年間スケジュール(2022年)

2022年度美術館展覧会スケジュール


◆美術館(本館)では常時3つのギャラリーで展覧会を開催しています。
*展示替え期間は除きます。

展覧会の名称、日程、内容等は変更されることがあります。ご了承ください。

企画展ギャラリー

柳宗悦没後60年記念展民藝の100年

《羽広(はびろ)鉄瓶》 羽前山形(山形県)1934 年頃 日本民藝館

2021年10月26日[火]-2022年2月13日[日]
*休館日:月曜日(1月10日は開館)、年末年始(12月28日[火]-2022年1月1日[土])、1月11日[火]

展覧会詳細 特設サイト

今、なぜ「民藝」に注目が集まっているのでしょうか。「暮らし」を豊かにデザインすることに人々の関心が向かっているからなのか。それとも、日本にまだ残されている地方色や伝統的な手仕事に対する興味からなのか。いずれにせよ、一世紀も前に柳宗悦、濱田庄司、河井寛次郎が、日常の生活道具の美しさに注目して考案した新しい美の概念が、今なお人々を触発し続けているのは驚くべきことです。柳宗悦の没後60年に開催される本展覧会は、柳らが蒐集した陶磁器、染織、木工、蓑、ざるなどの暮らしの道具類と大津絵をはじめとする民画に、雑誌、書籍、写真、映像などの同時代資料をふんだんに交え、総点数450点を超える作品・資料を通して、時代とともに変化し続けた民藝の軌跡を新しい視点から解き明かしていきます。民藝の100年の歴史の厚みを知ることで、これからの民藝の可能性が開けてくることを期待しています。

 

*作品保護のため、会期中、展示替を行います。

 

没後50年 鏑木清方展

鏑木清方《築地明石町》1927年 ©Nemoto Akio

2022年3月18日[金]-5月8日[日]
*休館日:月曜日(3月21日、28日、5月2日は開館)、3月22日[火]

展覧会詳細 特設サイト

鏑木清方(1878-1972)の代表作として知られ、長きにわたり所在不明だった《築地明石町》(1927年)と、合わせて三部作となる《新富町》《浜町河岸》(どちらも1930年)は、2018年に再発見され、翌年に当館のコレクションに加わりました。この三部作をはじめとする約110点の日本画作品で構成する清方の大規模な回顧展です。
浮世絵系の挿絵画家からスタートした清方は、その出自を常に意識しながら、晩年に至るまで、庶民の暮らしや文学、芸能のなかに作品の主題を求め続けました。本展覧会では、そうした清方の関心の「変わらなさ」に注目し、いくつかのテーマに分けて作品を並列的に紹介してゆきます。関東大震災と太平洋戦争を経て、人々の生活も心情も変わっていくなか、あえて不変を貫いた清方の信念と作品は、震災を経験しコロナ禍にあえぐいまの私たちに強く響くことでしょう。

 

 

*作品保護のため、会期中、展示替を行います。

 

ゲルハルト・リヒター展

ゲルハルト・リヒター《ビルケナウ(937-2)》2014年 ゲルハルト・リヒター財団蔵
©Gerhard Richter 2022(07062022)

2022年6月7日[火]-10月2日[日]
*休館日:月曜日(7月18日、9月19日は開館)、7月19日[火]、9月20日[火]

展覧会詳細 特設サイト

ドイツ人芸術家、ゲルハルト・リヒター(1932-)は、現代アートの最重要人物のひとりです。私たちが世界を捉える条件自体を問い直すために、リヒターは、具象絵画、抽象絵画、写真の上に描いたもの、ガラスや鏡を用いた作品、映像作品など、実に多岐にわたる制作活動を行ってきました。リヒターが90歳を迎える年に開催される本展は、彼が大切に手元に残してきた作品群を中心に、60年にわたる画業を紹介します。とりわけ、第二次世界大戦時、ユダヤ人強制収容所でひそかに撮られた写真のイメージを出発点として描かれた抽象絵画の大作《ビルケナウ》(2014年)は、彼がイメージを描くことの可能性と不可能性を追求してきたことを示す好例として、本展の見どころのひとつとなるでしょう。

