ法則を解き明かすことをめざすようになります。そして数学やゲーテの自然科学や古代中国の易などを駆使して、独自の図式的な絵画を生み出しました。
一粒の種子が発芽し、成長をとげ、開花し、そして新たな種子を生み出すことに、天地の法則すべてが凝縮されていることを見出そうとした彼の、他に類をみない制作の歩みを紹介します。

 

 

MOMATコレクション・スペシャル(仮称)

2020年6月27日[土]-10月25日[日
*休館日:月曜日(7月27日、8月3日、8月10日、8月31日、9月21日は開館)、8月11日[火]、9月23日[水]

 

 

男性彫刻(仮称) コレクションによる小企画

2020年11月25日[水]-2021年2月23日[火・祝
*休館日:月曜日(1月11日は開館)、年末年始
(12月28日[月]-2021年1月1日[金・祝])、1月12日[火]

女性像より圧倒的に数が少ないわけでもないのに、メジャーになりきれない男性彫刻たち。堂々とした骨格。隆々とした筋肉。あるいは老いさらばえた背中や顔。
近代美術は男性のからだで何を表現してきたのでしょうか? MOMATコレクションの彫刻作品のなかから男性像をセレクトし、いくつかの絵画作品を交えて紹介します。

 

 

幻視するレンズ(仮称) コレクションによる小企画

2021年3月23日[火]-5月16日[日
*休館日:月曜日(3月29日、5月3日は開館)、5月6日[木]

カメラは世界を客観的に写しだす装置だと考えられています。ところが、人の眼とは異なる「機械の眼」であるカメラは、写真家の想像力と結びつくとき、むしろ眼の前の現実に、幻想的な世界への扉を開くことがあります。
川田喜久治「ラスト・コスモロジー」や深瀬昌久「鴉」などを中心に、写真のもう一つの側面を探ります。同時開催の「あやしい絵」展とあわせてご覧ください。

 

 

所蔵品ギャラリー

所蔵作品展 MOMATコレクション 

「MOMATコレクション」は、日本画、洋画、版画、彫刻、写真、映像など13,000点を超える所蔵作品から、会期ごとに約200点を展示する国内最大級のコレクション展示です。20世紀以降の日本美術の流れをたどることができる国内唯一の展示であり、会期ごとに作品を入れ替えたり、小特集の開催などで、常に新しい楽しみ方を提案しています。

広い展示空間で快適に作品をご覧いただけるよう、皇居から東京駅方面をのぞむ「眺めのよい部屋」など、ゆったりした休憩スペースとともに、様々な椅子もご用意しています。

 

【展示期間】

2020年2月11日[火・祝]-6月14日[日]
休館日:月曜日(2月24日、3月30日、5月4日は開館)、2月25日[火]、5月7日[木]

2020年6月27日[土]-10月25日[日]
*休館日:月曜日(7月27日、8月3日、8月10日、8月31日、9月21日は開館)、9月23日[水]

2020年11月3日[火・祝]-2021年2月23日[火・祝]
*休館日:月曜日(11月23日、1月11日は開館)、11月24日[火]、年末年始
(12月28日[月]-2021年1月1日[金・祝])、1月12日[火]

2021年3月23日[火]-5月16日[日]
*休館日:月曜日(3月29日、5月3日は開館)、5月6日[木]

 

*上記以外の期間は展示替等のため休館します。