東京国立近代美術館フィルムセンターは2018年4月1日に東京国立近代美術館より独立し、新しい組織「国立映画アーカイブ」となりました。
こちらは、アーカイブされたフィルムセンターの過去のページです。最新情報は、「国立映画アーカイブ」のホームページをご覧ください。
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東京国立近代美術館フィルムセンターでは、映画アーカイブの活動を支える映写技術の学び直しの場として、35ミリフィルム映写ワークショップをフィルムセンター相模原分館にて開催します。
ワークショップでは、優秀映画鑑賞推進事業など、フィルムセンター所蔵のアーカイバル・プリントを用いて各地で開催されるフィルム上映に携わる映写技術者を対象に、貴重なフィルムを損傷することなく、適正な映写をおこなう技術や手法を、初級(基礎)・中級(習熟)のクラス別で学べます。詳細をご確認のうえ、応募用紙にて、お申し込みください。
募集要項のPDF版はこちら
応募資格:
・35ミリフィルム上映の実績がある団体・施設の映写担当者。
・35ミリフィルムの映写経験があること。
*例えば、
・一人で本編を映写する自信がない。
・フィルムや映写機の仕組みを理解しないまま業務を行なっていると感じている。
・近年、人的なミスによりフィルムを傷つけたり映写を中断したことがある。
という方にお勧めします。
到達目標:
・講義と実習を通して、フィルム、映写機を傷めずに上映するための基本的な知識と技術を身につける。
・巻掛け(編集無し)による2台切替映写を体得する。
開催日時:2017年9月13日(水) 10:30〜16:30
参加費:無料 *交通費・宿泊費・食費等は自己負担
定員:16名
当日スケジュール:
10:15 受付開始
10:30~12:05 ①プリント取扱い(講義)②映写機の点検法
13:00~16:25 ③プリントの検査と補修 ④巻掛け(編集無し)による2台切り替え映写の操作
応募資格:
・35ミリフィルム上映の実績がある団体・施設の映写担当者。
・定期的に35ミリフィルム映写を行なっており(昨年度の映写実績があること)、1作品の映写をひとりで担当できること。
*例えば、
・状態の悪いフィルムの取扱いにとまどうことが多い。
・フィルムと映写機の構造を学びなおしたい。
・巻掛け映写には慣れていない。
という方にお勧めします。
到達目標:
・実習を中心にフィルム、映写機の構造への理解を深め、さまざまな状況に対応できる知識と、2台切替映写など、トラブルなく上映するための技術を身につける。
・さまざまな状態のフィルムの映写に対応できる知識を身につける。
開催日時:2017年9月14日(木) 10:30〜16:00
参加費:無料 *交通費・宿泊費・食費等は自己負担
定員:8名
当日スケジュール:
10:15 受付開始
10:30~12:05 ①ダメージのあるプリントの取扱い ②プリントの検査と補修:二次トラブル防止
13:10~15:55 ③映写機の点検と調整:トラブルを未然に防ぐポイント ④映写操作:さまざまな状態のフィルムによる映写、フィルムや映写機に損傷を与えないポイント。
(1)持参用具:和ばさみ
(2)ワークショップ会場:〒252-0221 神奈川県相模原市中央区高根3-1-4
東京国立近代美術館フィルムセンター相模原分館
*初級・中級ともに応募する場合は、応募用紙の両方の欄にチェックをして下さい。
*本ワークショップは映写資格や免許等を発行するものではありません。
*交通費、宿泊費、食費等はすべて自己負担となります。
*機材の都合上、募集人数に限りがありますこと、ご理解下さい。