展覧会

会期終了 企画展

痕跡:戦後美術における身体と思考

会期

会場

東京国立近代美術館本館企画展示室

作家の身体や思考と物質との接触がもたらす、「なにごとかの結果として」生まれたイメージである「痕跡」の系譜として、第二次大戦後の現代美術の流れを捉え直す試み。日本における具体美術協会やもの派、アメリカにおける抽象表現主義からコンセプチュアル・アートへの流れ、ヨーロッパにおけるウィーン・アクショニズムなど、時代的にも地域的にも多様な表現を紹介し、その共通点と差異、影響関係と独自性などを明らかにした。

開催概要

会場

東京国立近代美術館本館企画展示室

会期

2005年1月12日‒2月27日(41日間)

入場者総数

9,332人(1日平均228人)

カタログ

29.5×21.5cm (353) p.

カタログ掲載論文
  • 痕跡:苛酷なる現実としての美術 / 尾崎信一郎
  • イメージ:航跡 / ジョルジュ・ディディ=ユベルマン
  • 指標(インデクス)と似せもの(カウンターフィット) / リチャード・シフ
  • 超過とプロセス:ウィーン・アクショニズム / フーベルト・クロッカー
展覧会評
  • [美術]裂く、焼く─「痕跡」の作品展 / 前田恭二 読売新聞(夕) 2005年2月10日
  • [美術]「痕跡─戦後美術における身体と思考」展 荒ぶる力宿した表現 / 三田晴夫 毎日新聞(夕) 2005年2月22日
  • [美術]「森山・新宿・荒木」展 / 田中三蔵 朝日新聞(夕) 2005年2月24日
  • [arts in sight] Even hands-off artists make their presence felt / Jeff Michael Hammond, International Herald Tribune / The Asahi Shimbun, January 28, 2005
出品点数

約120点

出品作家数

63人

講演会

痕跡が美術になる時 / 尾崎信一郎

共催

京都国立近代美術館

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