展覧会
会期終了
企画展
河井寬次郎展:近代陶芸の巨星
会期
会場
東京国立近代美術館工芸館
柳宗悦、浜田庄司らとともに民藝運動を興し、実践的指導者として活躍した河井寛次郎(1890‒1966)の50年余にわたる創作活動を紹介した、東京では初めての本格的な回顧展となった。初期には、中国や朝鮮の古陶磁を範とした多彩な制作で陶芸家としての華やかなデビューを飾り、民藝の健全な用即美に創意を得た剛健な制作へと移り、そして後期には、自らを自由に解き放った造形美に達した。陶芸作品に加え、木彫や墨絵、書などでその深い精神性と造形性を回顧した。
開催概要
- 会場
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東京国立近代美術館工芸館
- 会期
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1984年8月21日‒10月10日(44日間)
- 入場者総数
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26,416人(1日平均600人)
- カタログ
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24.0×19.0cm (186) p.
- カタログ掲載論文
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河井寛次郎の陶芸 / 長谷部満彦
- 展覧会評
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- [美術評]河井寛次郎展 作陶の軌跡たどる / 寺田千墾 東京新聞(夕) 1984年8月24日
- 国立近代美術館工芸館河井寛次郎展 「生涯全体の美」を展示 / 米倉守 朝日新聞(夕) 1984年8月25日
- [美術]河井寛次郎展 まさに「日本民族の芸術」 / 加藤貞雄 毎日新聞(夕) 1984年8月31日
- 出品点数
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166点
- 共催
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日本経済新聞社