チケットの検索結果

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男性彫刻

展覧会について 荻原守衛《文覚》1908年、撮影:大谷一郎 20世紀初頭から1940年代にかけて日本で生み出された、男性をかたどった彫刻を紹介します。会場は3つのコーナーに分かれます。右に進んだ広いスペースには、筋骨隆々の男たちが並びます。「強い男」の一群です。その奥に続くのは肖像彫刻を中心とする作品たちです。「賢い男」と言っていいでしょう。さいごの部屋には主に老人像を並べています。「弱い男」です。それぞれのコーナーには、男性への同じような視線をもつ絵画も一緒に展示しています。   個々の作品は、石膏像を所蔵するものはあえてそちらを選びました。石膏像は色が塗られていればまだしも、白いままだと汚れて見えますが、作家が粘土で作った像から直接型をとって作られただけに、そこからさらに型抜きしたブロンズ像よりも細部の工夫を忠実に伝えます。 あらゆる表現は、時代や社会の価値観と無縁ではないと言われます。いわゆる「男らしさ」もそう。彫刻家たちはそうした価値観を利用して、西洋で王道だった裸体彫刻を日本に根付かせもし、逆にそれに縛られもしました。そんなことも考えあわせながら、男性彫刻の魅力を見ていきましょう。 「男性彫刻」ににじりよるためのQ&A 配布したリーフレット表紙 会場で、「男性彫刻」ににじりよるためのQ&A と題するリーフレット(限定4000部)を配布します。 Q1. なぜ男性像なのか?   近代彫刻で女性像ばかりを思い浮かべるとしたら、それは「スター」彫刻の展示に偏りがちな美術館の責任でもあります。実際には女性像と同じくらい男性像も数多く制作され、当館にも収蔵されています。いわば蔵出し展でもあるこの小企画展では、石膏像も含め展示機会の少ない作品を交えつつ、男性彫刻に見られる3つの傾向をとりあげて紹介します。  Q2. なぜ裸なのか?   とくに西洋由来の塑像において西洋彫刻が範にされたからです。日本画より洋画で裸体がよく描かれたことと同じ背景をもちますが、洋画家より彫刻家の方が、匿名の裸体像の表現にことさらに専心しました。当時の文展での裸体像への取り締まりに対し、白井雨山は「裸体彫刻は吾等に取りては最も大切なる生命である」(『太陽』1908年12月1日号)と抗議したりしています。一方、木彫で着衣像が主流なのは、肖像や神仙を着衣像で表す伝統に、より近かったからです。 このつづきは、リーフレットで! ※リーフレットは、大好評につき、ついに配布終了となりました イベント  新型コロナウィルス感染症の感染拡大を防ぐため、当面の間、すべての講演会などのプログラムを中止致します。 開催概要 東京国立近代美術館2階 ギャラリー4 2020年11月25日(水)~2021年2月23日(火・祝) 10:00-17:00 *入館は閉館30分前まで ※当面の間、金曜・土曜の夜間開館は行いません。 月曜日[ただし1月11日は開館]、12月28日(月)~1月1日(火)、1月12日(火) 会場では当日券を販売しています。会場の混雑状況によって、当日券ご購入の列にお並びいただいたり、入場をお待ちいただく場合がありますので、オンラインでの事前のご予約・ご購入をお薦めいたします。 新型コロナウイルス感染症予防対策のため、 ご来館日時を予約する日時指定制を導入いたしました。「MOMATコレクション」のご予約で「男性彫刻」がご覧いただけます⇒こちらから来館日時をご予約いただけます。※上記よりチケットも同時にご購入いただけます。※観覧無料対象の方(65歳以上、高校生以下、障害者手帳をお持ちの方とその付添者1名、招待券をお持ちの方等)についても、上記より来館日時をご予約いただけます。※お電話でのご予約はお受けしておりません。 一般 500円 (400円)大学生 250円 (200円) 5時から割引(金曜・土曜)一般 300円大学生 150円 ( )内は20名以上の団体料金。いずれも消費税込。 高校生以下および18歳未満、65歳以上、障害者手帳をお持ちの方とその付添者1名は無料。 入館の際に、学生証、運転免許証等の年齢の分かるもの、障害者手帳等をご提示ください。 お得な観覧券「MOMATパスポート」でご観覧いただけます。 キャンパスメンバーズ加入校の学生・教職員は学生証または教職員証の提示でご観覧いただけます。 「友の会MOMATサポーターズ」、「賛助会MOMATメンバーズ」会員の方は、会員証のご提示でご観覧いただけます。「MOMAT支援サークル」のパートナー企業の皆様は、社員証のご提示でご観覧いただけます。(同伴者1名迄。シルバー会員は本人のみ) 東京国立近代美術館

生誕150年 横山大観展

横山大観(1868-1958)の生誕150年、没後60年を記念し、回顧展を開催します。 東京美術学校に学んだ大観は、師の岡倉天心とともに同校を去り、日本美術院を設立。新たな時代における新たな絵画の創出を目指しました。西洋からさまざまなものや情報が押し寄せる時代の中、日本の絵画の伝統的な技法を継承しつつ、時に改変を試み、また主題についても従来の定型をかるがると脱してみせました。やがてこうした手法はさらに広がりを見せ、自在な画風と深い精神性をそなえた数々の大作を生み出しました。 本展では、40メートル超で日本一長い画巻《生々流転》(重要文化財)や《夜桜》《紅葉》をはじめとする代表作に、数々の新出作品や習作などの資料をあわせて展示し、制作の過程から彼の芸術の本質を改めて探ります。 出品点数90点。本画82点、習作ほか資料8点を展観する大回顧展です。 講演会 中村麗子(当館主任研究員、本展企画者) 「ここが見どころ横山大観の芸術」 2018年4月14日(土)14:00‐15:30 古田 亮(東京藝術大学大学美術館 准教授) 「近代と闘う日本画の巨匠」 2018年4月21日(土)14:00‐15:30 場所:講堂(地下1階) *開場は開演30分前 *聴講無料(先着140名)、申込不要、要観覧券 カタログ 開催概要 東京国立近代美術館 1F 企画展ギャラリー ・ 2F ギャラリー4 2018年4月13日(金)~2018年5月27日(日) 10:00-17:00(金曜・土曜は10:00-20:00)※入館は閉館30分前まで 月曜(4/30は開館) 【当日券】一般 1,500(1,300)円大学生 1,100(900)円高校生 600(400)円 【早割ペア券】一般 2枚で2,200円 【前売券】一般 1,300円大学生 900円高校生 400円 いずれも消費税込。( )内は20名以上の団体料金。早割ペア券は2017年11月13日(月)~2018年1月21日(日)オンラインのみで販売。前売り券は2018年1月22日(月)~4月12日(木)販売。中学生以下、障害者手帳をお持ちの方とその付添者(1名)は無料。それぞれ入館の際、学生証等の年齢のわかるもの、障害者手帳等をご提示ください。 本展の観覧料で入館当日に限り、同時開催の所蔵作品展「MOMATコレクション」もご覧いただけます。 主なチケット販売場所:東京国立近代美術館・工芸館(*開館日のみ、工芸館は当日券のみ)、本展特設サイト(オンラインチケット)、イープラス、チケットぴあ、ローソンチケット、セブンチケットほかチケット購入時に手数料がかかる場合があります。 大和ハウス工業 東レ、ライブアートブックス 横山大観記念館 あいおいニッセイ同和損保 京都国立近代美術館 2018年6月8日(金)~7月22日(日)

