展覧会

会期終了 所蔵作品展

現代の伝統陶芸

会期

会場

東京国立近代美術館工芸館

概要

伝統工芸は、我が国に伝わる優れた工芸技術を基本にすえ、 その上に立って現代的感覚を表現しようとする考え方で、 戦後の日本工芸界の一大潮流を形成しています。 昭和30年には、重要無形文化財とその保持者の認定、 いわゆる人間国宝の制度がはじまり、さらに、同年、日本工芸会が設立されました。 同会を中心として、「日本伝統工芸展」が開催され、 今年で45回目をむかえましたが、同展は、伝統工芸の素晴らしさを紹介する上でも、 また、後継者を育成する上でも大きな役割を果たしてきました。

陶芸の分野では、色絵磁器、彩釉磁器、染付、青磁、練上手、三彩、鉄釉陶器、 鉄絵、志野、瀬戸黒、備前焼、萩焼、唐津焼、 民芸陶器などが重要無形文化財に指定され、これまでに、 27名が保持者、いわゆる人間国宝に認定されています。

今回のテーマ展示では、平成10年春にトルコ共和国で開催された 「現代日本の伝統陶芸展」に出品された作品約40点により、 人間国宝に認定された陶芸家の作品を中心に、 わが国の伝統を受け継ぎ発展させた陶芸の技と美を紹介します。

開催概要

会期

1998(平成10)年12月4日(金)~1月24日(日)<月曜休館>
午前10時~午後5時(入館は、午後4時30分まで)

会場

東京国立近代美術館工芸館
東京都千代田区北の丸公園1
(地下鉄東西線竹橋駅1b出口より、徒歩8分)

お問い合わせ先

電話03―3272―8600(NTTハローダイヤル)
東京国立近代美術館ホームページhttp://www.momat.go.jp/

主催

東京国立近代美術館

観覧料
摘要個人団体
一般420円210円
高校・大学生130円70円
小・中学生70円40円

* 消費税込み、( )内は、20名以上の団体料金。

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