年間スケジュール(2020年)

2020年度美術館展覧会スケジュール


◆美術館(本館)では常時3つのギャラリーで展覧会を開催しています。
*展示替え期間は除きます。

展覧会の名称、日程、内容等は変更されることがあります。ご了承ください。

企画展ギャラリー

ピーター・ドイグ展

ピーター・ドイグ《ガストホーフ・ツァ・ムルデンタールシュペレ》2000-02年 
シカゴ美術館蔵
©Peter Doig. The Art Institute of Chicago, Gift of Nancy Lauter McDougal and Alfred L. McDougal, 2003. 433.
All rights reserved, DACS & JASPAR 2020 C3120

2020年2月26日[水]- 6月14日[日] 10月11日[日]*会期延長
*休館日:月曜日(8月10日、9月21日は開館)、8月11日[火]、9月23日[水]
*臨時休館期間:2月29日-6月11日

展覧会詳細  特設サイト

現代アートのフロントランナーとして世界的な活躍を続けるピーター・ドイグ(1959-)の、待望の日本初個展です。90年代初頭からドイグは、新しい傾向の具象絵画を描く代表的な作家として、イギリスはもとより世界で高く評価されてきました。これまでテート(ロンドン、2008年)、バイエラー財団(バーゼル/リーエン、2015年)など、世界の有名美術館で個展を開催してきました。
ゴッホやゴーギャンなどの近代画家、アメリカの抽象表現主義など絵画の歴史を引き受けながら、映画のワンシーン、広告、写真、自身の経験といったさまざまな要素を重ねあわせて絵画を描いています。その結果、どこかで見たことのあるようなものの、決してみたことのない風景が創造されています。本展では、初期作から最新作まで、選りすぐりの作品を紹介しつつ、その制作手法に迫ります。

 

 

隈研吾展(仮称)

隈研吾《V&A Dundee》2018 ©Hufton+Crow

2020年7月17日[金]- 10月25日[日]
延期となりました[2021年7月~10月(予定)]

*休館日:月曜日(7月27日、8月3日、8月10日、8月31日、9月21日は開館)、8月11日[火]、9月23日[水]

2020年東京オリンピック・パラリンピックのメイン会場となる《国立競技場》の設計に参画するなど、現代日本を代表する建築家のひとり、隈研吾(1954-)の大規模な個展です。2018年に開館した《V&Aダンディー》(スコットランド)が米TIME誌の「2019年世界で最も素晴らしい場所100」に選ばれたことに象徴されるように、彼の建築は、人が集まる場所として、世界中の人々を魅了しています。
本展はそんな隈の建築の特徴を、模型や写真によって紹介するだけでなく、先端的な技術を用いたいくつもの映像によって実感できるようにします。展覧会オリジナルとなるこれらの映像の制作には、瀧本幹也など国内外のアーティストが参加。また、識者の協力を得て、隈ならではの東京の未来像を提案する一室が設けられる予定です。

 

 

眠り展:アートと生きること ゴヤ、ルーベンスから塩田千春まで

ペーテル・パウル・ルーベンス《眠る二人の子供》1612-13年頃
国立西洋美術館蔵

2020年11月25日[水]- 2021年2月23日[火・祝]
*休館日:月曜日(1月11日は開館)、年末年始
(12月28日[月]-2021年1月1日[金・祝])、1月12日[火]

展覧会詳細

これまで国立美術館では、その多様なコレクションを紹介する展覧会として、「陰影礼讃」(2010年)、「No Museum, No Life?ーこれからの美術館事典」(2015年)を開催してきました。第3弾となる本展のテーマは、「眠り」です。

人々にとって「眠り」は、生きていく上で欠かせないものであるだけでなく、芸術家たちの創造を駆り立ててきました。「眠り」に関連して生み出された表現は、起きている時とは異なる視点で、私たちの日常の迷いや悩みに対するヒントを提供してくれるでしょう。

本展では、絵画、版画、素描、写真、立体、映像など幅広いジャンルから選ばれた、古今東西のアーティスト33人による約120点の作品によって、「眠り」がいかに表現されてきたか、それが私たちに投げかけるものは何かを探ります。

 

*作品保護のため、会期中、展示替を行います。

 

 

あやしい絵展

甲斐庄楠音《横櫛》1916(大正5)年頃、京都国立近代美術館

2021年3月23日[火]- 5月16日[日]
*休館日:月曜日(3月29日、5月3日は開館)、5月6日[木]

