スクールプログラム 国分寺市立第七小学校

芸術の秋、10月を迎えて初日に来館してくださったのは、国分寺市立第七小学校6年生のみなさん。
スタッフと一緒に3つの作品を鑑賞しました。

とあるグループで最初に鑑賞したのは、藤田嗣治の《自画像》です。
現在、所蔵品ギャラリーで開催されている
「特集:藤田嗣治、全所蔵作品展示。」がスタートする第2室にあります。

子どもたちの発言第一声は、「オネエ!」
髭があるから男の人なのに、ピアスをしているから、とのこと。
その後はこんな発言が続きました。
・・・道具・ポーズや背景をみると、画家さんかな。あ、でもペン立てに赤鉛筆があるから学校の先生かも。
・・・日本人のような外見だけれど、どこか外国風の感じがするな。中国人やカツラをかぶったアメリカ人かも!?
・・・この猫を妻のように思ってかわいがっているんじゃないかな。

日本人だけれどパリで生活していた藤田の様子を見ぬいたり、
猫に注目して性格や生活を想像したりと、すばらしい観察眼。
藤田嗣治の人生をまったく知らない子どもたちでしたが、
たった1枚の自画像からたくさんのことを読み解いていました。

 

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こちらの写真は、ジュリアン・オピーの映像作品を鑑賞している様子です。
ガラス窓ごしに鑑賞すると、近くで見るときとは違った印象になりますね。

7つのパネルから好きなものをそれぞれ1つ選び、
短い紹介文を考えて、グループ内で発表しあいました。

「遠くから見るとふつうの風景だと思うけど、近くから見るとただの絵のように見える」
「町のふうけいがすごくきれいだと思いました。海に町の光がうつって月もあるのでいいと思いました。」

それぞれの紹介文で、その作品のどこを良いと思ったのかよくわかります。

国分寺市立第七小学校は、今年児童作品展覧会があるとのこと。
6年生のみなさん、自分や後輩たちが作った作品が並ぶ展覧会も楽しく鑑賞できるといいですね。

(研究補佐員H)