スクールプログラム 港区立南山小学校

秋晴れの気持ちいいお天気の中来館した、港区立南山小学校5年生のみなさん。
1学年1学級とのことですが、とても仲の良いクラスで、作品を鑑賞しながらの対話もはずみました。

藤田嗣治《猫》の鑑賞では、猫たちの様子を観察したあと、
十匹以上いる猫の中から、自分だったらどの猫かを考えてみます。

飛び上がる猫、威嚇するような猫、端からみんなを眺める猫・・・
発表された意見には、「あ~わかるわかる!!」「むしろこっちの猫じゃない?」と大きな反応が。
話を聞いている側も盛り上がりました。

ほかには、今期3点の東山魁夷の大作が並ぶコーナーも鑑賞しました。
3作品のうちから1点のお気に入りを選び、話し合って発表しあう活動や
「もし学校に飾るとしたら、どこにどれを飾りたい?」というテーマで一人一人発表する活動をしました。

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学校に飾りたい作品を選んだグループでは、自分たちの学校や
クラスの特徴をおさえてぴったりだと思う作品を選びました。
玄関や教室などの場所でこれらの作品が見られたら、毎日が豊かになりそうですね!

(研究補佐員H)


スクールプログラム 国分寺市立第七小学校

芸術の秋、10月を迎えて初日に来館してくださったのは、国分寺市立第七小学校6年生のみなさん。
スタッフと一緒に3つの作品を鑑賞しました。

とあるグループで最初に鑑賞したのは、藤田嗣治の《自画像》です。
現在、所蔵品ギャラリーで開催されている
「特集:藤田嗣治、全所蔵作品展示。」がスタートする第2室にあります。

子どもたちの発言第一声は、「オネエ!」
髭があるから男の人なのに、ピアスをしているから、とのこと。
その後はこんな発言が続きました。
・・・道具・ポーズや背景をみると、画家さんかな。あ、でもペン立てに赤鉛筆があるから学校の先生かも。
・・・日本人のような外見だけれど、どこか外国風の感じがするな。中国人やカツラをかぶったアメリカ人かも!?
・・・この猫を妻のように思ってかわいがっているんじゃないかな。

日本人だけれどパリで生活していた藤田の様子を見ぬいたり、
猫に注目して性格や生活を想像したりと、すばらしい観察眼。
藤田嗣治の人生をまったく知らない子どもたちでしたが、
たった1枚の自画像からたくさんのことを読み解いていました。

 

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こちらの写真は、ジュリアン・オピーの映像作品を鑑賞している様子です。
ガラス窓ごしに鑑賞すると、近くで見るときとは違った印象になりますね。

7つのパネルから好きなものをそれぞれ1つ選び、
短い紹介文を考えて、グループ内で発表しあいました。

「遠くから見るとふつうの風景だと思うけど、近くから見るとただの絵のように見える」
「町のふうけいがすごくきれいだと思いました。海に町の光がうつって月もあるのでいいと思いました。」

それぞれの紹介文で、その作品のどこを良いと思ったのかよくわかります。

国分寺市立第七小学校は、今年児童作品展覧会があるとのこと。
6年生のみなさん、自分や後輩たちが作った作品が並ぶ展覧会も楽しく鑑賞できるといいですね。

(研究補佐員H)


スクールプログラム 都立飛鳥高等学校

この日にいらっしゃった都立飛鳥高校のみなさんも、夏休みの美術部の活動での来館です。

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はじめは岡本太郎の作品を全員で鑑賞しました。
見たこと感じたことを言葉にするのは、最初はなかなか難しいもの。
まずは見つけたものを口に出していきます。
舟、目玉、舌、はっきりした色彩などが目にとまったようです。

次に鑑賞した作品は、舟越直木の彫刻です。
一見顔のないのっぺらぼうのような、石膏のかたまり。
ここでは言葉であらわすのではなく、「顔を想像してスケッチに描き足す」という方法でアプローチしました。

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さすがは美術部、真剣に描く活動に取り組む姿が印象的でした!

(研究補佐員H)


スクールプログラム 練馬区立貫井中学校

夏休みは、美術部の活動で来館する生徒さんがたくさんいらっしゃいます。
練馬区立貫井中学校もそんな学校のひとつ。

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竹内栖鳳《飼われたる猿と兎》の鑑賞では、
はじめから描き方に焦点を当てた発言でスタート。
ふわふわとした毛のサルと、竹を描く線の違いに注目しました。
ふだんから描く活動をしている美術部ならではかもしれません。

よく観察して対話した後、ウサギとサル、どちらの仲間に入りたいか、意見を聞いてみました。
仲間と一緒にまったりしているウサギの仲間に入りたい人、
鎖につながれているけれど、そんな環境に怒る気力のあるサルの仲間のほうがいいという人。
生徒さんそれぞれの考え方や価値観が光り、印象深いトークとなりました。

(研究補佐員H)


スクールプログラム 共立女子大学

本日は、共立女子大学家政学部児童学科の皆さんがいらっしゃいました。
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グループ94グループでガイドスタッフの皆さんと一緒に3作品ずつ鑑賞しました。