鉄とたたかう 鉄とあそぶ デイヴィッド・スミス《サークルⅣ》を中心に

展覧会について デイヴィッド・スミス《サークル IV》1962年 撮影:大谷一郎 東京国立近代美術館は近年、アメリカの戦後彫刻を代表する作家デイヴィッド・スミス(1906–65)の《サークルⅣ》(1962年)を購入しました。この作品を中心に、戦後彫刻の展開における鉄という新しい素材の重要性について考えてみたいと思います。木や石を彫ったり、粘土をこねてブロンズで型どりしたりする従来の彫刻に対して、スミスは鉄板や鉄骨を溶接して幾何学的な面と線とを組み合わせ、ダイナミックな空間を構成するという手法をとり、彫刻の可能性を大きく広げました。彼の造形思考は、イギリスの彫刻家アンソニー・カロによってさらに展開されていきます。一方、日本でも1950年代の半ば頃から、鉄に取り組む彫刻家が現れ始めました。彼らの鉄に対するアプローチはさまざまです。幾何学的な構成のための最適な素材として扱う者もいれば、時間とともに錆びる表面、あるいは研磨したときにみせる輝きなど、鉄の物質的特性に寄り添いながら、生命を吹き込もうとした者もいます。私たちにとって身近な物質であるはずの鉄が見せる多様な表情をお楽しみください。 リーフレット配布中 「鉄とたたかう 鉄とあそぶ デイヴィッド・スミス《サークルⅣ》を中心に」(コレクションによる小企画)では、特製リーフレットを作成しました。会場入り口で無料配布しております。ご自由にお持ち下さい。 サークルⅣ|作品画像 こちらでは、デイヴィッド・スミス《サークルⅣ》(1962年)を様々な角度から撮影した写真をご覧いただけます。 GIF animation クローズアップ画像 撮影:©sato katsuaki 開催概要 東京国立近代美術館2階 ギャラリー4 2021年6月18日(金)~9月26日(日) 10:00-17:00(金・土曜は10:00-21:00)*入館は閉館30分前まで【当面の間、金・土曜日の開場時間は 10:00~20:00(*最終入場19:30まで)となります】 月曜日[ただし7月26日、8月2日、9日、30日、9月20日は開館]、8月10日(火)、9月21日(火) 会場では当日券を販売しています。会場の混雑状況によって、当日券ご購入の列にお並びいただいたり、入場をお待ちいただく場合がありますので、オンラインでの事前のご予約・ご購入をお薦めいたします。 新型コロナウイルス感染症予防対策のため、 ご来館日時を予約する日時指定制を導入いたしました。「MOMATコレクション」のご予約で「鉄とたたかう 鉄とあそぶ デイヴィッド・スミス《サークルⅣ》を中心に」がご覧いただけます⇒こちらから来館日時をご予約いただけます。※上記よりチケットも同時にご購入いただけます。※観覧無料対象の方(65歳以上、高校生以下、障害者手帳をお持ちの方とその付添者1名、招待券をお持ちの方等)についても、上記より来館日時をご予約いただけます。※お電話でのご予約はお受けしておりません。 一般 500円 (400円)大学生 250円 (200円) 5時から割引(金曜・土曜) 一般 300円大学生 150円 ( )内は20名以上の団体料金。いずれも消費税込。 高校生以下および18歳未満、65歳以上、障害者手帳をお持ちの方とその付添者1名は無料。 入館の際に、学生証、運転免許証等の年齢の分かるもの、障害者手帳等をご提示ください。 お得な観覧券「MOMATパスポート」でご観覧いただけます。 キャンパスメンバーズ加入校の学生・教職員は学生証または教職員証の提示でご観覧いただけます。 「友の会MOMATサポーターズ」、「賛助会MOMATメンバーズ」会員の方は、会員証のご提示でご観覧いただけます。「MOMAT支援サークル」のパートナー企業の皆様は、社員証のご提示でご観覧いただけます。(同伴者1名迄。シルバー会員は本人のみ) 東京国立近代美術館

