年間スケジュール(2022年)

2022年度 工芸館展覧会スケジュール

国立工芸館では、会期ごとに特別展または所蔵作品展のいずれかを開催します。

 

めぐるアール・ヌーヴォー展 モードのなかの日本工芸とデザイン

2021年12月25日(土)~ 2022年3月21日(月・祝)

*休館日:月曜日(ただし1月10日、3月21日は開館)、年末年始(12月27日~1月1日)、1月11日(火)

展覧会詳細 

フランス語で「新しい芸術」を意味するアール・ヌーヴォーは、19世紀末から20世紀初頭にかけて広くヨーロッパで流行しました。その誕生に影響を与えたのは、遠く離れた日本の美術でした。日本人にとってのアール・ヌーヴォーは、文字通り、最先端の芸術運動を意味するとともに、西洋のモード――新しい様式とその流行――に還流した、みずからの姿を映しだす鏡でもあったのです。

本展では、アール・ヌーヴォーの時代を代表するアンリ・ヴァン・ド・ヴェルドやアルフォンス・ミュシャの作品、そしてアール・ヌーヴォー風の表現を取り入れた初代宮川香山や杉浦非水など、同時代の日本の工芸やデザインの展開をご紹介します。さらに、アール・ヌーヴォーの源泉としての日本美術にも着目し、そこに通底する自然への眼差しが現代にまで受け継がれる様相を多彩な作品でたどります。

今回の展覧会では、東京国立近代美術館のコレクションに京都国立近代美術館が所蔵する関連作品も加えて、アール・ヌーヴォーをさまざまな視点から考えます。異なる文化が出会い、めぐりめぐって互いに響きあうダイナミズムや、すぐれた工芸品を生み出す日本の繊細な感性に触れる機会となるでしょう。

 ※本展は所蔵作品展です。

未来へつなぐ陶芸―伝統工芸のチカラ展

2022年4月5日(火)~ 2022年6月19日(日)

*休館日:月曜日 

展覧会詳細

日本工芸会陶芸部会が2022年に50周年を迎えることを記念して、現代陶芸の展覧会を開催いたします。本展ではこれまでの彼らの活動を振り返り、さらにこれからの「伝統」をその技術と表現でどのように生み出すのか検証します。 いわゆる人間国宝から若手作家まで、日本のやきものの美を堪能いただける展覧会です。

こどもとおとなの自由研究 工芸の〇△□✕展

北村武資《経錦帯「春苑」》2012年
東京国立近代美術館蔵
撮影:斎城 卓

2022年7月5日(火)~ 2022年9月4日(日)

*休館日:月曜日(ただし7月18日は開館)、7月19日(火)

展覧会詳細

工芸を観察しているといろいろな○や△、□や✕に出合います。工芸をめぐる数々の秘密を○△□✕のフレームを通して読み解くのがこの夏のミッションです。子どもと大人、それぞれのペースで、あるいは力をあわせて挑戦しませんか?お助けツールのほか、楽しく学べるプログラムを各種用意してお待ちいたしております。

 ※本展は所蔵作品展です。

ジャンルレス工芸展

稲垣稔次郎《木綿地型絵染壁掛 虎》(部分) 1960年
東京国立近代美術館蔵

2022年9月16日(金)~ 2022年12月4日(日)

*休館日:月曜日(ただし9月19日、10月10日は開館)、9月20日(火)、10月11日(火)

近年、ジャンルにこだわらず工芸素材と技術を用いて自身の表現を追求するという作家が増え、新しい文脈で工芸が再評価されています。本展は、当館所蔵作品を中心に、「地域」「デザイン」、「現代アート」という三つの視点で見直してみることで、ジャンルを問わず、作家の表現に触れる機会となることでしょう。

 ※本展は所蔵作品展です。

工芸館と旅する世界展―外国の工芸とデザインを中心に

ルース・ダックワース《無題 No.706201》2001年
東京国立近代美術館蔵
撮影:エス・アンド・ティ フォト ©2018

2022年12月20日(火)~ 2023年2月26日(日)

休館日:月曜日(ただし1月9日は開館)、年末年始、1月10日(火)

国立工芸館では、日本国内の工芸作品だけでなく、世界各国の工芸家やデザイナーの作品も収集してきました。本展では、これまでまとめて展示する機会の少なかった海外作家による作品を中心にご紹介します。なかなか自由に活動することが難しい今、作品を通して、工芸とデザインをめぐる世界旅行に出かけてみませんか?

 ※本展は所蔵作品展です。