沿革
昭和47年(1972)
9月12日
千代田区北の丸公園所在の旧近衛師団司令部庁舎は、重要文化財として指定のうえ東京国立近代美術館分室として活用をはかるため存置するべき建物に含めるとの閣議了解がなされる

昭和48年(1973)
10月5日
東京国立近代美術館分室(仮称工芸館)の整備について検討するため工芸館建設委員会を設置
昭和51年(1976)
4月16日
東京国立近代美術館事業課に工芸館設立準備室を設置

撮影:エス・アンド・ティ フォト©2016
昭和52年(1977)
11月14日
東京都千代田区北の丸公園に「東京国立近代美術館工芸館」として開館
建物は重要文化財(昭和47(1972)年指定)の旧近衛師団司令部庁舎を活用
平成19年(2007)
10月6日
工芸館開館30周年にあたり、東京国立近代美術館講堂で開館30周年記念式典を行う
平成28年(2016)
3月22日
政府関係機関移転基本方針により、石川県への移転が決定


令和2年(2020)
2月28日
移転に向け、東京での活動を終了し、建物は「旧近衛師団司令部庁舎」として保存
10月25日
石川県金沢市に通称「国立工芸館」として移転開館
建物は国の登録有形文化財の旧陸軍第九師団司令部庁舎と旧陸軍金沢偕行社(ともに平成9(1997)年指定)を活用

写真 太田拓実
令和3年(2021)
4月1日
通称の「国立工芸館」を正式名称に改める