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よくあるご質問

開館時間とアクセスについて 10:00-17:00(金曜日・土曜日は10:00-20:00)です。 企画展の開館時間は展覧会により異なる場合があります。各企画展のページをご覧ください。 いずれの日も閉館の30分前までにご入館ください。 毎週月曜日(ただし、祝日又は祝日の振替休日となる場合は開館し、翌日休館)展示替期間年末年始 その他、臨時に開館・休館することがありますので、開館情報やお知らせのページをご確認ください。 美術館へのアクセスをご覧ください。 美術館に駐車場はありません。 周辺にある以下の有料駐車場をご利用ください。 北の丸駐車場 (03-3212-2321)パレスサイドビル駐車場(03-3231-5509) なお、お身体の不自由な方が利用される車に限り、駐車スペースをご利用いただけます。ご利用の際は警備員へお申し出ください。 展覧会について  所蔵作品展、企画展により異なります。詳細はチケットのページをご覧ください。 所蔵作品展のみ、国際博物館の日(5月18日)と文化の日(11月3日)が無料となります(休館日にあたる場合を除く)。 随時、予約を受け付けています。詳しくは下記のページをご覧ください。  年間パスポートや友の会など、お得に観覧いただける制度があります。詳細は各ページをご覧ください。 他の割引については、各展覧会のページをご覧ください。 所蔵作品展、企画展それぞれで開催しています。詳細はイベントのページをご覧ください。 所蔵作品展に限れば、約200点の作品が3フロア(4~2階)の12室にわたって展示されています。見方にもよりますが、1時間~1時間30分程度を想定ください。 所蔵作品展のページでご覧いただけます。 ご希望の方には1階インフォメーションでもお渡ししています。スタッフへお声がけください。 撮影等について 模写はご遠慮いただいています。所蔵作品展での写真撮影は一部作品を除いて可能です。企画展での撮影は展覧会ごとに異なります。 メモを取る場合には鉛筆をご使用ください。貸出用の鉛筆もございます。所蔵作品展での写真撮影は可能ですが、フラッシュや三脚のご使用や、動画の撮影はご遠慮ください。著作権保護等のため一部撮影をお断りしている作品もありますのでご了承ください(作品横に撮影禁止のマークを掲示しています)。撮影の際には、4階エレベーターホールに掲げた注意事項を事前によくご確認ください。企画展での撮影は展覧会ごとに異なります。会場入口の注意事項をご確認ください。 ご自身で撮影された写真は、以下の点にご留意ください。 営利目的にはご利用いただけません。変更を加えることはできません。作品の写った写真を利用する際、著作権法に触れる場合がありますのでご注意ください。 本ウェブサイトに掲載されている作品の画像は、ご利用いただけません。作品画像の貸し出しについて、詳しくは所蔵作品画像の貸出のページをご覧ください。 サービスについて 館内での飲食は、作品保護のためにご遠慮いただいています。屋外の日陰になる場所に自動販売機と休憩スペースを設けていますので、そちらでの飲食をお願いします。 レストランについては下記ページからご覧ください。 入館料はかかりません。展覧会をご覧にならなくてもご利用できます。 営業時間等はショップ、レストラン、ライブラリの各ページにてご確認ください。 開催中の展覧会の場合、ミュージアムショップでご購入いただけます。 終了した展覧会でも、在庫がある場合には、ミュージアムショップ又は郵送によりご購入いただけます。なお、展覧会によっては、取り扱いがない場合もございますのでご了承ください。在庫状況や購入方法は下記リンクからご覧ください。 その他のお問合せは電話にてお問合せください。03-3214-2570(ミュージアムショップ直通) 乳幼児の入館制限はありません。 ただし、ほかのお客様にご迷惑がかかると判断された場合には、一時展示室からご退出願う場合があります(係員にお申し出くだされば、再入場は可能です)。また、館内が混雑している場合、安全のためにベビーカーのご利用をご遠慮願う場合があります。あらかじめご了承ください。 ベビーベッドはございませんが、オムツ替えシートが多目的トイレ内にあります(1階、2階)。授乳室は1階にあります。 託児サービスはありません。 貸出用のベビーカー、車椅子をご用意しています。 ご利用の際は、1階インフォメーションへお申し出ください。 障害者手帳をお持ちの方と付添者原則1名は無料になります。チケットのご購入やご予約は不要です。 その他 代表番号までお問合せください。 03-3214-2561(土日祝日を除く平日9時30分~18時00分) ガイドスタッフの募集は不定期です。詳しくはボランティアのページをご覧ください。 インターンシップの募集を行っています。詳しくはインターンシップのページをご覧ください。 博物館実習については、インターンシップの実施に伴い、平成18年度より廃止しています。 看士業務を担当しているスタッフで、学芸員ではありません。 簡単な質問にはお答えできますが、作品の保全が主な業務であるため、混雑時など状況によりお答えできかねますのでご了承ください。 2018年に東京国立近代美術館から独立して、新機関「国立映画アーカイブ」となりました。 2020年に石川県金沢市へ移転し国立工芸館として開館しました。  現在、北の丸公園内の旧工芸館の建物(旧近衛師団司令部庁舎)は一般公開していません。 

