タッチ&トーク

日ごろ身近な存在のうつわや着物。
それが美術館のなかだと、ちょっと違って見えることはありませんか?
素材の豊かな味わいや技術の粋を目にして、思わず「アァ!」と驚きの声をあげたり、
「どうやって作るのだろう?」と首を傾げたことは?

「タッチ&トーク」は、そんな来館者の方々の声から生まれた鑑賞プログラムです。
子どもから大人まで、どなたでも気軽に、深くじっくりと工芸の魅力に近づけます。
ボランティアスタッフ(工芸館ガイドスタッフ)がご案内いたします。

〈タッチ&トーク〉ふたつの特色

さわってみようコーナー

人間国宝から人気の若手まで、さまざまな作家が精魂込めてつくりあげた作品の重さや感触など、目はもちろんのこと、指先のセンサーや音、時には匂いなど、五感をフルに使って味わいましょう。作家が実際に使っていた道具や、このプログラムのために用意された制作工程などの貴重な資料が登場することも。ガラス越しでは気づきにくい素材や技法の秘密に迫ります。

会場トーク

ガイドスタッフと一緒に、参加者個々の「見る力」を探します。…といっても難しく考えることはありません。色やかたち、好き嫌い、そんな単純かつ短いフレーズから始めましょう。そこにはきっと、作品のエッセンスが隠れているはず!作家の素顔や制作にかける思い、時代背景など、さまざまなエピソードもご紹介します。

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