企業・法人

企業・法人向け対話鑑賞プログラム

本プログラムは、参加者それぞれの感覚と思考を組み合わせながら「美術作品の意味・内容を読み解くこと」を目指します。作品に取り上げられたテーマ、色や造形などを手掛かりに、多様な見方を引き出し、対話を重ねます。アーティストが制作した作品を通じて、解のない問いを検討し、普段使わずにいる思考回路を活性化する体験をしてみませんか。社員研修の一環としてはもちろん、新たなプロジェクトのキックオフ企画として、またはオフサイトでのイベントなど、様々な場面でご活用ください。


本プログラムにおける 対話鑑賞 とは

少人数のグループで、1つの作品に20分ほどかける対話鑑賞を3作品程度行います。ファシリテーターの進行のもと、時間をかけてじっくり観察し、見えたもの・感じたことを言葉にすること、他者の発言からも新たな視点や気づきを得ることを積み重ねていきます。必要に応じてファシリテーターが作品の背景などについても紹介します。ファシリテーターと参加者が、対話を通じて気づきや新たな発想を共有し、目の前の作品についてともに探究していきます。本プログラムに参加する前と後では、作品の捉え方が変わることでしょう。


プログラム実施概要

本プログラムは、所蔵作品展「MOMATコレクション」の開催期間中に、所蔵品ギャラリーを貸し切って実施いたします。プログラムの所要時間や構成は、お申込み頂いた企業・法人様のご希望やプログラムの実施目的等に合わせて一部カスタマイズが可能です。

所要時間約2.5時間
プログラム構成例1. イントロダクション
2. 対話鑑賞(3作品程度)
3. 振り返りレクチャー
4. 所蔵作品展「MOMATコレクション」の自由観覧
会場東京国立近代美術館 所蔵品ギャラリー
アクセス
定員本プログラムでは、グループに分かれて対話鑑賞を実施します(5~6名 / グループ)
最少人数:5名 / 最大人数:36名
料金40万円~(参加者数、実施日程等により変動)

応募申込

2024年6月~7月のプログラム実施につきましては、申込期間が終了しました。
次回は、2024年10月~12月のプログラム実施を予定しております。申込期間は8月頃となります。


参加者の声

Q. (対話鑑賞プログラムで体験したことを)どのような場面で活かせると感じましたか?

  • ブレーンストーミングの時の心理的安全性の確保(40代男性/IT系)
  • 社内コミュニケーション時において「多様性を受け入れる」こと(40代男性/IT系)
  • あらゆる角度から物事を見ること、対話しながら業務を進めていくこと(40代女性/事務・管理系)
  • 同じものを見ても、とらえ方が人それぞれだと実感したので、意見交換の場に活かせるかもと思いました。(50代女性/技術・研究系)
  • 他人の意見を否定せず聞き、その意見から別の発想をすることができるのではないかと思います(40代男性/事務・管理系)
  • 社内のメンバーとの相互理解チームビルディングに活用できると感じた(30代男性/企画系)
  • 自分はなぜそう感じたのかを論理的思考でみんなに説明しました。この力はビジネスの会議現場で活かせると感じました(20代男性/事務・管理系)
  • 細かい部分の観察力と、それを全体との関係の中で位置づけていくという部分が活かせると思いました(20代男性/内定者)
  • 正解のわからない課題(顧客の困りごと)や施策案を検討する際に活用できそうです(40代男性/IT系)

Q. ご意見・ご感想など

  • 参加者の視点がそれぞれ違っていて、とても興味深く参加できました(40代男性/IT系)
  • じっくりひとつの絵画をみる機会がないので楽しかったです(40代女性/事務・管理系)
  • 構えず自由な発想で意見交換出来る雰囲気が良かった。とにかく楽しかった。中々美術館などに足を運ぶ機会がないのでそんな時間がやはり必要(50代男性/営業系)

凡例:コメント(年代性別/職種)


お問合せ

本プログラムについてのご質問は、下記お問合わせ先までお願いいたします。
東京国立近代美術館 運営管理部 渉外担当(企業・法人向けプログラム受付窓口)

Mail: dim@momat.go.jp
Tel: 03-6910-0654

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