ゲルハルト・リヒター展

はじめに ドイツ・ドレスデン出身の現代アートの巨匠、ゲルハルト・リヒター(1932-)。リヒターは油彩画、写真、デジタルプリント、ガラス、鏡など多岐にわたる素材を用い、具象表現と抽象表現を行き来しながら、人がものを見て認識するという原理に、一貫して取り組み続けてきました。 画家が90歳を迎えた今年2022年、本展では画家が手元に置いてきた初期作から最新のドローイングまでを含む約120点によって、一貫しつつも多岐にわたる60年の画業を紐解きます。 日本では16年ぶり、東京では初となる美術館での個展です。 ポスタービジュアル(ゲルハルト・リヒター《ビルケナウ(CR: 937-2)》2014年 ゲルハルト・リヒター財団蔵 © Gerhard Richter 2022 (07062022)) 見どころ 初期のフォト・ペインティングからカラーチャート、グレイ・ペインティング、アブストラクト・ペインティング、オイル・オン・フォト、そして最新作のドローイングまで、リヒターがこれまで取り組んできた多種多様な作品を紹介。特定の鑑賞順に縛られず、来場者が自由にそれぞれのシリーズを往還しながら、リヒターの作品と対峙することができる空間を創出します。 1.現代アートの巨匠、待望の大規模個展 リヒターの日本の美術館での個展は、2005-2006年にかけて金沢21世紀美術館・DIC川村記念美術館で開催されて以来、実に16年ぶり。また東京の美術館での大規模な個展は今回が初めてとなります。 2.最新作を含むリヒター所蔵の作品で、60年におよぶ作家の画業をたどる 世界のアートシーンで常に注目を集めてきたリヒター。彼が手放さず大切に手元に置いてきた財団コレクションおよび本人所蔵作品を中心に、最新作のドローイングを含む貴重な作品約120点が、初めて一堂に会します。これらの多様な作品を通じて、2022年に90歳を迎えたリヒターの、60年におよぶ画業をたどります。 3.近年の大作《ビルケナウ》、日本初公開 幅2メートル、高さ2.6メートルの作品4点で構成される巨大な抽象画《ビルケナウ》は、ホロコーストを主題としており、近年の重要作品とみなされています。出品作品のなかでも最大級の絵画作品である本作が、この度、日本で初めて公開されます。 プロフィール ゲルハルト・リヒター(Gerhard Richter) 1932年、ドイツ東部、ドレスデン生まれ。ベルリンの壁が作られる直前、1961年に西ドイツへ移住し、デュッセルドルフ芸術アカデミーで学ぶ。コンラート・フィッシャーやジグマー・ポルケらと「資本主義リアリズム」と呼ばれる運動を展開し、そのなかで独自の表現を発表し、徐々にその名が知られるように。 その後、イメージの成立条件を問い直す、多岐にわたる作品を通じて、ドイツ国内のみならず、世界で評価されるようになる。 ポンピドゥー・センター(パリ、1977年)、テート・ギャラリー(ロンドン、1991年)、ニューヨーク近代美術館(2002年)、テート・モダン(ロンドン、2011年)、メトロポリタン美術館(ニューヨーク、2020年)など、世界の名だたる美術館で個展を開催。現代で最も重要な画家としての地位を不動のものとしている。 カタログ 「ゲルハルト・リヒター展」公式図録 価格:3,900円(税込み)仕様:判型A4変形判、展覧会出品作品オールカラー総頁数:352ページ言語:日本語、英語(一部) 目次 ゲルハルト・リヒター:画家にしてイメージメーカー ――ゲルハルト・リヒター財団の所蔵品  ディートマ・エルガー ビルケナウ以降 ――ゲルハルト・リヒターの〈アブストラクト・ペインティング〉における後期様式について  桝田倫広 「絵画は役に立つのです」 ――リヒター作品における「もの」と「ビルト」、「複数性」と「真実性」をめぐって  鈴木俊晴 図版 フォト・ペインティング  浅沼敬子リヒターと社会主義リアリズム  福元崇志資本主義リアリズム  桝田倫広アトラス  鈴木俊晴リヒターと1960年代のマルセル・デュシャンの再評価  中尾拓哉カラーチャートとグレイ・ペインティング  鈴木俊晴アブストラクト・ペインティング 1970s-1980s  鈴木俊晴頭蓋骨、蝋燭、花  鈴木俊晴オイル・オン・フォト  清水穣リヒターの風景画とドイツ・ロマン主義  仲間裕子カラーチャートと公共空間  鈴木俊晴ストリップ  桝田倫広アブストラクト・ペインティング 1990s-2010s  鈴木俊晴ドローイング  桝田倫広 対談 ゲルハルト・リヒター/ディーター・シュヴァルツ 2017年11月20日、ケルンにて無用の用 ――リヒターのガラスをめぐって  林寿美《1977年10月18日》と人物画  浅沼敬子樹皮としての絵画 ――《ビルケナウ》とジョルジュ・ディディ₌ユベルマン  田中純鏡の音楽 ゲルハルト・リヒターと音楽  清水穣文化の記録、蛮行の記録 ――ゲルハルト・リヒターの《ビルケナウ》  ベンジャミン・H.D. ブクロ―生産としての複製 ――ゲルハルト・リヒターの芸術における写真の役割について  シュテファン・グロナート 年譜作品リスト主要参考文献 開催概要 東京国立近代美術館 1F企画展ギャラリー 2022年6月7日(火)~ 2022年10月2日(日) 月曜日(ただし7月18日、9月19日、9月26日は開館)、7月19日(火)、9月20日(火)9月27日(火) 10:00-17:00(金曜・土曜は10:00-20:00)9月25日(日)~10月1日(土)は10:00-20:00で開館します*入場は閉館30分前まで チケットの詳細・購入方法は展覧会公式サイトをご確認ください。(展覧会公式サイトの公開は終了しました) 一般  2,200円(2,000円)大学生 1,200円(1,000円)高校生  700円(500円) ( )内は20名以上の団体料金。いずれも消費税込。中学生以下、障害者手帳をお持ちの方とその付添者(1名)は無料。それぞれ入館の際、学生証等の年齢のわかるもの、障害者手帳等をご提示ください。キャンパスメンバーズ加入校の学生・教職員は、学生証・職員証の提示により団体料金でご鑑賞いただけます。本展の観覧料で入館当日に限り、所蔵作品展「MOMATコレクション」(4-2F)もご覧いただけます。 東京国立近代美術館、朝日新聞社 ドイツ連邦共和国大使館、ゲーテ・インスティトゥート東京、在日ドイツ商工会議所 ゲルハルト・リヒター財団、ワコウ・ワークス・オブ・アート 小川香料ホールディングス、ルフトハンザ カーゴ AG、岡建工事 豊田市美術館:2022年10月15日(土)~2023年1月29日(日)

