展覧会
会期終了
企画展
土谷武展
会期
会場
東京国立近代美術館
1950年代から活動を続けてきた彫刻家、土谷武(1926‒2004)の個展である。イタリアの同時代彫刻に傾倒した初期から、抽象へと転じ、生命感をたたえた独特の「かたち」という課題に取り組み始めた中期、そしてそれらを発展させた近作までを紹介した。とりわけ植物、水、山、虫といった自然の風物に触発され制作された近作の展示は充実したものとなった。
開催概要
- 会場
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東京国立近代美術館
- 会期
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1998年9月22日‒11月23日(55日間)
- 入場者総数
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12,006人(1日平均218人)
- カタログ
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30.0×22.3cm (150) p.
- カタログ掲載論文
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- かたちのいのち / いのちのかたち ─ 彫刻家土谷武の造形精神 / 髙橋幸次
- 土谷武 あるいは自由な心 ─ 最近作を中心に / 荒木扶佐子
- 展覧会評
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- [美術]土谷武展 独創もたらした地道な軌跡 無限の浮揚感を誘う近作群 / 三田晴夫 毎日新聞(夕) 1998年9月29日
- [美術]土谷武展 実生活から制作のヒント / (菅) 読売新聞(夕) 1998年10月2日
- 土谷武展 具象から抽象へ広がる自由 / 宝玉正彦 日本経済新聞 1998年10月29日
- [美術]土谷武展 開放感獲得までの航跡示す / 田中三蔵 朝日新聞(夕) 1998年11月5日
- [美術]土谷武展「しなやかな造形、生成するかたち」 無機的素材の中に宿る生命 / 中村隆夫 東京新聞(夕) 1998年11月6日
- 出品点数
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87点
- 講演会
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自作を語る / 土谷武 髙橋幸次(聞き手) 蔵屋美香(聞き手)
- ギャラリートーク
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髙橋幸次
- 共催
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- 京都国立近代美術館
- 茨城県近代美術館