夏休み!こども美術館(2) 8月20日~22日

e0今回も引き続き、KIDS★MOMAT2015の小学生向けプログラム「こども美術館」についての記事です。
「ミッション・イン・ミュージアム」で、次々とあらわれるミッションにチャレンジする子どもたちの様子をご紹介します。

 

「東京国立近代美術館の館長室を見学しよう!」のミッションでは、館長室へ向かうため、普段は入ることのできない鉄扉を職員さんに開けてもらいました。

 

e1大きな窓のある見晴らしのいい館長室で、館長さんにお話を伺いました。
「美術館に来てくれる人たちに楽しんでもらうためにどうすればいいか」、「美術館の職員さんたちがどうすれば気持ちよく働けるか」を話し合うための場所として、館長室が使われていることを聞きました。

 

e2子どもたちからは「あのたくさんある本はなんですか」、「館長さんはふだん何時間くらいお仕事されているのですか」などの質問が飛び交いました。館長さんは、一つ一つていねいに答えてくださいます。

 

e3館長さんからおみやげに名刺を頂いたあと、作品運搬用の大きなエレベーターに乗り、ガイドスタッフルーム(解説ボランティアの控室)へ。そこでもミッション入りの封筒を見つけました!
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ミッション「くらい部屋で、線のなかからシカを見つけよう!」では、加山又造の《悲しき鹿》を鑑賞しました。鑑賞した場所は日本画コーナー。照明が少し落とされた「くらい部屋」です。
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何が見えるだろう?何があるんだろう?とよく見てみます。「海?水みたいなものがある!」「太陽がある!」「月じゃない?」と子どもたち自身で話し合う場面もありました。

g2ミッションのワークシートでは、数頭もつれあうように描かれたシカから、好きなシカを一頭だけ色鉛筆で塗ります。みんなでシカを見つけられたところで、この作品の鑑賞を終えました。

 

 

奈良美智の《Harmless Kitty》も鑑賞しました。ミッションの内容は「好きに変えよう。」
まず、この作品の感想やどんなものが描かれているかを一緒に話し合います。

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ミッションでは、描かれた人物の「色」や「眼の位置」を変えて、はじめとの印象の違いを楽しみました。

 

ミッションを通して美術館のさまざまな場所を歩く子どもたち。はじめて出会った子同士でも、グループでミッションに取り組むうち、すっかり仲良くなりました。
「ミッション・イン・ミュージアム」もそろそろ折り返し地点のようです。
(つづく)

(インターンM、インターンH、研究補佐員H/記事2/3)