柳宗悦没後60年記念展 民藝の100年

はじめに ローカルであり、モダンである。 今、なぜ「民藝」に注目が集まっているのでしょうか。「暮らし」を豊かにデザインすることに人々の関心が向かっているからなのか。それとも、日本にまだ残されている地方色や伝統的な手仕事に対する興味からなのか。いずれにせよ、およそ100年も前に柳宗悦、濱田庄司、河井寬次郎が作り出した新しい美の概念が、今なお人々を触発し続けているのは驚くべきことです。 柳宗悦の没後60年に開催される本展覧会は、各地の民藝のコレクションから選りすぐった陶磁器、染織、木工、蓑、ざるなどの暮らしの道具類や大津絵といった民画のコレクションとともに出版物、写真、映像などの同時代資料を展示し、総点数450点を超える作品と資料を通して、民藝とその内外に広がる社会、歴史や経済を浮かび上がらせます。 今回とりわけ注目するのは、「美術館」「出版」「流通」という三本柱を掲げた民藝のモダンな「編集」手法と、それぞれの地方の人・モノ・情報をつないで協働した民藝のローカルなネットワークです。民藝の実践は、美しい「モノ」の蒐集にとどまらず、新作民藝の生産から流通までの仕組み作り、あるいは農村地方の生活改善といった社会の問題提起、衣食住の提案、景観保存にまで広がりました。「近代」の終焉が語られて久しい今、持続可能な社会や暮らしとはどのようなものか―「既にある地域資源」を発見し、人・モノ・情報の関係を編みなおしてきた民藝運動の可能性を「近代美術館」という場から見つめなおします。 作品保護のため、会期中一部展示替えがあります。(前期:10月26日(火)~12月19日(日)、後期:12月21日(火)~2022年2月13日(日))  見どころ 1.民藝の歴史的な変化と社会の関係をたどります。 民藝運動はどのような背景のなかで生まれ、変化してきたのでしょうか。関東大震災、鉄道網の発達と観光ブーム、戦争と国家、戦後の高度経済成長―民藝運動の歩みは「近代化」と表裏一体であり、社会の大きな節目と併走するように展開してきました。なぜ今、民藝が注目されるのかをひも解きます。 2.手を動かす柳宗悦ーそのデザイン・編集手法を分析します。 宗教哲学者であり、文筆活動を主体として民藝運動を推しすすめた柳ですが、実はなかなかの画力の持ち主。集めた器物をスケッチし、書体(フォント)を作り、写真のトリミングや配置を決め、あるいは建物や製品の設計図を描き、大津絵などの絵画の表具をしつらえるなど、あらゆる「編集」作業に腕をふるいました。柳がさまざまなメディアを通して、自らの美的感覚をどのように示し、伝えたのか―その「手さばき」を解析します。 3.衣食住から景観保存まで ツイードの三つ揃いスーツ、蝶ネクタイに丸眼鏡、ワークウェアとしての作務衣―民藝の人々はみなスタイリッシュでお洒落でした。しゃぶしゃぶにカレー、地方のお土産菓子など、食文化にも民藝は関わっています。民家の特徴を取り入れた建築にウィンザーチェア、日本・朝鮮・西洋折衷のインテリアデザインは良く知られるところですが、鳥取砂丘の景観保存にも民藝が関わっていたこと、ご存じでしたか? カタログ 柳宗悦没後60年記念展「民藝の100年」公式図録 2,600円(税込み)B5変形サイズ/311頁/日本語・英語(一部) 450点以上の作品画像を掲載!作品解説も充実早わかりガイド「展覧会の見取り図」「人物相関図」掲載章の間にコラムを掲載 目次イントロダクション「民藝の100年」展を編集するー展覧会の見取り図 花井久穂、鈴木勝雄第1章 「民藝」前夜ーあつめる、つなぐ第2章 移動する身体ー「民藝」の発見第3章 「民」なる趣味ー都市/郷土第4章 民藝は「編集」する第5章 ローカル/ナショナル/インターナショナル第6章 戦後をデザインするー衣食住から景観保存まで民藝の「近代」ーミュージアム・出版・生産から流通まで 花井久穂MOMATアートライブラリによる「民藝文献案内」俯瞰的視点をもつための「民藝の100年展年表」 開催概要 東京国立近代美術館 1F企画展ギャラリー、2F ギャラリー4 2021年10月26日(火)~ 2022年2月13日(日) 月曜日[ただし2022年1月10日は開館]、年末年始[12月28日(火)~ 2022年1月1日(土)]、1月11日(火) 10:00-17:00(金・土曜は10:00-20:00)*入館は閉館30分前まで チケットの詳細・購入方法は特設ページをご確認ください。(特設ページの公開は終了しました) 一般  1,800円(1,600円)大学生 1,200円(1,000円)高校生  700円(500円) ( )内は20名以上の団体料金。いずれも消費税込。中学生以下、障害者手帳をお持ちの方とその付添者(1名)は無料。それぞれ入館の際、学生証等の年齢のわかるもの、障害者手帳等をご提示ください。キャンパスメンバーズ加入校の学生・教職員は、学生証・職員証の提示により団体料金でご鑑賞いただけます。本展の観覧料で入館当日に限り、所蔵作品展「MOMATコレクション」(4-2F)もご覧いただけます。 東京国立近代美術館、NHK、NHKプロモーション、毎日新聞社 NISSHA、三井住友海上 日本民藝館

没後50年 鏑木清方展

はじめに なんでもない一瞬が、なによりも美しい。 鏑木清方(1878-1972)の代表作として知られ、長きにわたり所在不明だった《築地明石町》(1927年)と、合わせて三部作となる《新富町》《浜町河岸》(どちらも1930年)は、2018年に再発見され、翌年に当館のコレクションに加わりました。この三部作をはじめとする109件の日本画作品で構成する清方の大規模な回顧展です。 浮世絵系の挿絵画家からスタートした清方は、その出自を常に意識しながら、晩年に至るまで、庶民の暮らしや文学、芸能のなかに作品の主題を求め続けました。本展覧会では、そうした清方の関心の「変わらなさ」に注目し、いくつかのテーマに分けて作品を並列的に紹介してゆきます。関東大震災と太平洋戦争を経て、人々の生活も心情も変わっていくなか、あえて不変を貫いた清方の信念と作品は、震災を経験しコロナ禍にあえぐいまの私たちに強く響くことでしょう。 作品保護のため、会期中一部展展示替えがあります。詳細は作品リストをご確認ください。 カタログ 「没後50年 鏑木清方展」公式図録 価格:2,800円(税込み)仕様:判型A4変形判(290×225mm)、並製本、コデックス装総頁数:312ページ言語:日本語、英語(一部) 目次 「鏑木清方 生活を描いた画家」鶴見香織 図版第一章 木挽町紫陽花舎・東京下町にて(明治)第二章 本郷龍岡町・金沢遊心庵にて(大正)第三章 牛込矢来町夜蕾亭にて(昭和戦前)第四章 鎌倉、終の棲家にて(昭和戦後) 「歿後五十年を迎えた清方との想い出」根本章雄「清方を巡る人々、出会いと制作」今西彩子「清方さんと京都」小倉実子 出品目録・解説 小倉実子・鶴見香織編鏑木清方 年譜 今西彩子編鏑木清方の絵をすみずみまで味わうためのブックガイド 長名大地編出品作品一覧 開催概要 東京国立近代美術館 1F企画展ギャラリー 2022年3月18日(金)~5月8日(日) 月曜[ただし3月21日、28日、5月2日は開館]、3月22日(火) 9:30-17:00(金・土曜は9:30-20:00)4/29(金・祝)~5/8(日)は9:30-20:00で開場いたします チケットの詳細・購入方法は展覧会公式サイトをご確認ください。(展覧会公式サイトの公開は終了しました) 一般  1,800円(1,600円)大学生 1,200円(1,000円)高校生  700円(500円) ( )内は20名以上の団体料金。いずれも消費税込。中学生以下、障害者手帳をお持ちの方とその付添者(1名)は無料。それぞれ入館の際、学生証等の年齢のわかるもの、障害者手帳等をご提示ください。キャンパスメンバーズ加入校の学生・教職員は、学生証・職員証の提示により団体料金でご鑑賞いただけます。本展の観覧料で入館当日に限り、所蔵作品展「MOMATコレクション」(4-2F)、コレクションによる小企画「新収蔵&特別公開|ピエール・ボナール《プロヴァンス風景》」(2F ギャラリー4)もご覧いただけます。 東京国立近代美術館、毎日新聞社、NHK、NHKプロモーション 損害保険ジャパン、DNP大日本印刷 京都国立近代美術館 2022年5月27日(金)~7月10日(日)

