展覧会
会期終了
企画展
素材の領分
会期
会場
東京国立近代美術館工芸館
1960年代に登場したもの派の活動を想定しつつ、もの派が提示した素材の触覚性や非馴致性を見直す試み。素材になんらかの実在性を認める思考はどのように深化してきたのかを、現代日本の美術、工芸、デザインのそれぞれの動向に対して、共通する「素材」を見直し再認識することによって、素材の実在性を検証しようとした。11人の作家に参加を依頼し、展示作品のほとんどが会場に合わせて新たに制作されたものとなった。
開催概要
- 会場
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東京国立近代美術館工芸館
- 会期
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1994年10月4日‒11月27日(48日間)
- 入場者総数
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8,701人(1日平均181人)
- カタログ
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28.0×22.5cm (96) p.
- カタログ掲載論文
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ふたたび「人間と物質」、あるいは、工芸は死なない / 樋田豊次郎
- 展覧会評
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- [urbanナウ 美術]「素材の領分」展 未知の力を探る / 宝玉正彦 日本経済新聞(夕) 1994年10月25日
- [美術]素材の領分展 素材に潜む可能性を開く / 三田晴夫 毎日新聞(夕) 1994年11月10日
- [美術]「素材の領分」展 物質との新鮮な対話誘う / (菅) 読売新聞(夕) 1994年11月16日
- [美術]「素材の領分」展 物質が新たな表情で親しげに語りかける / (三) 朝日新聞(夕) 1994年11月17日
- [美術]素材の領分 思考する工芸 / 北澤憲昭 東京新聞(夕) 1994年11月25日
- [美術批評 11月]素材の秘める潜在的な力 / 松村寿雄 産経新聞 1994年11月26日
- [Stardust]「素材の領分」展 “11人11色”のモノとの対話 / 藝術新潮 45-12 1994年12月
- [Exhibition Guide]素材の領分 素材を見直しはじめた美術・工芸・デザイン / 美術手帖 698 1994年12月
- 出品点数
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50点
- 出品作家 / 人数
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秋山陽 玄昌國 古伏脇司 菅木志雄 関島寿子 田中信行 林辺正子 藤原志保 星野暁 車季南 尹煕倉 / 11人
- 座談会
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- 菅木志雄
- 車李南
- 林辺正子
- 尹熙倉
- 樋田豊次郎(司会)
- ギャラリートーク
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- 諸山正則
- 樋田豊次郎