年間スケジュール(2023年)
2023年度 工芸館展覧会スケジュール
国立工芸館では、会期ごとに共催展・特別展または所蔵作品展のいずれかを開催します。
ポケモン×工芸展 ー美とわざの大発見ー

吉田泰一郎《サンダース》2022年
個人蔵
©2023 Pokémon.
©1995-2023 Nintendo/Creatures Inc./GAME FREAK inc.
©2022 Taiichiro Yoshida
撮影:斎城卓
2023年3月21日(火・祝)~ 2023年6月11日(日)
*休館日:月曜日(ただし5月1日は開館)、5月14日(日)
ポケモンと工芸、正面切って出会わせたらどんな化学反応が起きるだろう。この問いに人間国宝から若手まで20 名のアーティストが本気で挑んでくれました。会場で皆さんを待ち構える作品たちとの出会いははたして…ワクワク、うっとり、ニヤニヤ、それともゾ クッ? かけ算パワーで増幅した美とわざの発見をお楽しみください。
※本展は共催展です。
水のいろ、水のかたち展

深見陶治《初めての航海》1975年
国立工芸館蔵
撮影:野村知也
2023年7月7日(金)~ 2023年9月24日(日)
*休館日:月曜日(ただし7月17日、9月18日は開館)、
7月18日(火)、9月19日(火)
「水」をテーマに、工芸・デザイン作品に表現された水や水をいれる器に注目してご紹介する展覧会。水は多くの作家に着想を与え、様々な色や形、技で表現されてきました。蒔絵で描かれた波紋や、急流を感じさせる竹の編み方、鮮やかに染めた水辺の景色など、とらえどころのないものだからこそ作家の観察眼や個性が表れる作品をお楽しみください。
※本展は所蔵作品展です。
第38回国民文化祭 第23回全国障害者芸術・文化祭 いしかわ百万石文化祭2023
国立工芸館・石川県立美術館 共同開催
三の丸尚蔵館名品展(仮称)

海野勝珉《太平楽置物》1899年
宮内庁三の丸尚蔵館蔵
2023年10月14日(土)~ 2023年11月26日(日)
*休館日:11月6日(月)
皇室に伝わる美術品類は、上皇陛下および香淳皇后により平成元年に国に寄贈され、宮内庁三の丸尚蔵館で保存、展示公開されてきました。本展では同館収蔵品から、時代を代表する作品や石川ゆかりの工芸品を選りすぐり紹介します。隣接の石川県立美術館では絵画や書跡作品を中心に展示し、2館で1つの展覧会として開催します。
※本展は特別展です。
印刷/版画/グラフィックデザインの断層 1957-1979

横尾忠則《第6回東京国際版画ビエンナーレ展》1968年
東京国立近代美術館蔵
2023年12月19日(火)~ 2024年3月3日(日)
*休館日:月曜日(ただし1月8日、2月12日は開館)、
年末年始(12月28日~1月1日)、1月9日(火)、
2月13日(火)
マス・コミュニケーション時代が到来した戦後の日本では、印刷技術が飛躍的に発展し、版画とデザインの関係性がとりわけ議論の対象になりました。本展では、1957 年から1979 年まで全11回にわたって開催された「東京国際版画ビエンナーレ展」に焦点をあて、版画とグラフィックデザインが交錯した時代の様相をご紹介します。
※本展は特別展です。
卒寿記念 人間国宝 鈴木藏 展(仮称)

鈴木藏《志埜大皿》1991年
個人蔵
2024年3月19日(火)~ 2024年6月2日(日)
*休館日:月曜日(祝休日は開館し、翌平日休館)
重要無形文化財「志野」の保持者(人間国宝)、鈴木藏(1934年生まれ)の作陶の軌跡と “今”を紹介します。鈴木は、薪窯でしか焼けないとされていた「志野」にガス窯で挑戦し、 伝統を大切にしながらも独自のスタイルを確立していきました。2024年に卒寿を迎えるの を機に、初期から最新作までの優品を通して、その神髄に触れていただきます。
※本展は共催展です。