隈研吾展 新しい公共性をつくるためのネコの5原則

はじめに 米TIME誌にて「2019年世界で訪れるべき最も素晴らしい場所100選」に選ばれた《V&Aダンディー》や《国立競技場》の設計に参画するなど、現代日本を代表する建築家のひとりである隈研吾(1954-)。 本展では、世界各国に点在する隈作品の中から公共性の高い68件の建築を、隈が考える5原則「孔」「粒子」「斜め」「やわらかい」「時間」に分類し、建築模型や写真やモックアップ(部分の原寸模型)により紹介。その他、映像作品、前庭に展示されるトレーラーハウスを合わせ、合計74件で隈の世界を紹介します。 章解説や作品解説はすべて隈本人によるもの。また、瀧本幹也や藤井光など第一線で活躍するアーティストによる映像作品や、隈建築をさまざまな観点から見ていただく空間のほか、360度VRなどの体感要素、さらに、ネコの視点から都市での生活を見直すリサーチプロジェクト《東京計画2020(ニャンニャン)ネコちゃん建築の5656(ゴロゴロ)原則》(Takramとの協働)も発表します。コロナ禍というきわめて難しい時代の中で開催される本展が、新しい公共性や未来の都市のあり方について考える機会となれば幸いです。 見どころ 本展は第1会場、第2会場の2つの会場で構成されています 1.「人が集まる場所」のための隈独自の方法論を、5原則の形で抽出 第1会場 本展では、隈自身が選んだ公共性が高い建築68件を、時系列ではなく、「孔」「粒子」「斜め」「やわらかい」「時間」という5原則に分類して紹介します。 2.先端技術を用いた体験展示 隈が設計した建築の「実際」を、本展のために制作された新作映像を通して紹介します。 高知県梼原(ゆすはら)にある6つの隈建築 × 瀧本幹也(+坂本龍一)  第1会場 高知県西部の山間にある小さなまち梼原町には、初期から最近作まで6つの隈建築が存在します。それらの建築を写真家・映像作家の瀧本幹也がハイスピードカメラを用いて撮影。リアル4Kによるリリカルな映像インスタレーションへと昇華させました。坂本龍一の音楽とともに、日本の伝統的建築にインスパイアされた隈建築の造形美を堪能できます。 スコットランドにできた博物館《V&Aダンディー》 × タイムラプス映像 第1会場 ロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館初の分館となる《V&Aダンディー》の設計者に選ばれたのが隈研吾でした。これを、アイルランドのマクローリン兄弟によるアヴァンギャルドなタイムラプス映像で紹介します。 富山市民に人気の図書館・美術館・銀行の複合施設《TOYAMAキラリ》 × 360度VR 第2会場 《TOYAMAキラリ》の特徴は、斜めにたちあがる吹き抜け空間。そこにドローンを飛ばして360度VRで撮影しました。ヘッドマウントディスプレイで見る約7分間の映像により、隈建築の空間をリアルに体感できます。ナレーションは日英ともに隈研吾が担当します。 《TOYAMAキラリ》VR体験について・体験時間は約7分、30分ごとの入れ替え制(各回定員4名)となります。・1階インフォメーションカウンターにて当日分の整理券を先着順で配布します。上限数に達し次第、配布終了となります。・体験は中学生以上に限られます(中学生は保護者の同伴が必要です)。 ※6月18日(金)、19日(土)、20日(日)は体験を休止します。なお同じ映像(ナレーション付き)は第2会場内でご覧いただけます。 3.クマは思う、都市の未来はネコに学べ、と 第2会場 丹下健三は前回の東京オリンピック前の1961年に、《東京計画1960》という、東京湾に海上都市をつくる案を建築雑誌に発表しました。その大胆なアイデアは、模型を俯瞰して撮った写真とともに伝説となっています。今回、隈は、そんな丹下の《東京計画1960》への応答として、《東京計画2020 ネコちゃん建築の5656原則》を美術館での展覧会で発表します。対照的なのは、都市へと向かう視点。丹下の、海上の人工都市を俯瞰から見る視点に対して、隈が選んだのは、なんと地面に近いネコの視点。一箇所に定まらずテンテンと暮らし、スキマに入り込んで自らノラミチをつくっていくネコの生態に、コロナ禍以降の人々は学ぶべきだと隈は問いかけます。このほっこりとしつつも大胆なプレゼンテーションは、日本を代表するデザイン・イノベーション・ファームであるTakramとの協働により実現しました。 4. 各地の市民に協力出演してもらった映像 第1会場 第2会場 気鋭のアーティスト、藤井光が市民ボランティアやNPOの協力を得て長岡市役所《アオーレ長岡》の日常をドキュメンタリータッチで撮影。アーティスト津田道子は南三陸町と熊本市で、隈建築の施主や利用者のインタビューを撮影しました。 5.《国立競技場》のスタディ模型と照明を特別にお見せします 第1会場 隈が設計に参画した《国立競技場》の競技後のインタビューゾーン(フラッシュインタビューゾーン)には、隈がデザインした大型の行灯のような照明があります。本展ではこれを特別に展示。また大量につくられた競技場のスタディ模型の中から、約40点を厳選して展示。展覧会として世界初公開※します。※高知会場、長崎会場でも展示。 6. 展示デザインと解説はすべて... 展示デザインは隈研吾建築都市設計事務所が手がけました。