コレクション
樹を見上げてVII
日高理恵子1993
基本情報
- 作品名
- 樹を見上げてVII
- 作家名
- 日高理恵子 作家詳細
- 制作年
- 1993
- 収蔵方法
- 購入
- 支持体
- 紙本
- 素材・技法
- 彩色
- 作品サイズ(cm)
- 220.0×600.0
- 作品番号
- J00698
作品解説
「樹の下で真上を見上げる。私と近い距離の枝、遠い距離の枝、そして向こうに空がある。自分の目で見、見極めようとしても見極められない部分、測りしれない部分がそこにはあった」。樹を見上げると感じる「なにか不安定な、そして不思議な空間」に惹かれた日高は、やがて「自分のまわりの空間、自分を包み込んでいる空間そのもの」の表現を求めて、大画面の作品を制作し始めました。東京郊外にある自宅近くの神社境内で山桜などをその場でドローイングしながら、4回の冬を越して完成したのがこの大作。絵の前に立つと、作者が感じた不思議な感覚を追体験できるかのような、未知なる空間を感じとれるのではないでしょうか。