展覧会
特集展示・棗にまつわるエトセトラ : 近代工芸の名品 : 所蔵作品展
会期
会場
東京国立近代美術館工芸館
展覧会について
棗(なつめ)は、掌の中におさまる大きさ、軽さや手触りから、身近な茶道具の一つです。これまで多くの茶人の好みを反映して、さまざまな形が生み出されてきました。
一方で、優れた形は、整理・洗練され、利休形のように、大きさや形が厳しく定められたものもあります。こうした制約の中でも、用と美の融合という棗制作の難しさが多くの作り手を魅了するのでしょうか、近代の工芸作家も多くが棗制作に取り組んでいます。
本展では、近代の漆芸家や木工芸作家が手がけた棗を特集陳列します。あわせて用と美がせめぎあう近代工芸の名品約100点を展示します。

イベント
ギャラリートーク
当館研究員が鑑賞のポイントを分かりやすく解説します。
- 日程
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2018年12月23日(日・祝) 当館研究員
2019年 1月27日(日) 諸山正則氏(工芸史家)
- 時間
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14:00~15:00
- 場所
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工芸館2階
※各日とも申込不要・参加無料(要観覧券)
タッチ&トーク
工芸館ガイドスタッフによる鑑賞プログラム。注目の若手作家から人間国宝が手がけた作品や制作工程資料などに触れながら鑑賞する〈さわってみよう コーナー〉と、時代背景や作家の情報などの豊富なエピソードをまじえて作品のみどころをご紹介する会場トークとの2部構成で、さまざまな角度から展覧会を ご案内します。
- 日程
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会期中の毎週水・土曜日
- 時間
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14:00~15:00
- 場所
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工芸館2階
※申込不要、参加無料(要観覧券)
※2019年1月2日(水)はタッチ&トークをお休みします。
開催概要
- 会場
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東京国立近代美術館工芸館
- 会期
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2018年12月21日(金)-2019年2月11日(月・祝)
- 開館時間
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10:00 – 17:00
※入館時間は閉館30分前まで - 休館日
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月曜日(12月24日、1月14日、2月11日は開館)、12月25日[火]、年末年始(12月28日[金]-2019年1月1日[火・祝])、1月15日[火]
- 観覧料
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一般250円(200円)
大学生130円(60円)
※( )内は20名以上の団体料金。いずれも消費税込。高校生以下および18歳未満、65歳以上、「MOMATパスポート」をお持ちの方、友の会、賛助会員(同伴者1名まで)MOMAT支援サークルパートナー企業(同伴者1名まで、シルバー会員は本人のみ)、キャンパスメンバーズ、障害者手帳をお持ちの方とその付添者(1名)は無料。
※それぞれ入館の際、学生証、運転免許証等の年齢の分かるもの、会員証、社員証、障害者手帳をご提示ください。 - 無料観覧日
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1月2日(水)
1月6日(日)
2月3日(日) - 主催
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東京国立近代美術館