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事前予約制資料の利用について

予約フォームによる申請 蔵書検索(OPAC)で、「所在」欄が「貴重書庫」「第II閉架」「閉架J」の資料を閲覧するには事前予約が必要です。「第II閉架」の資料は、原則として、当館以外に利用可能な所蔵館がない場合のみのご提供とさせていただきます(美術図書館横断検索(ALC Search)等で他館の所蔵情報もお調べください)。下記のカレンダーから希望日時をお選びいただき、予約フォーム(外部サイト)による申請を進めてください。※上記以外の資料は予約不要です※予約手順については「予約方法のご案内PDF」を参考にしてください※ご予約の際入力いただいた個人情報(氏名、電話番号等)は、閲覧サービスのためにのみ使用いたします。

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「ハニワと土偶の近代」公式図録の販売について

「ハニワと土偶の近代」公式図録は2024年10月8日(火)より販売いたします。 「ハニワと土偶の近代」公式図録 価格:3,000円(税込)仕様:B5変形頁数:308ページ ご予約について 10月1日(火)~10月6日(日)まで、「ハニワと土偶の近代」会場特設ショップに限り予約注文を受け付けます。 本展ご観覧当日のご予約に限り送料無料。図録代金は先にお支払いいただきます。

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細江英公

作品が出会う場所――TRIO展を企画して

個展やテーマ展、グループ展、公募展など、展覧会にはさまざまな種類がある。美術館では、自館の所蔵作品を並べる常設展やコレクション展と、館外から作品を借りて行う企画展が分けて語られることも多い。さらに、マスメディアが出資して美術館と共同で実施する共催展と、美術館が単独で主催する自主企画展という区分も存在する。それぞれの成り立ちやねらいは異なるものの、展覧会とは広義には、芸術作品を集めて、ある一定期間、特定の会場において展示し、広く一般に公開する催しである。そして、企画する人間の思惑を脇に置いておくならば、展覧会とは何よりも、普段は別々の場所にある作品どうしが出会う場所といえるだろう。 東京国立近代美術館と大阪中之島美術館を会場とした「TRIO パリ・東京・大阪 モダンアート・コレクション」展は、枠組みとしては共催展であり、会場となる2館にパリ市立近代美術館を加えた3館のコレクションを前面に押し出した企画展である。東京・大阪の両会場ともに、展示作品の3分の1を占める自館のコレクションが、遠く離れた地からやって来た2つの美術館のコレクションと出会うことになった。 会場風景|Ⅲ「夢と無意識」|撮影:木奥惠三 本展覧会で採用した、3館のコレクションから共通点のある作品を1点(組)ずつ選んで展示する「トリオ」という形は、一緒に並んだ作品の「出会い」をよりいっそう強調するものになったのではないだろうか。3館の学芸員が共通点や類似点を探りながら作ったトリオについて、広報では「作品たちの一期一会」と形容したが、この展覧会でなければ隣に並ぶことのない作品は少なくないはずである。展覧会を訪れた来場者からは、3点を比べながら見る体験が面白かったという感想が複数寄せられた。比較することで、似ているからこそ見えてくる違いが浮かびあがり、結果として個々の作品をより深く味わう体験にもつながったように思う。 また、もともと知っていた画家の作品以外にも、興味を惹かれる作品と出会えたという声もあった。誰もが知る名品のみを集めたり、目玉となる作品を中心に据えたりするのではなく、トリオという枠組みにおいては、有名な作家とあまり知られていない作家の作品が、ヒエラルキーなく並んだ。「名品」とは近代の産物であり、作家の力量や作品の完成度はもちろんのこと、展覧会の出品歴、後世の批評家や学芸員の言説、所蔵先など、さまざまな要素が複合的に絡み合って生まれるものである。しかしながら、名品は、本来であれば時代や地域によって変化していくものであり、絶対的な価値基準は存在しない。また、現代においては、作品がある特定の文脈のなかで輝きを発したり、存在感を増したりする見せ方も浸透してきたように思う。TRIO展には、これまであまり展示されてこなかったが、この機会にぜひ知ってほしいという作品も、3館から数多く出品されている。 会場風景|Ⅶ「越境するアート」|撮影:木奥惠三 そして会期中、会場を見回っていると、外国人の来場者が思いのほか多いという印象を受けた。スイスから訪れた若者は、「西洋と日本の美術のクロスオーバーが非常に興味深かった」とアンケートに書いてくれたのだが、もしかしたら、それが欧米圏の来場者の関心を引いた要因かもしれない。今回展示した34のトリオのほとんどで、西洋と日本の作品が出会うことになった。20世紀前半の日本において、西洋の美術は模範であり、憧れであり、ライバルでもあった。おのずと西洋の文脈と密接に結びついた作品が多く制作されている。各トリオでは、その直接的な影響関係を示すのではなく、関連する部分はあっても、それぞれの作品の個性が際立つようなテーマを設定した。 パリ、東京、大阪という3つの美術館のコレクション、有名な作家とまだあまり知られていない作家の作品、異なる時代と地域で生み出された作品の、フラットな出会いの場となったTRIO展は、「展覧会」の可能性を少しでも広げる機会となっただろうか。企画にあたっては、美術館や展覧会を訪れることに敷居の高さを感じている方に、もっと気軽に作品を見に来てほしいという思いも込めた。TRIO展は、3館合わせると3万点を超えるコレクションから選び抜いた作品を使った、3館の学芸員による壮大な遊びであり、隙の多い展示でもあったと思う。トリオを組むにあたっては、必ずしも美術史的な文脈にこだわらなかったのだが、3人の学芸員それぞれで選ぶ視点や重視するポイントが異なることも多く、議論のすり合わせには時間を要した。また解説も1点1点を詳しく説明するのではなく、3点の共通点を示す最小限のものに留めた。こうした隙や余白があるからこそ生まれる自由さを感じながら、作品どうしの出会いに立ち会ってもらえたなら幸いである。 『現代の眼』639号

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受付期間延長:「中平卓馬 火―氾濫」公式図録「再販版」予約開始について

「中平卓馬 火―氾濫」展覧会公式図録「再販版」の予約を2024年8月6日(火)より開始いたします。詳細は発行元ライブアートブックスのオンラインストアよりご確認ください。 「中平卓馬 火―氾濫」展図録「再販版」 発行予定日:2024年10月末 発行:ライブアートブックス(大伸社グループ) 改定価格:定価4,500円(本体価格4,090円+税) ご予約について 予約受付開始⽇:2024年8⽉6⽇(⽕) 予約受付終了⽇:2024年9⽉1⽇(⽇) 2024年9月30日(月)※予約受付期間が延長されました。[2024.9.9更新] ご予約⽅法:ライブアートブックス オンラインストアよりお申込みください ※当館ミュージアムショップでのご予約は受け付けておりません

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確固たる地位

マブウ、1997

猫犬

瓶カラ飲ム子供

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頭部

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