章解説や作品解説はすべて隈研吾が執筆しています。 「粒子」エリア 「やわらかい」エリア 前庭 ©Kioku Keizo 会場を3DVRで無料公開しています 会場の3DVRを作成しました。展覧会の構成や作品のスケール感をお楽しみください。※公開は9/26(日)まで。 隈研吾プロフィール 1954年生。東京大学建築学科大学院修了。コロンビア大学客員研究員を経て、1990年隈研吾建築都市設計事務所設立。2009年より2020年3月まで東京大学教授。現在、東京大学特別教授・名誉教授。1964年東京オリンピック時に見た丹下健三の国立屋内総合競技場に衝撃を受け、幼少期より建築家を志す。その土地の環境、文化に溶け込む建築を目指し、ヒューマンスケールのやさしく、やわらかなデザインを提案。また、コンクリートや鉄に代わる新しい素材の探求を通じて、工業化社会の後の建築のあり方を追求している。これまで20か国を超す国々で建築を設計し、日本建築学会賞、毎日芸術賞、芸術選奨文部科学大臣賞、国際木の建築賞(フィンランド)、国際石の建築賞(イタリア)等、受賞多数。 カタログ 『隈研吾展 新しい公共性をつくるためのネコの5原則』公式カタログ価格:2,000円+税B5変形/232頁/ソフトカヴァー/日本語・英語デザイン:服部一成 目次 隈研吾「ネコに学び、ハコを出よう」藤村龍至「隈研吾の建築作品における表層性」隈研吾「新しい公共性をつくるためのネコの5原則」隈研吾xTakram「東京計画2020 ネコちゃん建築の5656原則」「復興と建築をめぐるインタビュー」 佐藤仁 三浦洋昭 浜田浩成 隈研吾出品作品リストにかえて(作品解説:隈研吾)保坂健二朗「建築展と映像」奥野克仁「隈研吾と梼原、高知ー木造建築の再発見ー」野中明「つなぐ水際、つなぐ建築」保坂健二朗「建築展のプロセス」付録:梼原の隈建築(撮影:瀧本幹也) 開催概要 東京国立近代美術館 1F 企画展ギャラリー 2021年6月18日(金)~9月26日(日) 月曜日[ただし7月26日、8月2日、9日、30日、9月20日は開館]、8月10日(火)、9月21日(火) 10:00-17:00(金・土曜は10:00-20:00)9月19日(日)、20日(月・祝)、23日(木・祝)、26日(日)は10:00-18:00*入館は閉館30分前まで オンラインでのチケット購入・日時予約はこちらから・オンラインチケットは完売している日時もございます。・混雑緩和のため、オンラインでの事前のご購入・ご予約をお勧めしています。会場でも当日券をご購入いただけますが、混雑状況により入場をお待ちいただく場合や、当日券の販売が終了している場合があります。・混雑時には、会場で当日券をご購入される方ならびに無料観覧券をお持ちの方へ入場整理券を配布いたします。特に混雑が予想される土・日曜日、祝日、会期末などはオンラインでの事前のご予約・ご購入をお勧めいたします。※観覧無料の方、割引対象の方についても、上記より来館日時をご予約いただけます。※お電話でのご予約はお受けしておりません。 展覧会の構成について本展は第1会場(有料)、第2会場(無料)の2つの会場で構成されています。・第1会場のみオンラインでの予約が可能です。・第2会場の混雑時には第2会場付近で入場整理券を配布いたします。 ⼀般 1,300(1,100)円大学生 800(500)円 ( )内は20名以上の団体料金。いずれも消費税込。高校生以下および18歳未満、障害者手帳をお持ちの方とその付添者(1名)は無料。それぞれ入館の際、学生証等の年齢のわかるもの、障害者手帳等をご提示ください。キャンパスメンバーズ加入校の学生・教職員は、学生証・職員証の提示により団体料金でご鑑賞いただけます。本展の観覧料で入館当日に限り、同時開催の所蔵作品展「MOMATコレクション特別編 ニッポンの名作130年」(4-2F)、コレクションによる⼩企画「鉄とたたかう 鉄とあそぶ デイヴィッド・スミス《サークルⅣ》を中心に」(2F ギャラリー4)もご覧いただけます。 東京国立近代美術館、文化庁、独立行政法人日本芸術文化振興会 大成建設株式会社、大洋建設株式会社、株式会社長谷工コーポレーション、大光電機株式会社、大日本印刷株式会社、前田建設工業株式会社、株式会社イトーキ、株式会社大林組、鹿島建設株式会社、コクヨ株式会社、小松マテーレ株式会社、株式会社佐藤秀、清水建設株式会社、株式会社JR東日本建築設計、住友林業株式会社、太陽工業株式会社、大和ハウス工業株式会社、大和リース株式会社、株式会社竹中工務店、株式会社丹青社、TSUCHIYA株式会社、東急建設株式会社、TOTO株式会社、戸田建設株式会社、株式会社乃村工藝社、不二サッシ株式会社、三井住友建設株式会社、銘建工業株式会社、株式会社岸之上工務店 エヌビディア合同会社、小松マテーレ株式会社、株式会社スノーピーク、富山市(富山県)、長岡市(新潟県)、株式会社 日本HP、浜田醤油株式会社、V&Aダンディー、真庭市(岡山県)、南三陸町(宮城県)、株式会社モデュレックス、株式会社モノファクトリー、株式会社YAMAGIWA、梼原町(高知県) 公益財団法人 大林財団 高知県立美術館 2020年11月3日(火)~2021年1月3日(日) 長崎県美術館 2021年1月22日(金)~3月28日(日) 令和3年度日本博 主催 ・共催型 プロジェクト

