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アーティスト・トーク 第8回 2006.11.10 鷲見和紀郎(彫刻家) 

第8回アーティスト:鷲見和紀郎(彫刻家)

要観覧料、参加無料、申込不要

ギャラリー内で当館のコレクションを前に、作者ご自身にお話をうかがう「アーティスト・トーク」。8回目となる11月10日(金)は、彫刻家鷲見和紀郎(すみ わきろう)さんをお招きします。
鷲見さんは、1970年代のデビュー以来、ブロンズや石膏、ワックスといった多岐に渡る素材を用いつつ、一貫して「彫刻」の本質について思索を重ねてきた稀有な作家です。

今回2階所蔵品ギャラリーにおいて、鷲見さんの作品を計3点展示します。絵画的な表面性と彫刻的な量塊性が共存した立体作品《Work M-5 対岸》(1986年)。そして「彫刻的空間の中でいかに形を獲得するかという古典的命題」に取り組む中で生まれた、石膏の美しい白さが印象的な近作〈ダンス〉シリーズから《ダンス‐4》(2001年)と《ダンス‐6》(2002年)。

これらギャラリーに並ぶ作品を中心に、鷲見さんがかつてアシスタントとして働いた「耳」の作家、三木富雄との関係について、あるいは愛してやまないジャズについてのお話なども交え、作家の関心や創作の秘密を語っていただきます。

夕刻からの開催になりますので、みなさまぜひ、竹橋までお越しください。

鷲見和紀郎
《Work M-5 対岸》
1986年
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