コレクション
作品 66 – SA
田中敦子1966
基本情報
- 作品名
- 作品 66 – SA
- 作家名
- 田中敦子 作家詳細
- 制作年
- 1966
- 収蔵方法
- 購入
- 素材・技法
- ビニール樹脂
- 支持体
- キャンバス
- 形状
- 額
- 作品サイズ(cm)
- 193.8×130.8
- 作品番号
- O00839
作品解説
前衛美術家の吉原治良をリーダーに、阪神地域在住の若い美術家たちで結成されたグループ、具体美術協会(いわゆる「具体」)の代表的なメンバーのひとり。音や光や色の表現に関心を持っていた田中は、1956(昭和31)年に東京の小原会館で開催された第2回具体美術展で、ついたり消えたりする数百の色電球とコードによってできた《電気服》を発表します。この作品のためのドローイングには、円(電球)と曲線(コード)の絡み合う様子が描かれていましたが、それがやがて、本作のような絵画作品へと発展していったのでした。素材に、油絵具ではなくて、もっと滑らかな表面ができあがる合成系の樹脂が使われているのも特徴です。