企業・法人
ロジカルな思考が重要とされる経営デザインやビジネスシーンにおいて現在、新たに感性や美意識の重要性が注目されてきています。
当館では、本物の名画を見ながら対話鑑賞(ギャラリートーク)を体験いただくことができ、対話鑑賞を通じて、ビジネスシーンで役立つ「観る力」「感じる力」「言葉にする力」「多様性を受け入れる力」「美意識」を鍛えることができます。ビジネスに役立つ力を鍛えることはもちろん、チームビルディング等にも効果的です。
企業・法人への個別対応
企業・法人様における研修等での対話鑑賞の実施につきましては、個別対応が可能です。
※現在お申込みの受け付けを休止しております
お問い合わせ
東京国立近代美術館 運営管理部渉外・広報担当(企業・法人向けプログラム受付窓口)
電話:03-6910-0654(受付時間:平日10:00-17:00)

過去の実施情報
東京国立近代美術館×山口周「Dialogue in the Museum」
2019年に実施した本プログラムは、当館の所蔵作品を用いた対話鑑賞プログラムをベースに、『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?─経営における「アート」と「サイエンス」』(光文社新書)の著者である山口氏による特別講義を織り交ぜた、ワークショップ形式のセミナーです。
対話鑑賞とは?
一つの作品の前に、5人程度のグループで、30~60分ほどの時間をかけてじっくりと鑑賞し、感じたことを共有しながら、参加者の関心や疑問に基づき、ファシリテータの進行のもと、対話を重ねながら鑑賞するもので、探究的な鑑賞 (Inquiry Based Appreciation) といい、欧米の先進的な美術館が取り入れている現代の鑑賞方法です。自分が感じたことを言葉にすることの難しさを感じながら、また他者の発言によって新たな視点や気づきを得ながら、さらに解釈を膨らませていきます。
参加者の美術知識は問われません。「知識を学ぶ」のではなく、感性や感覚と論理的思考を組み合わせながら、先入観の無い状態で作品を読み解いていくことにより、自分なりの解釈を深めていく鑑賞方法です。ビジネスに関して新たな視点を得たいと考えるビジネスパーソンのみなさまにおすすめです。
