展覧会
権鎮圭展
会期
-会場
東京国立近代美術館本館ギャラリー4
権鎮圭(クォン・ジンギュ、1922~1973)は韓国近代彫刻の先覚者として高く評価されています。
権鎮圭は、1950年代に武蔵野美術大学の前身である武蔵野美術学校で学び、二科展で受賞するなど、日本の彫刻界と非常に関係の深い作家ですが、リアリズムを基調としつつ孤高の精神性をたたえたその作品は、残念ながら、日本ではまだほとんど知られていません。本展は武蔵野美術大学会場と合わせて、日本で初めて権鎮圭の彫刻の全貌を紹介する展覧会となります。
この展覧会は、東京国立近代美術館・武蔵野美術大学美術資料図書館・韓国国立現代美術館が共同で調査研究・企画・立案にあたり実現しました。
東京国立近代美術館(ギャラリー4、2F)と武蔵野美術大学美術資料図書館の2会場で同時開催したのち、韓国国立現代美術館(徳寿宮美術館)に巡回します。
ここが見どころ
■日本時代の作品を含む、権鎮圭のほとんどすべての作品は、今日では韓国の美術館・財団・個人コレクション等に収まっています。今回、新たに日本・韓国で発見された作品もあわせ、その全貌に迫ることが可能となりました。
■日本では、東京国立近代美術館(ギャラリー4、2F)と武蔵野美術大学美術資料図書館の2会場で同時開催します。
■東京国立近代美術館では、第38回二科展で特待を受賞した《騎士》(1953年)や、1968年の個展の際に当館に寄贈された《志媛》(1967年 原題『愛子』)、 《春葉尼》(1967年)を中心に、精選した彫刻作品(テラコッタ・レリーフを含む)約30点と水彩・素描などを展示します。
■武蔵野美術大学美術資料図書館では、約100点の作品により、多様な展開の全貌を紹介します。
武蔵野美術大学会場について
開催概要
- 会場
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東京国立近代美術館 ギャラリー4 
- 会期
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2009年10月10日(土)~12月6日(日) 
- 開館時間
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10:00-17:00 (金曜日は10:00-20:00) 
 (入館は閉館30分前まで)
- 休館日
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月曜日[10月12日(月・祝)、11月23日(月・祝)は開館]、 
 10月13日(火)、11月24日(火)
- 観覧料
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一般 420円(210円) 大学生130円(70円) 
 ※( )内は20名以上の団体料金。いずれも消費税込。高校生以下および18歳未満、65歳以上、障害者手帳をお持ちの方とその付添者(1名)は無料。 
 ※それぞれ入館の際、学生証、運転免許証等の年齢の分かるもの、障害者手帳等をご提示ください。※お得な観覧券「MOMATパスポート」でご観覧いただけます。 
 ※キャンパスメンバーズ加入校の学生・教職員は学生証または教職員証の提示でご観覧いただけます。※本展の観覧料で、当日に限り所蔵作品展「近代日本の美術」(所蔵品ギャラリー、4-2F)もご観覧いただけます。 【無料観覧日】 
 11月1日、12月6日 [第一日曜日]
 11月3日(火) [文化の日]
 11月12日(木) [天皇陛下御在位20年慶祝行事]
- 主催
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東京国立近代美術館 
 武蔵野美術大学美術資料図書館
 韓国国立現代美術館
- 後援
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駐日韓国大使館 韓国文化院 
- 事業後援
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社団法人 權鎭圭紀念事業會 
- 協賛
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JINRO 
 戸嶋靖昌記念館
 Gana Art Gallery
- 協力
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HITE 文化財団 
 釜山空間画廊
 i-studio
- 同時開催
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武蔵野美術大学美術資料図書館: 
 「武蔵野美術大学80周年記念 権鎮圭」
 2009年10月19日(月)~12月5日(土)
- 巡回
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韓国国立現代美術館(徳寿宮美術館): 
 2009年12月22日(火)~2010年2月28日(日)