展覧会詳細 特設サイト

明治期、あらゆる分野において西洋から知識、技術などがもたらされるなか、美術も西洋からの刺激を受けて、新たな時代にふさわしいものへと変化していきました。
このような状況のもとで生み出されたさまざまな作品の中には、退廃的、妖艶、グロテスク、エロティックといった「単なる美しいもの」とは異なる表現がありました。これらは、美術界で賛否両論を巻き起こしつつ、激動する社会を生きる人々の欲望や不安を映し出したものとして、文学などを通して大衆にも広まっていきました。
本展では幕末から昭和初期に制作された絵画、版画、雑誌や書籍の挿図などからこうした表現を紹介します。

 

*作品保護のため、会期中、展示替を行います。

 

 

ギャラリー4

北脇昇 一粒の種に宇宙を視る コレクションによる小企画

北脇昇《周易解理図(乾坤)》1941年 東京国立近代美術館蔵

2020年2月11日[火・祝]- 6月14日[日] 10月25日[日]*会期延長
休館日:月曜日(2月24日、8月10日、9月21日は開館)、2月25日、8月11日[火]、9月23日[水]
*臨時休館期間:2月29日-6月3日

展覧会詳細  

カエデの種子が飛行機に、木の枝が遠吠えする犬に変容する、不思議なイメージ。京都で活躍した前衛画家、北脇昇(1901-1951)は、身近な植物などから想像力をふくらませて、独自の幻想的な絵を描きました。しかしながら彼の活躍した1930年代から40年代は、日本は戦中・戦後の激動の時代。そうした状況の中で次第に彼は、混迷する世界の背後にひそむ法則を解き明かすことをめざすようになります。そして数学やゲーテの自然科学や古代中国の易などを駆使して、独自の図式的な絵画を生み出しました。
一粒の種子が発芽し、成長をとげ、開花し、そして新たな種子を生み出すことに、天地の法則すべてが凝縮されていることを見出そうとした彼の、他に類をみない制作の歩みを紹介します。

 

 

男性彫刻(仮称) コレクションによる小企画

2020年11月25日[水]-2021年2月23日[火・祝
*休館日:月曜日(1月11日は開館)、年末年始
(12月28日[月]-2021年1月1日[金・祝])、1月12日[火]

女性像より圧倒的に数が少ないわけでもないのに、メジャーになりきれない男性彫刻たち。堂々とした骨格。隆々とした筋肉。あるいは老いさらばえた背中や顔。
近代美術は男性のからだで何を表現してきたのでしょうか? MOMATコレクションの彫刻作品のなかから男性像をセレクトし、いくつかの絵画作品を交えて紹介します。

 

 

幻視するレンズ(仮称) コレクションによる小企画

2021年3月23日[火]-5月16日[日
*休館日:月曜日(3月29日、5月3日は開館)、5月6日[木]

カメラは世界を客観的に写しだす装置だと考えられています。ところが、人の眼とは異なる「機械の眼」であるカメラは、写真家の想像力と結びつくとき、むしろ眼の前の現実に、幻想的な世界への扉を開くことがあります。
川田喜久治「ラスト・コスモロジー」や深瀬昌久「鴉」などを中心に、写真のもう一つの側面を探ります。同時開催の「あやしい絵」展とあわせてご覧ください。

 

 

所蔵品ギャラリー

所蔵作品展 MOMATコレクション 

「MOMATコレクション」は、日本画、洋画、版画、彫刻、写真、映像など13,000点を超える所蔵作品から、会期ごとに約200点を展示する国内最大級のコレクション展示です。20世紀以降の日本美術の流れをたどることができる国内唯一の展示であり、会期ごとに作品を入れ替えたり、小特集の開催などで、常に新しい楽しみ方を提案しています。

広い展示空間で快適に作品をご覧いただけるよう、皇居から東京駅方面をのぞむ「眺めのよい部屋」など、ゆったりした休憩スペースとともに、様々な椅子もご用意しています。

 

【展示期間】

2020年2月11日[火・祝]-6月14日[日]
休館日:月曜日(2月24日は開館)、2月25日
*臨時休館期間:2月29日-6月3日

2020年6月27日[土] 6月16日[火]-10月25日[日]*会期延長
*休館日:月曜日(8月10日、9月21日は開館)、8月11日[火]、9月23日[水]

2020年11月3日[火・祝]-2021年2月23日[火・祝]
*休館日:月曜日(11月23日、1月11日は開館)、11月24日[火]、年末年始
(12月28日[月]-2021年1月1日[金・祝])、1月12日[火]

2021年3月23日[火]-5月16日[日]
*休館日:月曜日(3月29日、5月3日は開館)、5月6日[木]

 

*上記以外の期間は展示替等のため休館します。