展覧会
会期終了
企画展
生命のかたち:熊倉順吉の陶芸
会期
会場
東京国立近代美術館工芸館
前衛陶芸の代表的作家の一人である熊倉順吉(1920‒85)の回顧展。展示を6期に分けて構成することによって、陶を用いた単なる彫刻から陶芸ならではの立体造形作品へと変貌し、さらにさまざまな現代的テーマをその作品に込めていこうとした軌跡を追った。新しい造形的な工芸の構造、特質を見ようとした展覧会。会期中、前庭に熊倉のガーデンオブジェを展示。特別招待日に中川幸夫がそこでインスタレーションを行った。
開催概要
- 会場
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東京国立近代美術館工芸館
- 会期
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1989年9月19日‒11月5日(42日間)
- 入場者総数
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3,589人(1日平均85人)
- カタログ
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24.0×19.0cm (184) p.
- カタログ掲載論文
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- 熊倉順吉の陶芸:正統の確立と「現代の呪物」構築へ / 金子賢治クラフト再考:主としてその産業的側面から / 熊倉順吉
- ジャズの情念を足掛かりに現代を「呪物」化したい / 熊倉順吉 笹山央(インタビュアー)
- 展覧会評
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- 「夢」実現への情熱、胸に迫る 熊倉順吉の陶芸、初の回顧展 / 虻川宏倫記者 朝日新聞(夕) 1989年10月18日
- [陶の現在 話題の名作撰]「─生命のかたち─熊倉順吉の陶芸」展から 変貌に宿すエナジー 熊倉順吉 / 鈴木健二 炎芸術 25 1989年10月
- [三彩ティー・タイム]中川幸夫と熊倉順吉のガーデン・オブジェ / 三彩 506 1989年11月
- 出品点数
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172点
- ギャラリートーク
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金子賢治
- パフォーマンス
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中川幸夫