イベント

終了 展覧会関連

ガウディとサグラダ・ファミリア展|開幕記念座談会

会期

対象

どなたでも

ガウディの建築はなぜ今なお多くの人々を魅了し続けているのか?
サグラダ・ファミリア聖堂に焦点を当てる本展覧会を通して見えてくるガウディの実像は?

本展の学術監修者である鳥居徳敏氏と、サグラダ・ファミリアの主任建築家ジョルディ・ファウリ氏、そしてサグラダ・ファミリア聖堂彫刻家の外尾悦郎氏にお集まりいただき、長年ガウディの建築にたずさわってこられたそれぞれの立場から、ガウディ建築の魅力を語っていただきます。ガウディを知り尽くす三人の鼎談を通して、ガウディの新たな見方が広がってくる ことを期待しています。

登壇者

鳥居徳敏(本展学術監修、神奈川大学名誉教授)
ジョルディ・ファウリ(サグラダ・ファミリア聖堂主任建築家)
外尾悦郎(サグラダ・ファミリア聖堂彫刻家)

司会:鈴木勝雄(東京国立近代美術館)

※日西の逐次通訳あり

開催日時

2023年6月13日(火)13:30-15:30(開場は13:00)

会場

東京国立近代美術館 地下1階講堂

定員

100名 ※要整理券 ※事前申込不要

参加方法

当日12:00より、1階インフォメーションカウンターにて整理券を配布します。(定員に達し次第、配布終了)

整理券について

  • 配布枚数はお一人につき1枚まで。参加者ご本人が直接お受け取りください。
  • 整理券に番号はありません。会場内は全席自由席です。
注意事項
  • 参加無料(「ガウディとサグラダ・ファミリア展」の観覧券あるいはその半券をご提示ください)
  • 講演の撮影、録画、録音はお断りしております。
  • 講演会参加後の展覧会への再入場は可能です。
  • 本イベントのオンライン同時配信、アーカイブ配信はありません。
  • 内容や日時は都合により変更となる可能性があります。あらかじめご了承ください。

登壇者プロフィール

鳥居徳敏(神奈川大学名誉教授)

1947年浜松市出身。名古屋工業大学建築学科卒業、博士(工学)。73年渡西。マドリッド工科大学建築学部にてスペイン建築史を専攻。83年、ガウディ建築の二大造形源泉を解明した研究書『ガウディの謎に満ちた世界』をスペインの国費で出版。この本は、今でもサグラダ・ファミリア聖堂の建築家や模型職人たちの基礎資料となっている。著書に『ガウディの建築』『アントニオ・ガウディ』『ガウディ建築のルーツ』(鹿島出版会)、『建築家ガウディ、その歴史的世界と作品』『建築家ガウディ全語録』(中央公論美術出版)、『よみがえる天才6 ガウディ』(ちくまプリマー新書)など。

ジョルディ・ファウリ(サグラダ・ファミリア聖堂主任建築家)

1959年バルセロナ生まれ。カタルーニャ工科大学建築学部バルセロナ校(ETSAB)博士号取得(論文「サグラダ・ファミリアの身廊の柱とアーチにおける構成と連続性」)。1993年からサグラダ・ファミリアの主任建築家補佐、2012年から主任建築家を務める。王立サン・ジョルディ美術カタルーニャ・アカデミー会員。2010年バルセロナ市賞(建築・都市部門)を共同受賞。著書に「サグラダ・ファミリア聖堂」(Editorial Palacios & Museos、第3版、2023年)など。

© Fundació Junta Constructora del Temple Expiatori de la Sagrada Família

外尾悦郎(サグラダ・ファミリア聖堂彫刻家)

1953年、福岡県生まれ。京都市立芸術大学美術学部彫刻科を卒業後、中学校・高校定時制非常勤教師として勤務ののち、78年バルセロナへ渡る。彫刻家として認められ、サグラダ・ファミリアの彫刻に携わる。リヤドロ・アートスピリッツ賞、ミケランジェロ賞、文部科学大臣表彰、文化庁長官表彰など受賞多数。王立サン・ジョルディ美術カタルーニャ・アカデミー会員。著書に『バルセロナにおいでよ』(筑摩書房)、『ガウディの伝言』(光文社)、『サグラダ・ファミリア ガウディとの対話』(原書房)、『外尾悦郎 彫刻作品集』(ソトオ企画)など。

写真提供: ソトオ企画
Page Top