 

大竹伸朗展

大竹伸朗《網膜(ワイヤー・ホライズン、タンジェ)》1990-93年 東京国立近代美術館

2022年11月1日[火]-2023年2月5日[日]

絵画、版画、素描、彫刻、さらにはインスタレーション、デザイン、映像、絵本、音楽、エッセイなど、猛烈な創作意欲でありとあらゆる表現方法を手掛け、1980年代初めのデビュー以来トップランナーであり続けている大竹伸朗(1955-)。現代美術の領域を超えて異分野のアーティストともコラボレーションを行いながら、その活動範囲はとどまるところを知りません。近年ではドクメンタ(2012)、ヴェネチア・ビエンナーレ(2013)、アジア・パシフィック・トリエンナーレ(2018)など、現代日本を代表する美術家として海外での紹介が続いています。
本展では、2006年の東京都現代美術館における大回顧展「全景」以降の回顧展が待ち望まれる大竹の足跡を、作品と活動の全体を象徴し強烈な個性を放つスクラップブックを軸に紹介します。当館を含め国内3館の巡回を予定しています。

ギャラリー4

新収蔵&特別公開|ピエール・ボナール《プロヴァンス風景》 コレクションによる小企画

ピエール・ボナール《プロヴァンス風景》1932年

■2022年5月17日[火]-10月2日[日]
*休館日:月曜日(7月18日、9月19日は開館)、7月19日[火]、9月20日[火]

展覧会詳細

  昨年度収蔵されたピエール・ボナールの絵画作品《プロヴァンス風景》(1932年)を、初めてお披露目します。
 ボナール(1867–1947)は、19世紀末から20世紀半ばにかけて活躍したフランスの画家です。60年近くに及ぶ長いキャリアの中でボナールは何度か作風を変化させますが、とりわけ1920年代以降の豊麗な色彩や抽象度の高い表現を特徴とする作品は、「視神経の冒険」(ボナール本人の言葉)、「絵画の中の絵画」といった形容で語られてきました。20世紀を代表する画家の一人アンリ・マティスは、「ボナールが今日でも、そして確実に未来まで偉大な画家であることを私が証明する」と、ボナールの作品の革新性について予言的な言葉を残しています。
 この部屋では、なによりまず、《プロヴァンス風景》の魅力をじっくりと心ゆくまでご堪能ください。そして《プロヴァンス風景》と日本人アーティストによる作品との共演が、日本の近現代美術を新しい視点から鑑賞いただくきっかけとなれば幸いです。

所蔵品ギャラリー

所蔵作品展 MOMATコレクション 

「MOMATコレクション」は、日本画、洋画、版画、彫刻、写真、映像など13,000点を超える所蔵作品から、会期ごとに約200点を展示する国内最大級のコレクション展示です。20世紀以降の日本美術の流れをたどることができる国内随一の展示であり、会期ごとに作品を入れ替えたり、小特集の開催などで、常に新しい楽しみ方を提案しています。

広い展示空間で快適に作品をご覧いただけるよう、皇居から東京駅方面をのぞむ「眺めのよい部屋」など、ゆったりした休憩スペースとともに、様々な椅子もご用意しています。

 

【展示期間】(※会期をクリックすると展覧会ページをご覧いただけます。)

■2021年10月5日[火]-2022年2月13日[日]
*休館日:月曜日(1月10日は開館)、年末年始(12月28日[火]-2022年1月1日[土])、1月11日[火]
■2022年3月18日[金]-5月8日[日]
*休館日:月曜日(3月21日、28日、5月2日は開館)、3月22日[火]

■2022年5月17日[火]-10月2日[日]
*休館日:月曜日(7月18日、9月19日は開館)、7月19日[火]、9月20日[火]

■2022年10月12日[水]-2023年2月5日[日]

*上記以降のスケジュールは随時更新いたします。