旅：「ここではないどこか」を生きるための10のレッスン

会期

2003.10.28–12.21

会場

東京国立近代美術館本館企画展示室

国内外の現代作家10人（組）による、「旅」をテーマとするグループ展。ポスト・コロニアリズムの議論が高まる中、単なるエキゾティシズムに陥ることなく、旅の途上で他者と出会うことの可能性を示そうと試みた。ジャンルは絵画、写真、映像、インスタレーションと多岐にわたり、出品作家の国籍も多様なものとなった。パスポートサイズのカタログ、搭乗券型のチケットなど、印刷物にもテーマを踏まえた工夫を凝らした。

開催概要

会場: 東京国立近代美術館本館企画展示室
会期: 2003年10月28日‒12月21日（48日間）
入場者総数: 18,624人（１日平均388人）
カタログ: 13.0×9.6cm　185p.
カタログ掲載論文: 旅：「ここではないどこか」を生きるために / 蔵屋美香
展覧会評: [arts in sight] Themed show puts viewers on right path / Edan Corkill, International Herald Tribune /The Asahi Shimbun, November 21, 2003

[Art] Embark on a journey of a different kind / Robert Reed, The Daily Yomiuri, December 11, 2003
出品点数: 42点
出品作家 / 人数: 大岩オスカール幸男　雄川愛　小野博　瀧口修造　安井仲治　渡辺剛　ビル・ヴィオラ　ジョゼフ・コーネル　ペーター・フィシュリ＆ダヴィッド・ヴァイス　エリック・ファン・リースハウト / 10人（組）
講演会: エリック・ファン・リースハウト

読書と旅について / 堀江敏幸　雄川愛＋蔵屋美香

パフォーマンス「最後の旅」＋講演会「旅…最後のリバティ・パスポート」 / 松澤宥　巖谷國士
ギャラリートーク: 大岩オスカール幸男

蔵屋美香

渡辺剛＋蔵屋美香