展覧会
斬新!速水御舟
会期
-会場
東京国立近代美術館 1F企画展ギャラリー

Image: TNM Image Archives (展示期間:2027年3月19日~4月11日)
展覧会概要
速水御舟(1894-1935)は、大正から昭和初期にかけて活躍した日本画家です。
御舟ほど、一点の作品で括れない日本画家はいません。彼が試みた克明な写実表現は日本画の常識を覆しましたし、前衛にふみこんだ後は、ものを見ないで「真実」をあらわそうとする試みすら行いました。変化するたびに面白い作品を生み出した御舟の個性は、日本画を拡張してやまないその「斬新さ」にこそあるのです。
東京国立近代美術館では、これまで御舟が残した貴重な資料類(日記、書簡、古今東西の美術や解剖学の資料など)をお預かりし、整理と調査を続けてきました。これを機に開催する本展では、御舟の魅力をもっと知るために欠かせない作品、約100点を全国から集めて4章構成により紹介し、さまざまな資料とつきあわせながら「斬新」に読み直します。御舟の残した資料の整理が進んだ今、その謎解きは始まったばかりです。
速水御舟略歴
1894(明治27)年、東京浅草に生まれる。本名は蒔田栄一(まきた・えいいち)。
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1908年、松本楓湖(1840-1923)の安雅堂画塾に入門。塾頭の今村紫紅(1880-1916)を慕い、1911年紅児会に参加、1914(大正3)年、赤曜会の結成に参加した。同年横山大観(1868-1958)らが再興した日本美術院展に出品して院友、1917年南画風を示した《洛外六題》(震災で焼失)により同人に推挙。
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1920年、克明な写実表現を試みた《京の舞妓》(東京国立博物館蔵)が批判を浴び、理想主義の日本画を目指した大観から除名されそうになったというエピソードも残る。写実表現を日本画になじませるため中国絵画や琳派等の古典絵画を参照し神秘感をまとわせたは、前衛を意識しつつ平面構成による作画を試み、やがて視覚に頼っていては表現できない真実を描こうと線や色の表現力を探求した。
その間、1930(昭和5)年にローマ日本美術展に随行してヨーロッパを巡遊、1933年朝鮮美術展覧会の審査にあわせ朝鮮を旅行した。
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1935年、腸チフスに罹り40歳で死去。次々とスタイルを転換させ、実験的な問題作をも生み出しながら日本画の変革を推進した画家のひとり。

開催概要
- 会場
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東京国立近代美術館 1F企画展ギャラリー
- 会期
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2027年3月19日(金)~5月9日(日)
- 休館日
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月曜日(ただし、3月22日、3月29日、5月3日は開催)、3月23日、5月6日
- 開館時間
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10:00–17:00(金曜・土曜は10:00–20:00)
- 入館は閉館の30分前まで
- 主催
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東京国立近代美術館、毎日新聞社、日本経済新聞社
