展覧会
会期終了
企画展
恩地孝四郎と「月映」
会期
会場
東京国立近代美術館
「近代作家の回顧」の一環として企画された。恩地孝四郎(1891‒1955)の足跡をたどるとともに、その初期を飾る版画誌『月映』(1914‒15年刊行)の同人、藤森静雄と田中恭吉の作品をあわせ展示し、1910年代に始まる創作版画運動の一面を探ることを意図した。展示は第1部「『月映』時代 1913‒1915」と第2部「『月映』以後 1915‒1954」の2部構成をとり、参考資料として版画誌や装丁本などの印刷物や、異なる刷師の作品も展示した。
開催概要
- 会場
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東京国立近代美術館
- 会期
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1976年7月20日‒8月15日(24日間)
- 入場者総数
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14,009人(1日平均584人)
- カタログ
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24.0×25.0cm (124) p.
- カタログ掲載論文
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恩地孝四郎の版画 / 藤井久栄
- 展覧会評
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- [美術]恩地孝四郎と「月映」展 清純な詩的心象風景 / 日野耕之祐 サンケイ(夕) 1976年7月23日
- [美術評]恩地孝四郎と「月映」展 当時、初の抽象派傾向 / 寺田千墾 東京新聞(夕) 1976年7月23日
- 恩地版画への栄光 / 小川正隆 朝日新聞(夕) 1976年7月28日
- 恩地孝四郎と「月映」展 “青春の悩み”を象徴 / 滝悌三 日本経済新聞 1976年7月30日
- 恩地孝四郎のこと 純粋版画への志向 / 小倉忠夫 みづゑ 859 1976年10月
- Onchi’s creative prints exhibited in Tokyo / Helmuth Schwarzenberger, Asahi Evening News, July 26, 1976
- 出品点数
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207点
- 出品作家 / 人数
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恩地孝四郎 田中恭吉 藤森静雄 / 3人
- 講演会
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恩地孝四郎の生涯と芸術 / 関野準一郎