ご挨拶
東京国立近代美術館は、19世紀末から現代までの主に日本の近現代美術を通史的にたどるコレクションを有し、多様な展覧会の開催により、美術に親しんでいただく機会を提供しております。
東京の皇居そばの北の丸公園にある本館は、2022（令和4）年12月に70周年を迎え、また、同公園内にあった工芸館は、2020（令和2）年に金沢に移転し、国立工芸館として新たな一歩を踏み出しました。
今後とも、豊富な作品群を生かしたコレクション展、テーマを定め海外からの作品も含め展示する企画展、対話鑑賞を軸にしたラーニング・プログラムなどを展開してまいります。これらの取組によって、皆さまが、美術に触れることで、豊かな時間を過ごし、新しい価値やアイディアを発見し、あるいは人との交流を深める場になれるよう努めてまいります。
