年間スケジュール(2020年)

2020年度 工芸館展覧会スケジュール

国立工芸館では、会期ごとに特別展または所蔵作品展のいずれかを開催します。

 

国立工芸館 石川移転開館記念展Ⅰ
工の芸術-素材・わざ・風土

飯塚琅玕齋《花籃 あんこう》1957年 東京国立近代美術館蔵
撮影者:森善之

2020年10月25日[日]-2021年1月11日[月・祝]

*休館日:月曜日(ただし10月26日、11月23日、1月11日は開館)、11月24日、年末年始(12月28日~1月1日)

東京国立近代美術館工芸館は、通称・国立工芸館として2020年10月25日、石川県金沢市に移転開館します。移転開館の第一幕を飾る本展では、「素材・わざ・風土」に着目し、近代日本工芸の名作約130点を展示します。

近年、それぞれの地方が培ってきた「風土」を新たに捉え直す動きが注目されています。日本の工芸品は、古くから花鳥風月など四季折々の自然の姿を意匠に取り入れてきたと同時に、それ自体が自然の素材から出来ているという特色を持ちます。それぞれの土地で生まれた素材に人が手を加え、生活のなかで息づいてきた工芸は、日本全国一様ではなく、実に多くの多様性をもって発展してきました。日本の近代化のなかで工芸家たちがどのように「素材―自然」と向き合ってきたか、また時代と共に「自然のイメージ」をどのように捉え直してきたか、あるいはどのように土地と「もの」の関係を紡いできたかを探り、常に更新されていく日本の「風土」を紹介します。

 

国立工芸館 石川移転開館記念展Ⅱ
うちにこんなのあったら展 気になるデザイン×工芸コレクション

クリストファー・ドレッサー《卵立て》1878年頃 東京国立近代美術館蔵
撮影者:斎城卓

2021年1月30日(土)-2021年4月15日(木)

*休館日:月曜日(ただし3月29日、4月5日、4月12日は開館)

もしも自分の家にこんなものがあったら――、と想像してみること。それは私たちが日常でふと目にしたものを、使ってみたいと思うきっかけの一つになります。一方でこの想像は、作り手が人々に向けて新しいものを生み出す時の原動力にもなります。

本展では、クリストファー・ドレッサー(1834-1904)、富本憲吉(1886-1963)、ルーシー・リー(1902-1995)を中心に、自分自身の、そして誰かの、より快適で美しい生活を夢みたデザイナーと工芸家たちの器や家具をご紹介します。誰もが家の中での過ごし方や社会との関わり方を見直しつつある今だからこそ、展覧会を通してこれからの暮らしを考えてみませんか?