イベント
シュルレアリスム宣言100年記念講演会(第二弾)
会期
対象
どなたでも
概要
2024年はアンドレ・ブルトンが『シュルレアリスム宣言』を発表してからちょうど100周年にあたり、それを記念して所蔵作品展「MOMATコレクション」(2024年9月3日–12月22日)の5室では、「シュルレアリスム100年」をテーマにした展示を行っています。2024年3月17日に行った講演会の第二弾として、シュルレアリスム美術と展覧会をテーマに講演会を開催いたします。
- 開催日時
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2024年11月23日(土)13:00-16:00(開場は12:30)
- 会場
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東京国立近代美術館 地下1階講堂
- 定員
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130名 ※予約不要 ※聴講無料
- 講演内容
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13:00-13:10 長名大地 「趣旨説明」
13:10-13:40 長尾天氏「シュルレアリスムの展覧会実践におけるイメージ・テクスト・機能──「イヴ・タンギーとアメリカのオブジェ」展(1927年)を例として」
13:40-13:50 休憩
13:50-14:20 進藤久乃氏「シュルレアリスムの展覧会と印刷空間──機関誌、ビラ、カタログ」
14:20-14:50 石井祐子氏「シュルレアリスムが美術館に展示されるとき──マックス・エルンストとメレット・オッペンハイムを中心に」
14:50-15:00 休憩
15:00-16:00 ディスカッション・質疑応答 - 講師について
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長尾天(ながお・たかし)
成城大学ほか非常勤講師。専門はシュルレアリスム、20世紀美術史。主な著書として『イヴ・タンギー──アーチの増殖』(水声社、2014年)、『ジョルジョ・デ・キリコ──神の死、形而上絵画、シュルレアリスム』(水声社、2021年)、『もっと知りたいデ・キリコ』(東京美術、2024年)がある。進藤久乃(しんどう・ひさの)
國學院大學文学部准教授。編著に『戦後フランスの前衛たち──言葉とイメージの実践史』(水声社)、共著にChristine Lombez(dir.), Circulations littéraires : Transferts et traductions dans l’Europe en guerre 1939-1945 (Presses de l’Université François-Rabelais)などがある。近年は、占領下のシュルレアリスム「ペンを持つ手」や、そこから派生した第二次世界大戦後の前衛について研究を進めている。石井祐子(いしい・ゆうこ)
九州大学基幹教育院准教授。著書に『コラージュの彼岸──マックス・エルンストの制作と展示』(ブリュッケ、2014年)、The International Encyclopedia of Surrealism (Bloomsbury Visual Arts, 2019, 分担執筆)などがある。近年は、とくに両大戦間のシュルレアリスム美術の展開における展覧会の機能について考察している。長名大地(おさな・たいち)
東京国立近代美術館 主任研究員。 - 主催
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東京国立近代美術館
- 後援
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シュルレアリスム美術を考える会
JSPS科研費研究課題「シュルレアリスム美術における展覧会の機能に関する総合的研究」(基盤研究(C)22K00182) - 注意事項
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- 参加無料(観覧券不要)。
- 講演の撮影、録画、録音はお断りしております。
- 内容や日時は都合により変更となる可能性があります。あらかじめご了承ください。
- オンライン配信およびアーカイブ配信はございません。