あやしい絵展

はじめに 絵に潜む真実、のぞく勇気はありますか? 明治期、あらゆる分野において西洋から知識、技術などがもたらされるなか、美術も西洋からの刺激を受けて、新たな時代にふさわしいものへと変化していきました。 このような状況のもとで生み出されたさまざまな作品の中には、退廃的、妖艶、グロテスク、エロティックといった「単なる美しいもの」とは異なる表現がありました。これらは、美術界で賛否両論を巻き起こしつつ、激動する社会を生きる人々の欲望や不安を映し出したものとして、文学などを通して大衆にも広まっていきました。 本展では幕末から昭和初期に制作された絵画、版画、雑誌や書籍の挿図などからこうした表現を紹介します。 見どころ 1.一度見たら忘れられない名画たち 日本近代の美術における美しさの「陰画(ネガ)」をご紹介。上村松園の《焰》や《花がたみ》、鏑木清方《妖魚》等、「あやしい」魅力にあふれた作品が勢揃いします。 2.ディープな「あやしい」作品が盛りだくさん 甲斐庄楠音《横櫛》、橘小夢《安珍と清姫》、秦テルヲ《血の池》等、脳裏に焼きつくほど美しく強烈な「あやしさ」をそなえた作品が多数出品されます。 3.私たちを捉えて離さない「あやしい」物語 安珍・清姫伝説、「高野聖」等の物語はさまざまな作家を魅了し作品に展開されました。非現実であったり「あやしい」女性が登場したりする物語は、明治、大正期のみならず今の私達にも魅力的に映ることでしょう。 4.西洋美術も! アルフォンス・ミュシャ、ダンテ・ガブリエル・ロセッティ、オーブリー・ビアズリー、エドワード・バーン=ジョーンズ等、日本の画家達に影響を与えた西洋美術の作品もあわせて紹介します。 作品保護のため、会期中一部展展示替えがあります。詳しくは作品リストをご確認ください。(前期:3月23日~4月18日、後期:4月20日~5月16日) カタログ 開催概要 2021年3月23日(火)~5月16日(日) 月曜[ただし3月29日、5月3日は開館]、5月6日(木)*臨時休館期間:4月25日(日)~ 月曜[ただし3月29日、5月3日は開館]、5月6日(木)*臨時休館期間:4月25日(日)~ 9:30-17:00(金・土曜は9:30-20:00)臨時夜間開館日:5月12日(水)-16日(日)は20:00まで開館いたします 入館は閉館30分前まで本展会期中に限り9:30開館(ただし「MOMATコレクション」、コレクションによる小企画「幻視するレンズ 」は10:00開場) チケットの詳細・購入方法は特設ページをご確認ください。 一般 1,800円大学生 1,200円高校生 700円 いずれも消費税込。中学生以下、障害者手帳をお持ちの方とその付添者(1名)は無料。それぞれ入館の際、学生証等の年齢のわかるもの、障害者手帳等をご提示ください。キャンパスメンバーズ加入校の学生・教職員は、学生証・職員証の提示により団体料金でご鑑賞いただけます。本展の観覧料で入館当日に限り、所蔵作品展「MOMATコレクション」(4-2F)、コレクションによる小企画「幻視するレンズ 」(2F ギャラリー4)もご覧いただけます。 東京国立近代美術館、毎日新聞社、日本経済新聞社 損害保険ジャパン、DNP大日本印刷 大阪歴史博物館 2021年7月3日(土)~8月15日(日)

北脇昇 一粒の種に宇宙を視る

展覧会について 北脇昇《周易解理図(乾坤)》1941年 北脇昇(1901–1951)は1930年代から40年代にかけて京都で活躍した前衛画家です。これまで彼の作品は、シュルレアリスム(超現実主義)の影響の側面から語られることがほとんどでした。例えば《空港》(1937年)において、カエデの種子が同時に飛行機にも見えるような、形の連想によって幻想的なイメージを生み出そうとする手法がそれにあたります。けれども本展では、北脇がそうしたシュルレアリスムの思想や技法を借りながら、本当にやりたかったことは何だったのか、ということに目を向けたいと思います。それは、私たちをとりまくこの世界の背後にある見えない法則を解き明かし、世界観のモデルを示すことでした。 北脇はそうした信念のもと、シュルレアリスムだけでなく、数学をはじめ、ゲーテの自然科学や古代中国の易などを駆使して、独自の図式的な絵画を生み出しました。 一粒の種子が発芽し、成長をとげ、開花し実を結び、そして新たな種子を生み出すことに、天地の法則すべてが凝縮されていることを見出そうとした彼の、他に類をみない制作の歩みを紹介します。 「北脇昇 一粒の種に宇宙を視る」パンフレット 北脇昇 一粒の種に宇宙を視る展パンフレット 「北脇昇 一粒の種に宇宙を視る」展では、会場でパンフレットを配布しております。この度、遠方で来館が難しい方のために、PDF版を配布することにしました。(※会期の表記が変更前のものとなっております。ご了承下さい。) PDF版(A3サイズ)はこちらよりダウンロードして下さい。 イベント 5月16日(土)15:00-16:30 臨時休館につき中止講師 大谷省吾(美術課長・本展企画者)場所 地下1階講堂入場無料・申込不要(先着140名) キュレータートーク 5月8日(金)18:00-19:00  臨時休館につき中止担当研究員 大谷省吾(美術課長・本展企画者)場所 ギャラリー4申込不要・参加無料(要観覧料) 開催概要 東京国立近代美術館2階 ギャラリー4 2020年2月11日(火・祝)~6月14日(日)10月25日(日) 10:00-17:00 ※入館は閉館30分前まで※8月1日(土)以降、金曜・土曜10:00-20:00 月曜日[ただし2月24日、8月10日、9月21日は開館]、2月25日(火)、8月11日(火)、9月23日(水)※臨時休館期間:2月29日~6月3日 会場では当日券を販売しています。会場の混雑状況によって、当日券ご購入の列にお並びいただいたり、入場をお待ちいただく場合がありますので、オンラインでの事前のご予約・ご購入をお薦めいたします。 新型コロナウイルス感染症予防対策のため、 ご来館日時を予約する日時指定制を導入いたしました。⇒こちらから来館日時をご予約いただけます。(「MOMATコレクション」のご予約で「北脇昇」がご覧いただけます)※上記よりチケットも同時にご購入いただけます。※観覧無料対象の方(65歳以上、高校生以下、障害者手帳をお持ちの方とその付添者1名、招待券をお持ちの方等)についても、上記より日時のご予約をお願いいたします。※お電話でのご予約はお受けしておりません。 一般 500円 (400円)大学生 250円 (200円) ( )内は20名以上の団体料金。いずれも消費税込。 高校生以下および18歳未満、65歳以上、障害者手帳をお持ちの方とその付添者1名は無料。 それぞれ入館の際、学生証、運転免許証等の年齢の分かるもの、障害者手帳等をご提示ください。 お得な観覧券「MOMATパスポート」でご観覧いただけます。 キャンパスメンバーズ加入校の学生・教職員は学生証または教職員証の提示でご観覧いただけます。 「友の会MOMATサポーターズ」、「賛助会MOMATメンバーズ」会員の方は、会員証のご提示でご観覧いただけます。「MOMAT支援サークル」のパートナー企業の皆様は、社員証のご提示でご観覧いただけます。(同伴者1名迄。シルバー会員は本人のみ) 【大学生・高校生無料期間】 8⽉1⽇(土)〜8⽉30⽇(⽇)は、⼤学⽣・高校生の本展覧会観覧料が無料となります。 *⼊場時に、学⽣証の提⽰が必要となります。 東京国立近代美術館

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