児童学科のみなさんということで、どのグループでも、子どもに美術の楽しさを伝えるためのコツや問いかけ、子どもが実際どのような反応を示したか などの話も交えながら一緒に作品を巡りました。美術館内のルールをどのように子どもたちに伝えているのか、実際に一緒にやっていたグループもありました。

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日本画コーナーの鑑賞では、「子どもにプレゼントするならどの作品を選ぶか。」という問いかけに、学生さんたちの積極的な意見が飛び交ってい ました。

岡本太郎の《燃える人》を鑑賞したグループでは、まず初めに「この絵からどんな感情を持ったか。」という問いかけから始まり、感想を率直に話していました。
(インターンH


スクールプログラム 修徳中学校

本日来館された修徳中学校は、1年生から3年生まで、全学年で一日美術館見学の日だったとのこと。

1年生と2年生は、まずは所蔵作品展でギャラリートーク。
ガイドスタッフとともにお話しながら鑑賞しました。
その後、1階の企画展「No Museum, No Life?―これからの美術館事典,国立美術館コレクションによる展覧会」も鑑賞しました。

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写真は田中功起《一つのプロジェクト、七つの箱と行為、美術館にて》のギャラリートーク時の様子です。

この作品は、1階の企画展「No Museum, No Life?―これからの美術館事典」でも映像のみ出品されています。
所蔵作品展のインスタレーション・バージョンと両方見るのも、面白い経験だったのではないでしょうか?

毎年美術館鑑賞の日があるという修徳中学校。
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年間鑑賞の経験を積んでいる3年生は、ギャラリートークではなく、教材のセルフガイドをもらって、自分たちの力で鑑賞しまし た。

各学年、それぞれの見方で美術館に親しんでいただけていればと願うばかりです。

(研究補佐員H


スクールプログラム 昭和女子大学附属昭和小学校

本日は、昭和女子大学附属昭和小学校の6年生の皆さんが来館してくださいました。
ガイドスタッフと一緒に3作品ずつ鑑賞しました。

竹内栖鳳の《飼われたる猿と兎》を鑑賞したグループでは、グループを二つに分け絵の中に描かれている生きものの観察日記を書いて発表しました。また、パウル・クレーの《山への衝動》を鑑賞したグループでは、作品の中の気になるポイントを自分で見つけて、色鉛筆でワークシートに色をつけたりしまし た。
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20150609165252-0001最初はなかなか自分の意見が言えなかった子どもたちも、ワークシートを手渡されると積極的に取り組んでいた姿が印象的でした。
(インターン H)


スクールプログラム 共立女子大学

5月に引き続き、共立女子大学家政学部児童学科のみなさんがいらっしゃいました。
子どもに美術の楽しさを伝えられるようになるために、自分自身が鑑賞を体験します。

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第10室日本画コーナーでは、いくつもある作品から一つをえらび、それぞれに物語をつくりました。
吉岡堅二の《楽苑》を選んだ方は、大きく描かれたクマを主人公に選び、森の動物たちとの交流を語りました。
絵の中から主人公を探したり、物語の起承転結を考えてみたりすると、描かれた場面以外にも想像が膨らみます。
そして、同じグループの学友の物語を聞くのもまた意外な発見のある時間となりました。
(研究補佐員 H)


スクールプログラム 共立女子大学

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5月の連休も明け、スクールプロラグムで共立女子大学のみなさんが訪れてくれました。
家政学部児童学科で、幼稚園や小学校の先生をめざすみなさんは、4つのグループに分かれてのギャラリートークを体験。
子どもに美術の楽しさを伝えられるようになるために、ガイドスタッフと一緒に、さまざまなアプローチでMOMATの作品と出会いました。

岡本太郎の《反世界》を鑑賞したグループでは、自由に発言したあと、作品に自分なりのタイトルをつけてみました。
他のグループでは、絵本の読み聞かせから始まったり、作品をイメージする詩を作ったり。
美術と関係ない勉強をしている方も、少しでも美術館やMOMATに親しんでいただけたら嬉しいです。

(研究補佐員 H)


スクールプログラム 奥州市立江刺第一中学校

本日、スクールプログラムで来館したのは、奥州市立江刺第一中学校のみなさん。
岩手県から東京に来ているところ、日本で最初の国立美術館の歴史について学びたいとMOMATへも訪れてくれました。

川合玉堂《行く春》、岸田劉生《道路と土手と塀(切通之写生)》などの重要文化財や、日本人作家の現代美術、荒川修作《アルファベットの皮膚No.3》などを鑑賞しました。3つの作品は「場所」を表現したもの。岸田劉生の作品では土の感じから場所を考えるなど、豊かな観察眼で鑑賞しました。その後は、美術館での仕事についてのインタビューもしました。

 

DSC00657インタビューの後、たまたま見かけたアントニー・ゴームリーの《反映/思索》のとなりで、作品と同じポーズをしてくれました。うんうん、そっくり。

(研究補佐員 H)